豊かになりたいと願うときに、『豊か』という言葉を吟味してみよう。

楓コンサルティング代表の小暮貴恵です。
いつもお読みいただきありがとうございます！

コンサルをしているとよく聞く言葉があります。そして私自身もよく使っていました。それは『豊かになりたいです！』という言葉です。とても便利な言葉でしたというと言葉に失礼だなと思うくらいに自分を誤魔化すのに、最高の言葉だったのです。

なぜかというと、豊かになりたい！豊かさを目指しています！というとなんとなくかっこつきましたし、ヴィジョンがあるような気がして言葉のニュアンスに酔いしれていました。さらに、具体的に未来に『やりたいことがない』私は、なんとなく『やりたいことがある風』に伝えられることに一時的な安堵を求めていたのです。ここから先は聞かれたくない、つっこまれたくないという私自身の弱さでもありました。

今はこう思うのです。『豊かになりたい！』だけでは、何も伝わらないということ。『それで、どうなりたいの？』と自分の心にもう一歩踏み込む勇気が人生を本当の意味で豊かに導いてくれたと思います。

以前、豊かさについて、こんな記事をかいていました。

私にとっての豊かさとはどれだけ生活を愛せるか？という日常生活がカギです。さらに今、思うことは、『自分がどう反応し、どう受け取るか？』という心のスタンスも豊かにつながっていると考えています。そのスタンスの中で常に本音で生きることが私の豊かさの心得です。

豊かになりたいです！では、あなたがどうなりたいのか分かりません^ ^なんとなく使うのに、便利だからという理由で、なんとなく豊かになりたいと思うなら考えてみるとよいでしょう。

豊かさとはいったいなんでしょう。辞書で引けば、言葉の意味は簡単に出てきますが、大切なのは辞書に書いてあることだけではなく、『自分がその言葉にどんなイメージを持っているか』です。

“豊か”になるためには、“豊かさ”を先に体感すること。体感するためには“言葉からくるイメージ”を大切にする必要があります。適当に『豊か』という言葉を使っていた時は、やみくもな努力に逃げ、向き合っていることを言い訳に現実にならない願いを正当化していたように思います。

豊かになろうと頑張ってはいたけど、豊かさを体感することと、頑張ることはかなり掛け離れていることに気づいてたんですね。頑張るほど豊かから遠ざかってるなぁと笑

そもそも豊かって“私にとって”なんなのだろう？とゆっくりゆっくり吟味していく中でたどり着いたのは『本音で生きる』『生活に対する愛おしさ』でした。どんなときも、本音であれることができたなら、毎日繰り返す生活が愛おしいと感じられたら、それは私にとって最高の豊かさでした。

ここから大きく物質的な豊かさが得られるようになったなぁと思います。精神的豊かさが調うことで、物質は芋づる式に収穫できるのです。豊かになりたい！と願うのも素敵ですが、その豊かさがなんなのか言葉にして、その言葉を日常の中で活かすことで豊かさに恵まれていくなと思うのです。

私の場合はたまたま、本音や生活が豊かさそのものだったのです^ ^あなたの豊かさは何ですか？ぜひゆっくりゆっくり豊かさを吟味してみてくださいね！ノートに豊かさをたくさん書き出してみることもお勧めです。

自分にとっての豊かさを明確にして、
楽しい人生を謳歌したいと願い人はぜひ、
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