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わが子をカンニング常習者にしないために

大手集団塾では一定数のお子さんがカンニングに手を染めてしまうそうです。
塾としては、それを注意することはしないようです。
そして保護者にお話しすることもないようです。

このような事態になってしまうと、成績と実力が乖離してしまい、志望校を決定するのにも判定は正確ではありませんし、当然ですが本番の入試でちょっと残念な結果にはなってしまうことが多いです。

カンニングをするのは成績が悪い子ではありません。
上位層の中に深刻な常習者が現れます。
親は気づかないことが多く、家庭では『良い子』だったり『自慢の娘(息子)』だったりします。
塾が保護者に指摘しないのはこのようなこともあり、話したところで「うちの子に限って!」と取り合わない方も多いですし、そういう目でわが子が見られているならば、退塾しますという方もいますし、見当違いな悪い噂をこれから入塾を考えている親に流布させます。

カンニングをして実力を嵩上げしたとしても、本番では実力相当にいくことになります。
まさかの不合格という悲劇の親子であると認識して、大学受験でのリベンジを誓う親子もいるようで、ちょっと心配になります。

でも、小学生でカンニング常習者になってしまったならば、その後その子が難関大学に進学する可能性はグッと低くなってしまいます。

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