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今すぐにできる波動の上げ方 小確幸編

「小確幸」は、私の好きな言葉の一つです。
文字通り「小さくてささやかだけれど、確かな幸せ」という意味です。

この言葉は、作家の村上春樹さんが造られた言葉だそうですが、とっても素敵な言葉だと思いませんか?
幸せという言葉を思い描いた時、つい壮大な夢をイメージしてしまいがちです。でも、この言葉はまさに、日常に溢れるハッピーに目を向けるということ。

例えば、お散歩していたら、クチナシの香りがして気分が良くなった、軒先で燕の赤ちゃんを見かけた、初めて行ったパン屋さんのパンが好みの味だった、などです。
人によっても全然違いますよね。

もっと細かく言うと、今日はいつもより寝起きが良い、窓を開けたら緑が綺麗、風が気持ちがいい、ということも幸せなことだと言えます。

そして、その小さな幸せに目を向け続けるとスピリチュアル的には波動が上がり、大きな幸せへと繋がって行きやすくなります。
これは多くの方を鑑定してきた私が体感していることで、本当のことなのです!

例えば「素敵な人と結婚する」という幸せのイメージがあったとして、現実には、出会いすらない状態だったとします。
そのイメージ上の幸せは、あなたが将来的には確実に手に入れられるもののはずなのですが、今すぐにではない。
そういう時「どうせ、無理だよ」とか「私にはできない」なんて、無意識に否定してしまう人は少なくないのです。

そういう気持ちが積み重なると、宇宙的には、あなたがまだその幸せを受け取る準備ができていない、と判断してしまいます。
プレゼントを届けにきたのに、お返事がない、玄関先に出てきてくれない。
そうすると「ご不在なのですね。それでは、また日を改めます」もしくは「送り主にお返します」となってしまうかもしれません。
それは、非常にもったいないことです。

どうすれば、そういう状態を避けられるのか。
それは「波動を上げ続ける」しかないのです。

けれども誤解していただきたくないのは、波動は上がったり下がったりします。
なぜなら、サイクルだからです。
なので、仮に下がったと感じた時にも、ショックを受けたり、苦しんだりしないでくださいね。

人間生きていれば、下がることは自然なことです。
そういう時こそ、小確幸を思い出していただきたいのです。

「でも、私の家の窓は開けたって良い景色なんて見えない」「何をすればいいのかわからない」と思ってしまっても、大丈夫。

それなら、素敵な景色が描かれたポストカードや1輪のお花を見える場所に飾ったり、綺麗な色のシャツを着てみてください。

ラグジュアリーである必要はありません。
小さな「綺麗」が目に入るたびに、いい香りがするたびに、ちょっと、幸せな気持ちになれるはずです。

ちなみに、私の仕事用デスクには、大好きな紫陽花や薔薇、猫ちゃんのポストカードを飾っています。どれも安価だったり、頂き物なのですが、お気に入りなので、幸せを確実に感じられます。

お気に入りを日常に取り入れ、それらを噛みめて、楽しんでみていただきたいのです。
わ〜可愛い!綺麗!とか、美味しい〜♡気持ちがいい〜♡という湧き上がる感情です。頭で考えないことです。

小確幸を探し出すと、あなたの周りにたくさん存在することに気がつくはずですよ。実は、幸せというものは掴み放題なのです!

無理にポジティブになろうとすると、疲れてしまいます。
疲れている状態での「ポジティブになりたい」という理想は、非常にハイレベルなことなのです。
その状態が続くと、理想に到達するどころか、何かを感じることすら難しくなってしまいます。

大切なのは、自然な気持ち。
その自然な気持ちを自然に上げるために、あなただけの小確幸に目を向けることから始めてみませんか?







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