見出し画像

イスラエルの看守に殴り殺されたパレスチナ人囚人/The Cradle

【イスラエルの看守に殴り殺されたパレスチナ人囚人】

- ガザでの戦争が始まって以来、イスラエルに拘束されて死亡したパレスチナ人はテール・アブ・アサブで6人目。-

2023.12.21

イスラエルの刑務所で囚人の釈放を待つパレスチナ人の家族と支援者たち(写真出典:Getty])


#イスラエル ・ハヨム紙が12月21日に報じたところによると、パレスチナ人男性が先月、イスラエルの刑務官に殴り殺された。

タエル・アブ・アサブは、イスラエルのケッツィオット刑務所に18年間収容された後、先月死亡した。

イスラエル当局は箝口令を敷き、今日までイスラエルメディアは彼の死のニュースを掲載することができなかった。

アブ・アサブは独房内で19人の看守に殴り殺されたとされ、彼らは暴行と傷害の疑いで尋問のために拘留されている。

アブ・アサブは、2005年の第二次インティファーダ中、占領地ヨルダン川西岸のナブルス近郊の検問所で、兵士を爆弾で攻撃するレジスタンス活動を試みた罪で投獄された。彼は検問所で爆発物のベルトを持って逮捕された。

先月イスラエルとハマスの交換取引で釈放された囚人の一人、マフムード・カトナニは、アブ・アサブが収容されていたのと同じ独房にいた。

972マガジンは、カトナニが語ったことを引用している:

「11月18日の午後6時、警備のカウント中に、(IPSの即応部隊ケテルの)部隊が部屋に侵入し始めた。

部屋には10人の囚人がいて、私たちはいつものように座っていた:

ひざまずいて両手を頭の上に置き、頭を下げた。突然、部隊は理由もなく私たちを襲い、警棒で殴り、蹴った。」

カトナニはこう続けた。

「殴打は激しく続いた。彼らは囚人タエル・アブ・アサブを床に叩きつけ、浴室近くの隅に引きずり込み、頭や体を数分間殴り続けた。

そして、頭から大量に流れる血にまみれたサエルを残して、彼らは部屋を出て行った。

私たちは彼に近づき、彼の心臓が止まっていることに気づいた。

私たちは彼を部屋の中央に引き寄せた。

私たちは毛布で彼を覆い、看護師、看守、同じ部隊のメンバーが部屋に到着するまで1時間半、看守に向かって叫び続けた。」

とカトナニは続けた。

(了)

引用元

いいなと思ったら応援しよう!