見出し画像

デンマーク、パレスチナの国家承認を否決

【デンマーク、パレスチナの国家承認を否決】

- コペンハーゲンの決定は、欧州の3カ国がパレスチナ国家の正式承認に踏み切ったことに続くものである。-

News Desk
2024.05.29

(Photo Credit: AP)


#デンマーク は5月28日、#パレスチナ国家 を承認する提案を拒否し、必要な条件が整っていないという政府の立場を強化した。

コペンハーゲンの決定は、ヨーロッパ3カ国がパレスチナ国家の正式な承認を発表した後に行われた。

パレスチナ国家を承認する法案は、2月下旬に左派4政党によってデンマーク議会に提案された。

オルタナティブ党の議員サシャ・ファクセ氏は、パレスチナ国家を承認することが西アジアで永続的な平和を実現する唯一の解決策であると述べた。


「デンマークの政治家の大多数は、2国家解決なしに中東に永続的な平和はないことに同意している」

とファクセ氏は議会で述べ、承認は一般のパレスチナ人に権利を与える手段であると指摘した。


4月、ラース・ロッケ・ラスムセン外相は、デンマークは単一の機能する権威と領土に対する統制を欠いているため、パレスチナ国家を承認できないと述べた。

「前提条件が整わないという理由だけで、パレスチナの独立国家を承認することはできない」とラスムセン氏は述べた。「この決議を支持することはできないが、支持できる日が来ることを願っている」


ラスムセン氏は火曜日の討論には出席しなかったが、デンマークがいつの日かパレスチナ国家を支持できるようになるとの希望を共有した。


火曜日、アイルランド、ノルウェー、スペインは、パレスチナ国家を正式に承認すると発表した。

スペインのペドロ・サンチェス首相は国民に向けたテレビ演説で、「これは、イスラエルとパレスチナが平和を達成するのを助けるという唯一の目的を持つ歴史的な決定だ」と述べた。

アイルランドのサイモン・ハリス首相は、パレスチナ国家の承認を正式に承認する閣議の前に、「これは重要な瞬間であり、他国が二国家解決を悲しいことに爆撃で消滅させようとしているときに、国として二国家解決の希望と目的を生かし続けるために実行できる実践的な行動があるというシグナルを世界に送っていると思う」と付け加えた。

(了)

引用元

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?