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アメリカ中央司令部、イスラエルのヌセイラット虐殺に使われたアメリカ建設のガザ港を否定

【アメリカ中央司令部、イスラエルのヌセイラット虐殺に使われたアメリカ建設のガザ港を否定】

- 4人のイスラエル人捕虜を救出する軍用ヘリが、ガザ・パイの現場の海岸から飛び立った。-

News Desk
2024.06.09

2024年4月26日、地中海のガザ沖で、RRDF(Roll-On, Roll-Off Distribution Facility)を組み立てる米軍兵士。
(写真クレジット:US Army via AP)


#アメリカ中央軍 (#CENTCOM)は6月9日、少なくとも274人のパレスチナ人を殺害し、4人のイスラエル人捕虜を救出したヌセイラート・キャンプでのイスラエル軍の作戦で、ガザ沖に米国が建設した桟橋が使用されたことを否定する声明を発表した。

#イスラエル が桟橋を使用した証拠は、イスラエル軍兵士がソーシャルメディアで共有したビデオにあった。 ビデオには、捕虜を救出するために使われたヘリコプターが、桟橋のあるガザ・ビーチから離陸する様子が映っていた。

「人道的桟橋施設は、その設備、人員、資産を含め、本日ガザで行われた人質救出作戦では使用されていない。

施設の南側のエリアは、イスラエル軍が人質をイスラエルに安全に帰還させるために使用した」

とCENTCOMはソーシャルメディアサイトXに投稿した声明で述べた。


「そのような反対の主張は虚偽である。ガザ沿岸の臨時桟橋は、緊急に必要な人命救助の追加援助をガザに運ぶためだけの目的で設置された」

と声明は付け加えた。

しかし、桟橋はわずかな人道支援しか提供しておらず、アメリカ当局はイスラエルの救出作戦を支援したことを認めている。

これは、アメリカが土曜日の軍事作戦やイスラエル軍が行う可能性のあるその他の作戦を支援するためにこの港を建設したことを示唆している。

ジェイク・サリバン国家安全保障顧問は、救出作戦に関する声明で、

「アメリカは、アメリカ国民を含むハマスに拘束された人質の解放を確実にするためのあらゆる努力を支援している。これには、現在進行中の交渉やその他の手段によるものも含まれる。」

と述べた。

先月末、悪天候で桟橋が損壊し、援助が中断された後、アントニオ・グテーレス国連事務総長の報道官を務めるステファン・デュジャリック氏は、イスラエルによって封鎖されていた陸路の開通を、桟橋で「代替することはできない」と述べた。

約97台の救援トラックが桟橋に到着したが、ドゥジャリック氏は「これは私たちが実際に必要としているものに比べればほんの少しの増加に過ぎない」と語った。

(了)



【参考記事】

【ヌセイラット虐殺の経緯】

イスラエルは、米国が建設した『人道的桟橋』を利用して、イスラエル軍兵士の部隊を潜入させた。 兵士たちは人道支援トラックに乗り込み、ヌセイラット難民キャンプに向かった。

一旦中に入ると、彼らはパレスチナ人に発見され、その結果、イスラエルはノンストップで空爆を行い、兵士たちは中央市場内で発砲し、210人以上のパレスチナ人を殺害し、数百人を負傷させた。

「人道的桟橋」は、占領、暗殺、虐殺の桟橋であることが露呈した。

アメリカ人はどんなことがあっても信用できない。飢えと飢餓に苦しむパレスチナ人を助けるという名目で建設された人道的桟橋が、実際には彼らを虐殺するために使われたのだ。

アメリカの植民地的蛮行は、日に日にその恐ろしさを露呈している。


引用元

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