私の変な不妊治療 その10「アホの結果と恥の場所」

ご覧くださりありがとうございます。

ここでは不妊治療で感じた、さまざまな(マヌケな)ことを書いています。

先日のことです。いつものように尻に注射を打たれに行くと珍しくなかなか呼ばれません。毎日注射というとハードルが高く感じますが、診察がないので実は10分程度で医院を出られるのです。

「混んでるからかなー」とのんきに構えて40分。やっと呼ばれていったのは診察室。「超音波検査です」ええー?

「今日は検査の日ですよ」

「ああっすいません今日でしたっけ!!すっかり忘れてました!!」

大切な検査をすっかりすっかり頭からぶっとばしていました。もちろん予約時間より遅刻。

今回の超音波検査は、卵巣の中で卵がどれくらい育ったかなーとのぞいてみる、モチベーションのあがる大切なイベントです。手帳には翌日と記されていました。そもそも間違ってる…

やさしい先生にいつもと変わらぬ様子で診察され、無事に終了。

アホになってる患者さんに慣れてるのかな…そうだといいな…と自分を慰め帰宅しました。

その夜。風呂に入るため衣服を脱いでいて、再びのショックが私を襲いました。ムダ毛!!!!!

こんなフサフサした足さらしたんかい!!

検査前にするムダ毛の手入れ。今回はそのひまがなかった…。

妙齢の女性は医者の前で肌をさらす機会が増えます。最初は恥ずかしかったけれど、お医者様の事務的動作に何かを感じるうち、どんどん恥と思わなくなりました。「お医者さまだけじゃなく、ここにいる看護師さん全員に私はおまたを見られているのだな…」と考えてもシュールな笑いがでるだけです。

だけど毛は恥ずかしい~!!!!

ものすごい恥ずかしいうえ、大変失礼をしてしまったと感じる。陰部をさらすより恥ずかしく感じるなんて、女とは不思議な生き物だなあと苦笑いしました。まあホルモン剤のおかげで(アホだから)すぐ忘れますけど。