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ゆっくり読みたい人のためのPHPカンファレンス福岡2024 #phpconfuk

最近PHPカンファに参加し始めているぷらなりあです。
6/22(土)に開催された、PHPカンファレンス福岡2024に参加したので、
振り返りも兼ねてブログを書いていきますv(^v^)v
これは長いバージョンなので、
忙しい人はこれから上げる予定の
"忙しい人のためのPHPカンファレンス福岡2024" を
読んでくださると嬉しいです。

今回一番伝わってほしいのは、
カンファレンスは楽しい!!
"カンファレンスに興味出てきたかも"
に変容して、行動まで移してほしい!!!
ということです!
この記事では、どんなことがあったのか
という具体的な話を書きまくっています。

注意:今回の記事は技術に関する話がうっすいです!


参加したきっかけ

今年の3/7(木) ~ 3/9(土)に行われたPHPerKaigi2024。
そこで私はとある人と出会いました。
そう、PHPカンファレンス福岡実行委員長のビキニキさんです。
「ANAで航空券セールやってるから行こうよ!!」
と誘われ、まぁ近いし、色々技術の話、キャリアの話とか諸々を
聞きたいなぁとノリと勢いでその場で飛行機を取り、
PHPカンファレンス福岡に参加することになりました。
ぷらなりあのPHPカンファレンス福岡参加は、
3月に確定していたのである、、、

前日

授業を終わってすぐに空港へ行き、飛行機に搭乗。
福岡に着くと、電車のためにRTAが始まります。
(搭乗2時間前に保安検査場通ったのに荷物が届かないのである…)
祇園のビジホに到着後、ラーソーメンに行こうとしたが、
知り合いと合流できず撃沈…
その日は会場向かいのラーメン屋に行き、福岡を感じて(?)
一日を終えました。


当日

当日はまずは朝カフェへ。無事明太子とチーズで優勝してきました。

そして会場へ。
名札が存在していました!やったね!
正直、プロフィール書くときに内容で迷いがちなので、
すっごい助かりますね。
また、NoDrinkerを作ってくださった運営の方々へ感謝申し上げます…
(1個だけわざわざ作ってくださったらしい)

そして始まる開会式。
月間PHPカンファ*¹が再び始まった。
オープニングで福岡の紹介、スポンサーの方々の紹介が
動画で流れていたのが最高でした。
しかもクオリティめちゃ高い。めっちゃ良いオープニングでした。
(*¹月間PHPカンファ: 最近、毎月PHPカンファレンスが開催されているということを示している。)

始まって、まずは
きんじょうさん(@o0h_)の "SPLから始める「データ構造」入門" へ。

「なにをしたいのか」に「なにをするのか」 && 「なにをするのか」に「なんであるのか」を合致させる

https://speakerdeck.com/o0h/phpconfuk-2024?slide=30

いやぁとてもわかりやすかった。
という部分が言語化されて、ただのデータ構造の紹介ではなく、
"なぜ使うのか"、"どういうふうに使うのか"、"直感的なのか"
という、根本的な部分に焦点を当てて説明していたのが
良かったなぁと。
目的や、"なぜ?"を明確化させることが設計上大事であることを
改めて認識できました。
(競プロや個人開発でデータ構造はマスターします…!)


次は、
スタヰルさん(@stwile871)の "FatControllerは悪か? ~光のFatController・闇のガリController~" を聞きに行きました。

Fatコントローラは状態であり、救える
Thinコントローラの中にも悪いやつがいる
野放しにしないで、早めに整理しよう

https://speakerdeck.com/stwile/fat-controller-hae-ka-guang-nofat-controlleran-nogaricontroller?slide=73

Fatコントローラは悪だと思っている派閥ですが、
良いFatコントローラが存在する(?)のはびっくりだなぁと思いました。
ケースバイケースかぁ。。密結合は結局良くないよなぁ。。。()

また、この話を聞いて、あすみさんのprivateメソッドの話を思い出しました。(記事:https://asumikam.com/entry/2024/03/03/211950)


スタヰルさんの話を聞いた後は休憩時間。
スポンサーブースへレッツゴー。
コーヒースポンサーとして、ラッコ株式会社さんが協賛しているらしく、
無限コーヒーがありました。(PHPカンファレンス沖縄でも作りたい…)
コーヒー美味しい。ウーロン茶もあったのがより嬉しいですね。

また、VADDYさんや、ホライゾンテクノロジーさん、
Fusicさんといった方々と、会社のお話から福岡のおすすめのスポットまで
楽しくお話することができました。
他にも、今回もどうやらPRTimesさんが
PHPerチャレンジをやっていたみたいです。
(行きそびれたぁぁぁぁ…)

ホライゾンテクノロジーさんのブースでの写真。よさげ。

そして、やまとさん(@yamato_sorariku)経由で
知り合ったmiioさん(@ayako119)ともエンカウント。
やっとお会いできて嬉しい!!
カメラの画質とか機材にこだわっているのをすごく感じましたw

miioさんとツーショット。カメラレンズも変えていただいた。


スポンサーブースでゆったりしたあとは、
長谷川さん(@tomzoh)の "なぜキャッシュメモリは速いのか"
を聞きに行きました。

Q.なぜキャッシュメモリは速いのか
A.速くないとキャッシュメモリとして用をなさないから

https://speakerdeck.com/tomzoh/why-is-cache-memory-so-fast?slide=15

キャッシュメモリがなぜ速いのか、という部分を深堀りして、
ハードウェアの話や、SRAMとDRAMの違いを理解して、
SRAMがキャッシュメモリの近くに設置されているから速い
ということを具体的に理解できました。
長谷川さんの場合、この発表のだいぶ後にあった
フリースタイル登壇の方でおまけの話を聞けたのも良かったなぁと。
というか、おまけがメインになるくらい面白い内容でした。
Macのメモリの配置の話、分岐予測の話、Spectre/Meltdownの話をそれぞれメインにして、2つトーク入ればよかったのでは…?とずっと思っています。


長谷川さんの話を聞いた後はお昼休憩へ…
PHPerの方々と会場横の "ウエスト" に行きました。

ウエスト、周りを見渡すとほぼPHPer。
めっちゃうどん美味しかったです。
うどんといえば香川だと思っていましたが、
福岡も負けていなさそうだなぁと思いました。
(なお、まだ香川は行けてない模様…)

また、昼休憩では高専キャリア繋がりで、りやさん(@tkstriya)とエンカウントしました。高専キャリア内でやりたいゲーム開発の話や、学生の頃の話など、いろんな話を聞けたのは非常に良かったなぁと思います。


昼休憩が終わったら、そーだいさん(@soudai1025)の
"書き込み処理をスケールさせるために必要な非同期処理の基本と考え方"
を聞きにいきました。
スケールアップをする上で、コントロール整備やパーティションの話の基礎を聞くことができました。
垂直分割、水平分割といったアーキテクチャのお話もありましたが、
どう分けるかの勘所を体験として理解できていないため、
インターンで技術部門にも少しづつアサインしていって学んでいきたい
思いが強まりました。
個人でも、まずはDBのqueueとパーティションを学ばねば…


そーだいさんの話が終わると、
LTアワーを聞きにいきました(ほぼ終わりかけだったけど…)
uzullaさんではないudzuraさん(@udzura)の、
"Marpはいいぞ" を聞きに行きました。

html形式っぽくスライドを作成でき、
wasmによって動的に操作できるのはすごいと感じました。
次回のLT発表時はこれ使いたいなぁと。
また、技術的にレンダリングやアクションなどその他諸々で、
スライドにアクションをするとAPI叩いてwebページが動的に変わり、
"~発表中~"となるのも面白そうなので、
自分のhpに組みこもうかと思っています。
ぼっちハッカソンで開発する予定です。


スポンサーブースへ向かう途中に、高専キャリアの去年の夏イベントで
お会いした、やしきんさん(@yashiki0520)と、
ことみんさん(@kotomin_m)と再びエンカウント!!
夏以来に私を含む3人が揃い、とても懐かしい気持ちになりました…!
高専勢も技術カンファレンスに参加しているので、
ぜひ高専の皆さん、カンファレンスで会いましょう!!!


udzuraさんの話を聞いた後は、再びスポンサーブースへ…
まずはPixivの方々とお話をしに行きました。
PHPで書かれているサービス多いし、アクセス数もすごい。
トラフィックとんでもないことになっているかと思いますが、
それを保守・運営しているPixivさんの技術的な強さを感じました!


Pixivの方々と話した流れで、さやかさん(@harukasan)とうなすけさん(yu_suke1994)とruby界隈の話をしました(?)
なぜPHPカンファにrubyistが集まるのかは技術界隈七不思議の一つかもしれませんが、高専関連の話、学生支援の話、イベントで会場が取れない話、鳥取県ではRubyが地場産業だという話など、Rubyに関する会話が生まれたのも良かったなぁと思っています。
また、技術関連の話が出たときに、
"あ!これRailsチュートリアルでやったやつだ!"
となっていたので、Railsチュートリアルはweb技術における進研ゼミなんだなぁと感じました。Railsチュートリアルはイイゾ。


はるかさん、うなすけさんとお話した後は、
Cybozuさんのブースへ。
PHPerKaigiでお会いした、とみおさん(@tomio2480)がCybozuに所属していることを今回のイベントで初めて知りました。なんで気づかなかったんや…
ブースで社員の方々と話した後、とみおさんとガチ進路相談をしていました。いろいろ計画を練った結果、Cybozuラボユースに出してみるのが1つの手であるという結論に達しました。
(参考:https://labs.cybozu.co.jp/youth/requirements.html#system1)
これからのキャリアの積む段階を具体的に相談でき、
すごく助かりました。学生がカンファレンスに参加するメリットは、
今回の例のように、進路の相談ができることもあるのかなぁと
個人的には考えています。(相談する人にもよりますが…)


とみおさんとの話が終わった後は、
Alterboothさんのブースへ。
Github公式パートナーであることにすごいびっくり。
カジュアル面談も申し込みできてすごい嬉しみ。
こんなふうに、企業の方に直接話ができて繋がりを作りやすいのも、
カンファレンスに参加する強みなのかなぁと個人的には思っています。

Alterboothさんのステッカー。かっこかわいい。


Alterboothさんとお話した後はLTへ。
LTではこいほげさん(@koyhoge)と長谷川さんがコメンテーターになって、
LT後にコメントをしていました。
コメンテータをつけると、話題が広がるのがとても良かったなぁと思います(これもPHPカンファレンス沖縄でやりたい)

まずはhappyさんの "PdM から見た「スーパーエンジニア」の思考と行動"
からスタート。

スーパーエンジニアの思考と行動
1. ビジネス職と価値を創る
2. 他のエンジニアと価値を創る
3. 自身の提供価値を磨いて適用する

https://speakerdeck.com/happy_imafuku/thoughts-and-actions-of-super-engineers-as-seen-from-pdm?slide=56

スーパーエンジニアとはなにか、という部分が言語化されていて
「エンジニアとはなにか」ということを改めて見直すことができました。
特に、WhyとHowを日常的に行っているということがエンジニアとして
最も必要とされる要素なのだと感じました。


続いては、すざきさん(@820zacky)の "【超特急】SQLアンチパターン総おさらいLT"。
テンポよくアンチパターンを説明していました。
"SQLインジェクションは飛ばします!" とか "パスワードを平文で入れない"
など、事故の原因につながることをうまく言語化していました。
やっぱりRailsチュートリア(以下略)
をやったほうが良いなぁと実感。


その次はmiiyuさん(@miiyu_NU)による "FuelPHPからLaravel移行が遂に終わった!最初にやっておきたかったこと5選"。

技術的負債ごとリプレイスしないように気をつけたいと思いました。。。
おかしょいさんの腐敗防止層の話(以下添付)にも繋がりますが、
バージョンアップやフレームワークの切り返し時に必要なのは、
フレームワークや各バージョンへの理解はもちろんのこと、
概念や理論、プロダクトの設計思想がしっかり考えられているか
という部分が重要なのかなと感じました。
(うまく言語化はできていませんが…)


次はシャチ子さん(@shachi_daikon55)による、
"ゼロから始める型安全なGraphQL開発"。

・GraphQL+Typescriptは、すごく簡単に型安全なAPI連携ができる
・Laravel + Lighthouseはスキーマの解決が楽。記述量が少なく済む
・GraphQLの開発は一度仕組みを整えると改修がほんとにしやすい

https://speakerdeck.com/shachi_daikon55/serokarashi-meruxing-an-quan-nagraphqlkai-fa?slide=85

GraphQLの開発、RESTよりやりやすそうではあるなぁと感じました。
知り合いがGraphQLを割と使っていると聞くので、
個人的には使用してみたいではあるなぁという感じです。
型安全と記述のしやすさは初心者である私もやりやすそうな感じがするので、良いきっかけになりました。


次はNobleNomadさん(@NobleNomad41)の
"凝集性から考えるLaravelのmiddleware、routingに書くか? Policyに書くか?"

Entityごとに対する操作で認可行う

https://speakerdeck.com/newnomad/ning-ji-xing-karakao-erularavelnomiddleware-routingnishu-kuka-policynishu-kuka?slide=39

ん~…
クリーンアーキテクチャがよくわかっていないのでなにもわからん…
となっていましたが、この記事を書いている途中に勉強して
なんとなく理解できました。
クリーンアーキテクチャっぽく書くなら
変更を加える前に認可を行うのが動作の流れとして適切なのかなぁと感じました。勉強する機会にもなってカンファレンスはとても良きですね。


そして最後のLTはことみんさんの
"倒して、倒して、倒しまくれ!―PHP&Laravelのバージョンアップの戦い"

明日から君もバージョンアップの旅をたのしもう!

https://speakerdeck.com/kotomin_m/dao-site-dao-site-dao-simakure-php-and-laravelnobaziyonatupunozhan-i?slide=119

このスライドの話がPHPカンファレンス福岡のほぼ二日前に解決したという話を聞いて、本当にびっくりしました。。
また、現場だとPHPはDockerで
環境を立ててやることが多いんだなぁと実感。
環境の変更をするときの参考にしたいなぁという思いになりました。
個人的にはOSがUnix系列ならshellを走らせて環境のバージョンアップをしてみるのも良いのかなぁということも考えました。今度比較してみます。


ということでLTも終わり委員長によるクロージングへ。
割と爆速で時間が過ぎていきました。

なんと、カンファレンス初参加者の方々も多く、
学生も割合高でした。
すごい、これが委員長含むPHPerの巻き込んでゆく力かぁ…
そしてスポンサー、運営、参加者によってカンファレンスは支え続けられているから成り立っていて、
参加者がブログを書いたり、発信することで
"カンファレンス興味出てきたかも" というネクストアクションまで
つなげていくことが大切なことなんだとわかりました。
だから、「Blogを書くまでがカンファレンス」ということなのでしょう。

無事閉幕し、大きな拍手が終わった後で、
次は懇親会です。

懇親会、とても有意義になりました。
ごへいもちさん(@)やNatsukiさん(@)とお会いしたり、
PHPerKaigiであまり話せなかったまきまきさん(@)
やどりーさん(@)とお話ししたり、
今までお会いした方だけでなく、今回初めて知り合った方々とも
楽しい時間を過ごすことができました!
さらに、次回以降のPHPカンファレンスが告知されてました!


そして懇親会が終わった後は二次会へ…
なんと公式(?)二次会があったらしいのですが、
存在に気づかず、情弱(?)になっていました…
というか、connpassでも、Twitter上にも情報が乗っていないのは
気づくわけがないのでは…
すると、情報を見逃した情弱(?)の方々で集まって、
別で二次会に行く事になりました。
PHPカンファレンスあったけぇ…

二次会では、将来、私がフロム・ソフトウェアで働きたいという話に関する相談ができたり、
プログラミング老人会の話を聞けたのがすごい楽しかったです。
↓こういう話や、

フロッピーディスクの話、
jpegをrarファイルに分割して送信していた話、などなど
今の私達がどれだけ恵まれている技術環境にいるのかが
わかりました。にしても面白かったから、
こういう話を授業でやってくれないかな…(多分誰もわからない)

ということを話して、二次会の途中で抜けてホテルへ帰還。
その後は今やっているコンテストの企画書について会議をして、
当日が終了しました。

後日

ここからは特にカンファレンスとは関係ない後日譚です。

後日は、朝一番に櫛田神社へ御朱印帳を買いに行き、その後に旧役所跡に行きました。
なんだかんだカンファレンスやイベントの度に神社と公園に行っているんだなぁと実感。

その後に、ShinShinラーメンへ行き、またもや無事優勝しました。

優勝後は福岡空港に向かい、通りもんを買って帰宅。
とても濃密な3日間となりました。

まとめ

今回のPHPカンファレンス福岡では、以下のことができました!
・より広くコミュニティの方々と知り合うことができた
・これからのキャリアの方向性を明確に考えられた
・設計分野の知識を知り、更に学ぶきっかけになった
・PHPに限らず実装の話を聞くことができた
・豚骨ラーメンで優勝した

また、今回は心残りなのは、
・Techtrainのスーさんとお会いできなかったこと
・ラーソーメンを食べ損ねたこと
ということです。

技術カンファレンスはやはり何回参加しても新しい発見があり、
コミュニテイを広げることもできるので、
これからも参加できる距離なら行きたいと思います!
最後に、カンファレンスはイイゾ!!!!!!


宣伝

最後に宣伝です。
PHPカンファレンス沖縄2024が、9/28(土)に開催されます!
私はスタッフとして運営に参加します!
皆さんのご参加、楽しみにしております!
また、私と同じ学生の方もお待ちしております!!

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