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【現場に必要なのは理屈ではなく共通テーマ】

僕を知っている方はご存知かもしれませんが、僕は病院清掃に36年携わり、現在は国内外問わず清掃の現場で直接の指導も行なっています。

先日も中国の深圳の病院での指導を無事終える事ができました。
訪中では、現地の皆さんのサポートが不可欠で、全力で仕事に向かえる環境を提供してくださっているスタッフの皆さんにいつも感謝しています^^
中国の皆さんとも、ここから更に成果に繋げる動きをしていきます。

さて改めて。
病院清掃に36年携わっている僕が、指導の中で最も心がけている事があります。
本日はその事についてお話しいたします。

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見えないけれど確実にある壁
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病院清掃の現場には、様々な人や役割が存在します。
患者様や医療従事者、病院関係者といった、清掃をする私達以外の方が常に混在しています。
私たちはお客様に、健康を守る環境整備を提供するわけですが現場では多くの場合、病院関係者の皆さんと清掃スタッフに壁があり最大の効果を出せていない現状があります。

清掃の知識や方法を指導するだけではなく、この現状を解消していくことをとても重要に感じており、僕の指導の中では〝笑わせること、笑わせてもらうこと〟を軸においています。

より成果を出せる現場にする為には、壁を変化させたり解消させたりしていく必要があるのです。
見えないけれど確実にあるこの壁を超えていくことを伝えています。

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笑わせること、笑わせてもらうこと
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訪中の話に戻りますが、
海外で仕事をする時に発生する問題として言語が違うという事があります。
僕も通訳さんに任せたり、デジタル機器を駆使したりしますが、それぞれの言語が違うからこそ、共通言語が必要になります。

私の指導の中では〝笑わせる、笑わせてもらう〟という状態を共通言語とします。
国が違うことで生まれる言語の壁を超え、
現場に一体感がうまれます。

これと同じことが日本の病院清掃の現場でも不可欠なのです。

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現場をつくっていく時に必要なのは理屈ではなく共通テーマ
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いい現場、働きやすい現場にしていく為には
清掃スタッフ間だけの内向きなアプローチではなく、病院関係者も一緒になった共通語という名の共通のテーマを持つと良いです。

私の指導では笑いをテーマにしていますが、わかりやすいもので言えば
・感動の数を増やす
・ありがとうの数を増やす
といった事。

生き生きと働ける現場で成果が出ないわけがないのです。

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壁を超えた先にあるもの
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その場にテーマに基づいたアクションが起こった時、
そこには喜びの景色が広がり、一体感、共有できる喜びと言った多幸感に溢れます。

このような現実を積み重ねることで未来を諦めない力がついていきます。
このような力を持つ清掃スタッフの提供する環境整備が
必ずや患者様の笑顔や安らぎに繋がっていくと信じて取り組んでいます。

だから僕は
今日も現場で学び、現場を活かし、本気で仕事をする一人一人に感謝を抱きながら歩んでいます。

皆さん引き続き未来に向かって全力で歩んでいきましょう!
ぜひ皆さんの現場の声も聞かせてくださいね、よろしくお願いいたします^^

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