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中国拳法の秘術 発勁とは 4

それは、近代科学やスポーツ理論などでは、

ありえない現実ともいえますが、かつての
中国武術や日本の古武道の名人、

達人の逸話を耳にすれば決して荒唐無稽な
戯言ではないと頷けるでしょう。


そんな発勁ですが体得方法は一般的な武術
や格闘技、

 スポーツなどとは大きく趣を異にし、

身体の内部の鍛錬を重視していく修行体系
になっています。

そのメソッドは内功法や内勁、気功法とも
称され特殊な呼吸法や経穴、

経絡学の知識を伴った「非常に高度で緻密
な体系」
となっているんですよ。


しかし、この様な内功的な鍛錬法は発勁独
自の専売特許でなく、

仙道やヨガ、禅や日本の古武道等でも非常
に重視されてきました。

特に仙道では錬丹法と称し、不老不死や神
通力の修得を目指していく過程で、

身体の内部「つまり丹田や経絡の開発が必
要不可欠である」

という理論の到達に至ってます。

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