見出し画像

再雇用前に会社を辞めました! -160-

<シニア新入社員奮闘記>
 こんにちは、ケロヨンです。
先回は1月から業務委託契約した人材派遣会社B社としての顧客訪問とB社の予算作成会議の事を書いたけど、今回は2回目の予算作成会議の様子と嘱託雇用契約しているT社での営業活動の様子を書こうかな。
 B社の2回目の予算作成会議は昨日(1月26日)あったんだけど、今回は新規顧客獲得の為の営業戦略を決める事が主な目的だった。
現在B社から顧客に派遣している人数は241人なんだけど、損益分岐点は260人と言う事が分かっている。来期(2024年4月からスタート)を順調に開始するには今年の3月31日までに派遣人数を260人以上にする事が喫緊の課題となっていて、先ずはそれをどのように達成するか?を議論したんだよね。
 B社の営業統括責任者に
「現在新規営業先で受注の確率が高そうな顧客は何社あるの?」
と質問したところ、4社、との事。
その内の2社は俺が紹介して面談した顧客だったので、彼らの営業活動で新規有望先は2社しかないんかい、って突っ込みたくなったよ(涙)
しかも彼らが見つけて来た会社の2社の内の1社は俺が勤めていた総合商社の子会社で、そこの現在の社長は総合商社時代の良く知っている俺の同期だった。そこの社長のOくんとは今度ランチを一緒に食べようと約束していたので世間の狭さにちょっとびっくりした。
 結局俺が紹介した2社と彼らが見つけて来た内の1社の合計3社は俺の影響力で受注を増やす戦略になってしまう流れになりそうなんだが、俺としてはもうちょっと彼らに営業力を上げて貰わないといけないと思っているので、俺と関係ない顧客を増やす為にどうするか?を真剣に考えなくちゃいけないんだよね。
 どうも彼らの営業活動のやり方を聞いていると、兎に角直ぐに諦めてしまう傾向が有る事が分かって来た。潜在需要が有りそうなのに、ちょっと素っ気なくされただけで直ぐに諦めてしまう。
 B社次期社長のS取締役もそこは既に分かっていて、何故もっと顧客との商談で粘り強く出来ないか?を憂いていた。
 しつこく電話したりメールしたりする事が嫌なのは分かるが、顧客のキーマンとなる人達は忙しくて、人が必要になった場合はよっぽどの事情が無い限り既存良く使っていいる人材派遣会社に連絡してもわざわざB社に連絡する訳が無いって事が何故分からないのだろうか。
 昨日の会議では可能性が有りそうな顧客には素っ気なくされても何度もメールするようにお願いした。メールの内容も一辺倒ではなく、顧客が関心持ちそうな情報をちょっとづつ加えるなど工夫しないとダメだよと教えたんだよね。
B社は営業マンを育てなきゃ行けないので大変だけど、T社の営業活動は俺しか営業マンがいないので、自分のペースで仕事が出来て精神的には楽かな。
 ただ、最近大口の引き合いが期待できたある電機メーカーさんから、仕様が合わないとの事で失注が決定した。このような事はしょっちゅうあるので落ち込んでばかりいられない。このような場合はただでは転ばず、次の見込みのお客様を見つける為に失注したお客様にあるお願いを必ずしている。
「御社と同じような需要が有りそうなお取引先は有りませんか?」
と聞くようにしている。
 失注を俺に告げたお客様は少なからず「申し訳ない。」と思っているのでそこにつけ込む営業手法なんだよね。
こんな事は当たり前だと思っていたけど、B社の担当者は失注してもすごすごと帰ってきてしまう。
 まあ、この辺の営業手法に就いては次回書こうかな。

今週は都会でも雪が降ったね⛄


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?