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推しが入籍を発表した

おはこんばんにちは。
先日、私は初めて「推しの結婚」を経験した。
正確に言うと、応援している、羽生結弦選手の入籍の発表。
(※便宜上推しと表記しますがアスリートを推しというの、あまりしっくりはきてない。)

別に、初めてだからどうということはないのだけど、よく考えてみたら初めての経験だったし、せっかくnoteのアカウントを作ったのだからたまには自分の気持ちをしっかり綴ってみようと思ったのであった。

普段、Twitter(現:X)でアホなことばかりツイート(現:知らない)しているので、たまには真面目に文章を書きたいが、
性根からとにかくふざけている人間なので、最後までふざけずに書ける自信はない。
というかもうふざけている気がする。ダメだこりゃ。


8月4日、金曜日。午後11時11分のことであった。
私はその日、外食をしたのではち切れそうなお腹をさすりながら、いつものごとくTLを巡回していた。

推し、オタクの間ではツイ廃との呼び名が高いけれども、まあ当然オフィシャルのアカウントでそんなボコスカツイートはしておらず、
いつも通知が来るたびに「今日は何だ!?お知らせのRTか?!」などとなるわけですね。

その時はたまたま本当にTLをスッスッ…と見ていたので、リアルタイムで出てきて、「オッ、新たな投稿が!今日は何カナ〜?なにか報告のようだけど……」と、あまり深く考えずに読み始めました。


これは私の悪い癖なんですが、漫画でも普通の文章でも、流れだけとりあえず把握するのにサササーっと読んで終わらせるところがあるんですね。
ので、まず初め私が思ったのは、


ん?これ結局何の話?????


(いや読めちゃんと。)


落ち着いて読み直してみると、「入籍」の2文字が。
え、入籍って、私の認識している入籍で合ってる?

厳密に言うと入籍ではないみたいに言っている方も見かけたけど、あまり学のない私には気になる点ではなく、
つまり………「結婚したのか!?羽生結弦が!?」と、15秒くらい固まって、その後出てきたのはおめでとう!!!!!!!という、心からの祝福の気持ち。

興奮冷めやらぬままもう一度冒頭から読み直してみたら、

「私、羽生結弦は、スケーターとして、皆様の前で、滑り続けることを、誓います!」

ってコト………………………………!?!?!?!

だってしばらくスケートと結婚、というワードがトレンド入りするぐらい、スケートの話しかしていない…。
(おまけでプーさんと結婚)
今までもそうしてきたように、変わらずこれからもスケートを一生懸命頑張っていくよ、というメッセージ以外に何を受け取ればいいのか逆に分からなかった。
こんな入籍報告ある?いや、ない。(反語)



てか字ィ綺麗すぎ。

今更なことも言いますけど、この人、署名する時羽生結弦って書くんだ、めっちゃいい名前ですね。


多分ファンの中にはさ、淡い恋心みたいなものを抱いてて、もちろん叶うとかは微塵も思ってない上でね
ずっと応援してきて、そんな素振りすら見せてこなかった人が突然入籍を発表したもんだから、
心の準備もできてなくて、寂しさとか切なさが溢れているって人も一定数いると思うんだよね。
気持ちの整理にもきっと時間がかかるでしょう。



……………うん、そりゃ、そういう気持ちになる人もいるよね…
とは思うんだけど……………………


私も一応そういう気持ち、あるかな?と心の中隅々まで探してみたんだけど、全然…見当たらない。

で、なんで自分がそういう状態なのか色々考えてみたんだけど、
「月を見ている時」と状態として一緒なのかなぁと先日ぼんやりと考えてました。

いつも色んな形の月を見ていて、自分の心持ちによったり、その日の天気で見えなかったり、色んな見え方があると思うんですが、あくまで見えているのは「表側」で、裏側に回ることは絶対にできないわけで。
(月に例えてるけど、ここでは学術的な研究者たちは想定してないよ)
でも月が平面なわけではなく、裏側もあるということを我々はちゃんと知っているじゃないですか。


図解するとこう。(下手くそが!)

私のファンとしての立ち位置的ななにか

羽生さん、よく「羽生結弦」と、ご自分のことを別の存在として(でも最終的には交わってる)お話ししてるから、ほんと私が勝手になんとなくのイメージで即席で書いたやつ。のであまり深読みはしないでね。

「羽生結弦」を、羽生結弦たらしめてるのは何だろう?
まず一番初めに土台としてあるのはシンプルに人間としてこの世に生まれてきた「羽生家の結弦」(どなたかが使い始めたのかわからないけど見かけたので使用させてください)で、
スケートの原点もここにあるじゃないですか。
ただ好きで滑りはじめた小さな子供。

そこに、本人の思い、周りの人の思いや希望、活力、数々の戦績、その他数えきれない経験や視線が合わさって、時間をかけて我々の知る「羽生結弦」になっていったわけで。

今回の入籍の報告も、あくまで羽生さんがこれからも「羽生結弦」を見せていくために、「羽生家の結弦」という土台の中で1つの選択をしましたよ、
ということなのかなと私は勝手に受け取りました。
心を失くしてしまっては人に何かを届けるなんてできないですからね。

それは今までのことやこれからのことが「嘘」になるわけではないし、なんなら「羽生結弦」をまだまだやっていくつもりなんだな…え?これ、プロ2年目の決意表明じゃん…となったわけです。

(図解で見えない部分に入れてるのは、別に元々発表する義理は特にないのに、プロ転向時の某すっぱ抜き紙の嫌な記憶があるから、こういう世界に身を置いている人はどうしても報告が避けられない部分だったのかなという理由。つまり自分の口で、を大事にした結果かなという想像。)

これだけ誠実に、応援する人に向き合ってくれる人もそういないと思いますし、誠意には誠意で応えたいですね。

と、色々と書き連ねてはみたけど、もしかするとタイムリリース型で何かしら衝撃がくるのかもしれないし、こないのかもしれないし。

やっぱり「理解していても感情が追いつかない」ってことは人間だからあるしね、
そういう人はとりあえず無理はしないで、今は泣きましょう。

ただし、私は言い方とツールを間違える人は許さんぞおじさんです。
自分の気持ちの整理をつけることと、人を傷つけないことは両立できると思うナ❗️



そんな感じで私は発表後からここ数日をおめでとおおおおおおお!!!!!!とひとしきり騒いだあとは、のほほ〜んと、過ごしていました。凪。

だから、羽生くんがスケートや、その他のお仕事でのお姿をみせてくれるたびに、これは恋だわ…とか毎度毎度軽率に言ってたくせに、
「恋では…なかったのか……………………?」と、今チベスナ顔になっている。恋ではなかったみたいです。

でもこれからも見せてくれるアレコレに多分ときめきはするので、これは恋だわ、と引き続き声高に叫ばせてもらいます。
みんなでこれからも羽生くんに恋しよう。(?)


おわり。


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