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カリンバで「荒野の果てに」
クリスマスに向けてカリンバの楽譜を作ってみました。
ソロの楽譜ですが、主旋律と伴奏が追いかけっこになっているので、2人で弾くのも楽しいと思います。(伴奏は一番低い音だけでOK。)
楽譜1
後半は忙しくなるので、ゆっくり弾くのがコツです。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65252443/picture_pc_48fb1f92156022e16e6367449b646781.png?width=800)
楽譜2
こちらは音の数をできるだけ減らしました。ゆったり弾けるようになり、響きもスッキリしました。カリンバはこれくらい減らした方が良いのかもしれませんね。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65252446/picture_pc_e8d2248780bb2c989efff56ed23254d5.png?width=800)
クロマチック・カリンバで弾くときは、9小節と15小節のドに♯を付けてください。明るい響きになります。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65775271/picture_pc_1c4ce3fb037ae425270d9fb17433fa93.png?width=800)
荒野?
ところで「荒野の果てに」とはどんな歌なのでしょうか?
フランス語での原題である「 Les Anges dans nos Campagnes」とは、「我らが牧場(野辺)にて天使が」の意味である。
原題は歌い出しがそのまま曲名になっているようです。
歌詞を要約すると「救世主が生まれたと天使たちが歌っている。天の合唱に加わりなさい。」という感じ。東方の三賢者の旅を思わせるくだりもありました。
幸いなる村を捜し求めん
そが家にて、かの方の誕生を見し村を
かの方に心より敬意を奉らん
我らが心と声にて献げものを奉らん
これは、東の占星学者たちが星の導きで幼子イエスに会い、お香と薬と黄金を贈ったエピソードですね。「荒野の果てに」という邦題は、三賢者の旅に、エジプト脱出から40年も荒野をさ迷うことになったモーセの旅を重ね、ひいてはユダヤ人の長い試練の歴史を重ねているのかもしれませんね。
とりにえさをあたえるぼたん