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【重要】新電力バンク宇都宮北支部からのお知らせ【2022年6月第5週】

今回、重要なお知らせとなります。 
電力関係ご担当者様や経営者様は、是非ご一読頂ければ幸いです。 
 
先週、経済産業省・資源エネルギー庁より下記内容の発表がありました。 
経済産業省 電力料金の在り方について 
それに付随する新聞記事がこちらになります 
最終保障、市場調達を容認/契約急増で供給維持へ 
 
現在、電力の新規受付中止とそれによる最終保障供給契約の増加が問題と
なっており、 これまでは 
・最終保障供給の料金が是正された後、それを基準とした新メニューを
 各社が設定、 それによる新規受付再開。 
となる見通しとされておりましたが、上記記事を見る限り、 
・旧一般電気会社が産業用標準メニューの新規受付を再開次第、速やかに
 当該一般送配電事業者が 最終保障料金を見直すことが期待される。 
とありました。 
つまり、電力会社の新規受付が再開後に最終保障供給料金の是正がされる
という内容になります。 
 
東北電力や中部電力、一部の新電力会社の動向を見ると、
「市場連動型メニュー」での 新規受付再開が始まっております。 
これは、今までの標準メニューでは採算が合わない為に行っている事と考えられ、経済産業省の意向とは 違っているように見受けられます。
しかしそこに対する指導などは現状見当たりません。 
 
以上の内容を鑑みて、今後の電力契約内容を予測すると 
・市場連動型メニューが増え、固定型メニューでも採算が合う料金体系に
 切り替わり値上げが行われる。 
この様な可能性が高いと考えられます。 
 
私個人の見解としては、卸電力市場価格が不安定な時勢で
市場連動型メニューを選択するのは危険と 判断しております。
しかし、固定型メニューではどの程度の料金設定をすれば不採算に
ならないかを 各電力会社が判断するのは非常に難しいと考えます。 
 
 
次に、8月の燃料費調整額が各社より発表されました。 
各エリア詳細は下部をご参照願います。 
 
再エネ賦課金と合わせると8円/1kwhを超えてくるエリアもあり、
東北・四国・中国・沖縄エリアは 特に高額になります。 
以前よりお伝えしておりますが、これに対する有効策は自家消費型の
太陽光発電システム導入となります。 
 
 
弊社提携先でも、多くが新規受付を中止している状況ではございますが、今後の電力コストについてのご相談や 脱炭素に関わる事、太陽光発電システム導入についてのご相談を受け付けております。 
些細な事、将来的な事でも結構です。いつでもご連絡下さい。 
  
 
※弊社HPを公開しております。お時間が宜しければご覧下さい。 
 新電力バンク 宇都宮北支部