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旅地理日記/千葉県館山市 前日の巻

千葉県の館山というと、房総半島の最南エリアで海にかこまれ、冬でもそれほど寒くないイメージ。周辺にはリゾートや保養地があるが、人口が集まる町という印象がある。

なんども車で通っていて、クルマを使う生活でそこそこ動きがあると思う。また安房地区の経済中心地と思っているけどそうなのかな?周囲の市と比べると、一番人口数が多い。でもネットで地域の記事を調べると、すたれているという話をみかける。


一帯の安房地区では低山の山登りができるが、とくに風だとかで体温をうばわれる心配がないのなら、真冬でも秋のウェアーで登れる。そして太平洋側は、真冬でも花が咲いて出荷をしている。内房エリアは別荘地や保養地、合宿の町がならぶ。

それとおおまかに、千葉県の南部は急斜面やとがった地形が目立つ。このあたりの話は地質、地学の知識が必要なのであまり書けないが、砂が堆積して岩盤化した土地なので、侵食の勢いがきついのだと思う。


地形上、東京からの陸路は行き止まりなので、そんなに経済的な流路が太くないのかもしれない。でも歴史上、海路では、西から人がやってくる地点だったそうで、気質はかたくないのだろう。

勉強をしていると、門前町とか宿場町とか、人がやってくるような土地は、新しいものを受けいれる気質がある場合が多いときく。逆に城下町はかたいと聞くし、漁師町は独特の気質だときく。その式でいうと、館山は開けた気質と独特の気質とあるのかもなぁと思っているが、行ってそれを感じるのかどうか。

ネットで調べると、新興の住宅街やモールなどができているようだ。また別の記事では中心部が廃れているとか。でも記事で読むのと実際に歩いてみた印象とでは、ちょっと違っていたりすることが多いので、そこは気をつけておく。

記憶とも合致するように、新興のまちと生活で、経済や人は動いているのだろう。そして周辺の自治体からも車でやってきてと。

今回は車ではなく電車でいって歩く。駅周辺の散策になるだろう。新興のエリアとは違う生活感を感じることができるかもしれない。既存の雰囲気が残っているのではと期待をしている。既存エリアの、再構築した、しようとする、生活を感じられたらと思う。


それで、館山市への交通だが。千葉県の北西部からだと、JRとバスが検索ででてくる。都内からだと急行が走っているらしい。

それで僕は今回、バスではなくJR内房線でいくことにした。というのは、僕はバスだと本が読めないからだ。あと、電車でいったことがあるが、天気がよければ景色が素晴らしい。在来線なので、ちょっと騒がしさはあるかもだが、電車でいくことにした。

でも実は、車でいくと館山道が近くまで伸びているのでけっこう早い。都内からだとアクアラインを利用して、行きやすいはず。あとは東京湾フェリーもある。これは風情ありそうだ。神奈川県の三浦半島の久里浜と、千葉県の浜金谷を結んでいる。


地図で館山を見ると、周囲は丘にかこまれている。その内側に平地が広がり、館山市の中心地がある。街の周辺には田畑があるようだが、今回は歩きまわらないと思う。

あと千葉県南部は手軽に釣りが楽しめる。よく釣りをした。そういうものが生活の中にあるのか、横目に見えたらいいかな。


あと、ちょっと地図で読みにくい町というか。小型サイズの街は、感覚でとらえにくい。地図で配置などを考えてなにかを想像するといっても、詰まっていたり細長かったり、新興地とはちょっと離れていたりとかして、小さいほど個別の事情が大きい。

というか地図で見るしかないのかもしれない。今回、施設や店舗検索で、どんな道の景色か想像した。こういったサイズの町も感覚を持ちたいと思った。

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