今日も朝から学校へ行った。毎週月曜日はテストの日だ。狂ったようにノートを単語で埋めたのでなんとかなるだろうと思い、ルンルンと歩いていたら川のような水たまりに片足…
今日は友達の家に洗濯をしに行きました。なぜならわたしのホームステイ先では洗濯機を使わせてもらえず、毎回10ドルくらい払ってコインランドリーに行かなければならないか…
またひとり友達が卒業した。めでたい。 別れというものは、うしないつづけるものだと今までずっと思っていた。しかし、ここへ来てから、そうでもないのかもしれないと思う…
結論から言うと、American Ramenは食べられなかった。なぜならふたりも友達ができてしまったから!ふたりの友達といっしょにハンバーガーを食べた。ハンバーガーを食べなが…
毎朝6:30に起きているがそんなに早く起きる必要はないのではないか?と思いつつも、7:00に起きる勇気はまだ無く(バスがいつくるのか分からないのだ)、今日も6:30に起きて…
6:30起床。朝食。パン、シリアル、クッキー2枚。シリアルは牛乳ではなくココナツミルクに浸して食べている。 あれしてこれして通学。通学途中でリスを発見。 きのうと同じ…
「文章を、小説を、まあ何らかのものを書くというのは相手に何かを渡すこととよく似ている」というようなことを旧友が何らかの場所に書いておりまして、私はその文章をどの…
これは完結している。
ミーコとそこらへんを適当に歩いている。ミーコは本名、なんていうんだっけ。長く居すぎて忘れてしまったけれど、僕がミーコって呼ぶと振り向いてくれるのはミーコだけだ…
外出禁止令が出てぼくが部屋から出なくなってからかれこれ10年がたった。テレビでは相変わらずマスクを購入するために長蛇の列ができている様子が映されているし、トイレ…
おねしょというのは、最近はしていなかったのですが、やっちまった。酩酊、朝方、なぜか炊き上がった米3号に、5時ちょうどから2分おきに鳴る携帯電話の目覚まし機能。止…
渋谷区は午前10時。春近く、子供が家出をする時間。一本足の灰皿を蹴飛ばしているあいだにうまく逃げるんだよ、お前。お前だよ。後ろに誰かいる? お前しかいないだろ。…
駅前、パン屋が開いてる。おいしそうだなあ。パチンコ屋の広告に隠れて、新作パンが控えめに並んでる。おいしいんだろうなあ、たぶん。ひとつ買って、ベンチで食べたら、…
バカに破かれた地図が海岸線を崩してる。あいつら笑顔で破いたけれど、こっちはそれどころじゃあねえよ。そんなまぐれのツーペアでは勝てっこねえだろ。 セロテープの…
ムームーは常に頓服薬を持ち歩いていた。ふるいミッキーマウスが描かれた、かわいいブリキのピルケースに入れて。私たちがオセロタウンに行く夜行バスに乗っていた時も持…
パオン
2024年1月23日 13:15
今日も朝から学校へ行った。毎週月曜日はテストの日だ。狂ったようにノートを単語で埋めたのでなんとかなるだろうと思い、ルンルンと歩いていたら川のような水たまりに片足を突っ込んでしまった。そう、今日は大雨だったのだ。神経質で繊細なのがわたしの特徴ではあるが、なんかあんまり気にならなかったな。セブンイレブン産のクッキーを買い、バスを待っているあいだにもぐもぐ食べた。しっとりしていて悪くないねえ。テスト
2024年1月22日 12:45
今日は友達の家に洗濯をしに行きました。なぜならわたしのホームステイ先では洗濯機を使わせてもらえず、毎回10ドルくらい払ってコインランドリーに行かなければならないからです。そしてスターバックスで冷たい飲み物を飲んで(友達はいちごのかわいいのを飲んでいました)、ストレンジャーシングスをたくさん観ました。暗い画面は見づらいのですが、それについて友達が「スターバックスは映画鑑賞用に作られていない」と言
2024年1月21日 09:01
2024年1月20日 09:13
またひとり友達が卒業した。めでたい。別れというものは、うしないつづけるものだと今までずっと思っていた。しかし、ここへ来てから、そうでもないのかもしれないと思うようになりつつある。友人との別れが当たり前のことになったからではなく、"このひととはまたどこかで会えるだろう"と思うようになったのだ。わたしは、喪失に抗う唯一の方法は再会であると信じているし、じっさいにそれを信じうるだけの体験もした。
2023年12月9日 16:10
結論から言うと、American Ramenは食べられなかった。なぜならふたりも友達ができてしまったから!ふたりの友達といっしょにハンバーガーを食べた。ハンバーガーを食べながら、ディズニーランドへ行く計画も立ててしまった!ハンバーガーを食べながら、このあといっしょに出かけよう!と誘われてしまった!出かけた!ハンバーガーはすごくおいしかった!今朝はいつもよりゆっくりめに家を出ていつも通り警備員と
2023年12月8日 12:27
毎朝6:30に起きているがそんなに早く起きる必要はないのではないか?と思いつつも、7:00に起きる勇気はまだ無く(バスがいつくるのか分からないのだ)、今日も6:30に起きていつも通りのシリアルとパンとみかん。それから朝の薬を飲み、コンサータで目を覚まして頭を整理して学校へ向かう。いつもの警備員は今日は少し離れたところにいたが、離れたところから手を振ってくれた。わたしたちは仲が良い。あれからリスは見
2023年12月6日 12:21
6:30起床。朝食。パン、シリアル、クッキー2枚。シリアルは牛乳ではなくココナツミルクに浸して食べている。あれしてこれして通学。通学途中でリスを発見。きのうと同じ場所で同じ警備員とグモーニンを交わす。きのう初めて語学学校へ行ったのだが、困ったことにバス停の場所を忘れてしまった。困っていても時は進む、どうにかしようと思い個人経営のコンビニのようなところで水を買ったついでにバス停の場所を聞く。わ
2022年8月18日 11:09
「文章を、小説を、まあ何らかのものを書くというのは相手に何かを渡すこととよく似ている」というようなことを旧友が何らかの場所に書いておりまして、私はその文章をどのように受け取ったのだろうか、友人はその文章を私に、または別の友人たちにどのように渡したのだろうか。 私がその文章(前述した友人の文章)をはじめて受け取ったのは、かれこれ、うーむ、。8年前、いや、そんなに経っていないかもしれない。しかし、当
2021年12月22日 20:46
2020年11月17日 18:39
ミーコとそこらへんを適当に歩いている。ミーコは本名、なんていうんだっけ。長く居すぎて忘れてしまったけれど、僕がミーコって呼ぶと振り向いてくれるのはミーコだけだし、僕がミーコって呼ぶのもミーコだけだ。なんだっていいんだよ。その証拠に僕の左手はあったかい。 僕はミーコとああでもこうでもない話をしながら歩くのを心地よいと思っている。ミーコはどうだか知らない。聞いたこともないし、ミーコから言ってきたこ
2020年4月23日 06:50
外出禁止令が出てぼくが部屋から出なくなってからかれこれ10年がたった。テレビでは相変わらずマスクを購入するために長蛇の列ができている様子が映されているし、トイレットペーパー類も品切れが続いているらしい。スーパーマーケットの店員が怒鳴られたり暴行を受けたりと言ったニュースも月に一度は必ず見る、毎月20日にだ。 自己紹介がまだだったね。ぼくはいま30歳で、10年前は20歳だった。当たり前か。きみ
2020年4月1日 14:08
おねしょというのは、最近はしていなかったのですが、やっちまった。酩酊、朝方、なぜか炊き上がった米3号に、5時ちょうどから2分おきに鳴る携帯電話の目覚まし機能。止めても止めても止めどなく気の狂ったサイレンが鳴る。誰が鳴らしている? 甲子園球児の見る悪夢の冒頭に鳴るサイレン。それで、私の昨晩が綴ってある本は一体誰に貸出中だ? 部屋の中で割れている一升瓶と12回もの大家からの不在着信、110番しよう
2020年3月5日 18:46
渋谷区は午前10時。春近く、子供が家出をする時間。一本足の灰皿を蹴飛ばしているあいだにうまく逃げるんだよ、お前。お前だよ。後ろに誰かいる? お前しかいないだろ。 メビウスとハイライト、それからラークの灰が混ざり舞う様はさながら花咲じじいのよう。セキュリティソフトのアップデートを毎日促してくるパソコンにウンザリするくらいの覚悟でお前が抜け出そうとしている家のセコムを壊してみせましょう。人間は犬に
2020年2月14日 14:18
駅前、パン屋が開いてる。おいしそうだなあ。パチンコ屋の広告に隠れて、新作パンが控えめに並んでる。おいしいんだろうなあ、たぶん。ひとつ買って、ベンチで食べたら、教えてあげたい。駅のパン屋のあたらしいパン、焼き立てでね、それから。ちょっと甘くて、あとは忘れちゃう。 コンビニ、ずっと開いてる。眠らないのは分かるなあ。眠れないのはどこかで夢を見るひとがいるからだといいなあ。ずっとしあわせな夢が見られ
2020年1月28日 13:37
バカに破かれた地図が海岸線を崩してる。あいつら笑顔で破いたけれど、こっちはそれどころじゃあねえよ。そんなまぐれのツーペアでは勝てっこねえだろ。 セロテープの慈悲もなし、すぐに剥がれてしまう。串に刺さった砂肝か?そんくらいつよく、つよく結びつけたけりゃカラビナだろって、英単語帳みたいになった地図の、「apple」の裏にあるあなたのおうちの地図。いまはどうだろ、灯りはまだついてるのかな。誰もいない
2020年1月28日 00:01
ムームーは常に頓服薬を持ち歩いていた。ふるいミッキーマウスが描かれた、かわいいブリキのピルケースに入れて。私たちがオセロタウンに行く夜行バスに乗っていた時も持っていた。薬と間違えてオセロを飲むんじゃねえよ、そして、オセロと間違えて薬をひっくり返すな、裏は黒くない。私たちはどの面も白い。つまり、面白い。おかしみのある私たちだ。ところで、それはいつ飲むんだい?と、夜行バスの中で私は何度か尋ねていたが