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the奥歯’s

3月4日
待ちに待った奥歯のツアーブロンズ編
奥歯のライヴを見るのは2回目
ずっっっと楽しみだった分
この日が来て欲しい感情と
終わってほしくない感情で板挟みだった

感想はアサベハルマにインスタのDMで伝えた
バンドマンからの返事は求めないから、返事いらないです!と伝えたらダブルタップで答えてくれた
いつでもどこにいても伝えることができる時代だけど
生で見たものの感想を直接伝えることは難しい
だからメッセージを送る
伝わればいいから返事はいらない
とにかくパンクロックを好きでよかった、奥歯がいてくれて良かった、そう思えた日だった

舞台に上げてもらってみんなで歌って
フロアに戻ろうとした時に着地に失敗して足首をかなり捻挫したけど
ライヴ中はそれどころじゃない楽しさだった
でもやっぱり捻挫はかなり痛い
その後飲みに行ったもののアメ村からチャリで帰るのはかなりきつかった
23時半
堀江で捻挫した方の左足を重たく引き摺りながら歩いていたら恋人からのLINE
今バイト終わったよ!
気をつけてね!
たったこの2行で愛を感じるほど自分はまだ純粋かもとか思った
朝の7時から夜の23時過ぎまで働いていた恋人はきっとクタクタ
捻挫したことを伝えると、タクシー代出すから乗って帰っておいで!
って。
どんだけ優しいねん、でもチャリある、、、
そう伝えると
今から歩いて迎えにいくね!自転車で2ケツするよ!
って。
12時間以上働いてクタクタだろうに歩いて迎えに来てくれる
決して歩いて迎えにくるような距離でもないことはないけど
その気持ちと行動力が嬉しくて甘えてしまった
帰りは酔っ払いの私を後ろに乗せて楽しそうに歌いながら自転車を漕いでくれた
本当に優しい、ひたすらに優しい、
見えない優しさもたくさんある
アサベシュントがツイートしていたように
見えない優しさを見ようとする心を、私も無くしたくないなと思った

このライヴの日の前日は恋人と家からユニバまで散歩をした
夜の散歩がお互い大好き
歩いていくような距離じゃなくて何時間もかかったけど
その何時間もを2人でおしゃべりしながらお菓子を食べながら手を繋ぎながら吸って吐いて歩いた
いつまでも続いてほしいと願ってしまう時間があることがどんだけ幸せなのか、忘れたくない
価値観の違いがあるのはもちろん、感性が似ていると楽しい
そう気付かせてくれた
何があっても最後まで話して向き合うことを諦めない、たまには逃げてもいい、でも謝った時には遅いこともある
向き合い続けたい

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