本と思い出【ニッケルオデオン】

こんばんは。
今まで読んできた本について語るシリーズです。

レビューや考察なんかは苦手なので、読んだ当時の自分の事とか、そういう思い出語りみたいなものになると思います。
あらすじも端折ります。話す上で必要な部分だけ説明します。

ニッケルオデオン 赤 (IKKI COMIX)

漫画なんですけど。
私の人生では時折、物事の価値観が変わることがあります。
まぁ、誰にでもあると思います。今まで出会ったことのないような人と知り合ったり、心動かされる本、映画、アニメなどの作品を見つけたり…。
この作品は、私にとってその1つです。

ちょっと話がずれますが小学生の頃、同じクラスの女の子に、ここぞとばかりに下ネタを教え込まれたことがあります。
ノートにボールペンで(！！！！)おっぱい書かれたり。
それまで大人しく純粋無垢だった私が「あへへぇwwwww」みたいなリアクションをとるような人間にした張本人です。
私が転校してしまったので、ほんの数年の付き合いでしたけど。最近、ちょっと有名になったみたいで彼女のツイートが流れてきました…。
時間の流れって恐ろしいですね…。一方私は、みたいにちょっと落ち込みました。

閑話休題。
社会人になってから、色々な漫画を買うようになりました。
好きな作者、面白かったアニメ、ネットの評判。田舎なので本屋に行っても見つからないことも多々あり、アマゾンで買うこともありました。
その履歴から、アマゾンがおすすめしてきた漫画がこの作品でした。

絵柄が可愛かったので即購入。
内容としては、少し不思議な物語が短編で載っています。作者の他作品も持っているのですが、エロ有りの作品も結構多いです。
それの何が私に影響したのか。ん、なんでしょうね。

短編の物語といえば、ショートショートの神と言われる、星新一さんですが。なんとなく、それと同じような感じがします。
短い物語でありながら印象に残る、そんな話が沢山収録されている作品です。私も昔から、形にはせずとも物語を空想して楽しんでいましたが「こんな世界観よく作れるなぁ」と感動しました。短いながらも、いえ短いからこそ自由度が広がっているというか。
この漫画の独特の世界観は、私の引き出しには一切なかったのです。

Twitterなんかでも短めの漫画がバズってリツイートされてたりしますよね。ちょっとした設定でも本当に皆さんよく思いつくなぁ、豊かな感性をお持ちでらっしゃる…。

あと、やはり絵柄が好きです。
趣味でちょこっと絵を描いたりするのですが、こんな雰囲気のイラストを描きたいなぁと凄い憧れます。