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仮想愛求譚

彼と出会ったのは私がワールドを作っているときだった。 ソーシャルVR(VRSNS)内でワールドを構築する。 私にとって創作とは 「誰かに認められるため、誰かと仲良くなれるかもしれない」 そういう思いだけが私を寿命を削るような創作行為へと駆り立てていた。 あの日までは・・・ 「こんにちは。わからないことあったら教えるよ」 彼は優しくそういった。 私はとても驚き、そして嬉しかった。 創作は常に孤独であり、例え画像投稿サイトに投稿してもいいねボタンが押されるくらい。 そこには会

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