【MTG:パイオニア】MOトーナメント結果(4/20-6/20)


だいぶ時間があいてしまいましたが、「機械兵団の進軍」「機械兵団の進軍:決戦の後に」のリリース後のパイオニアのMOでの結果を載せていきます。

戦績

Challenge, Showcase Challenge, Showcase Qualifier, Super Qualifierなど


母数でいえば相変わらず
ラクドスミッド、緑信心が多いです(120, 80)。
続いてラクドスサクリファイス、アゾリウススピリット、ロータスコンボと続きます。
前回人気だったグルールミッドレンジはかなり使用率が減少。逆に数が大幅に増加したのはアゾリウススピリットとラクドスサクリファイス。

TOP8入賞率、優勝率を計算しましたが、
ラクドスミッドや緑信心はどちらも平均以下(TOP32がデータとして掲載されるので、入賞率は25%, 優勝率は3.25%が平均)という悲しい結果に。
特にTOP8の入賞率は母数3位から9位までは25%超えているのに、1位2位は超えていないという結果。母数が多くても突破率は低いという現象が生まれています。ラクドスサクリファイスはボロス召集に強いから、ということでの躍進でしょうか?

成績優秀な数値は赤で色を塗っているところです。独創力、エニグマ、ボロス召集、白日の下に、が特に優秀に見えます。これらは特に専用機、というわけではなくいろんな人が使って入賞しているように見えます。

逆に成績が悪そうに見えるのはグルール機体、イゼットフェニックス。

拾い物ですが、これとそこまで大きく外していないですね。


Preliminary


下位は省略

こちらも母数として多いのは緑信心とラクドスミッド。ラクドスサクリファイスも上位につけている。アゾリウススピリットも躍進をしている。グルール機体はやはり範囲外。ただ4-0の割合に関して言えばアゾリウススピリットや独創力、ボロス召集の勝率は悪いという一方、ラクドスミッドの成績は悪くない。

採用カードの変化

今回もchallenge他の結果をもとにチェック。前回2/8-4/17のデータと平均採用枚数の差分をだしました。

ラクドスミッド

増加したものは以下
" Noxious Grasp": 0.52
" Unlicensed Hearse": 0.48
" Extinction Event": 0.32
" Go for the Throat": 0.3
" Misery's Shadow": 0.3

減少したものは以下
" Pithing Needle": -0.3
” Blackcleave Cliffs": -0.3
" Power Word Kill": -0.42
" Leyline of the Void": -0.44
" Ritual of Soot": -1.14

機械兵団のブロックのカードはなかったため新規のカード紹介は割愛。

Noxious Graspや Extinction Eventが増えてRitual of Sootが減少しているのはボロス召集対策なのか?Ritual of SootはサイドインしてもInvasion of Gobakhanで破壊不能をつけられて終わりなので、減ったのは納得です。

緑信心

" Sylvan Caryatid": -0.18
" Blast Zone": -0.19
" Treasure Vault": -0.28
" Nicol Bolas, Dragon-God": -0.3
" Oath of Nissa": -0.87

差分増加はほとんどなかったので省略。ニッサの誓いを削っている方が多い模様。

" Polukranos Reborn": 2.29
" Invasion of Ixalan": 0.42
" Invasion of Ikoria": 0.1

新規で増えているのは上、Polukranos Rebornは5枚目以降のトロールのように扱えているようです。定着しそう。

ラクドスサクリファイス

" Furnace Reins": 1.24
" Ob Nixilis, Captive Kingpin": 0.39
" Dreadhorde Butcher": 0.19
前シーズンにはなかった新規は上記。新オブニクシリスを試している人はまだかなり少なそう。まあ決戦の後に、に関しては発売からそんなにたっていないからかもしれないです。Furnace Reinsは相性バッチリなのでそれは入りますよね。
前シーズンから採用されているカードの増減で目ぼしいものはなかったので省略。

アゾリウススピリット

新規は下記
" Invasion of Gobakhan": 1.22
" Errant and Giada": 0.27
" Surge of Salvation": 0.14
" Authority of the Consuls": 0.13

ゴバカーンへの侵攻はここでも登場。横並びの強化と相手のカードへの課税はデッキの方針とマッチしているので納得です。

" Wedding Announcement": 1.82
" Skyclave Apparition": 0.92
" Destroy Evil": 0.92
" Katilda, Dawnhart Martyr": 0.89

" Snow-Covered Island": -0.49
" Deafening Silence": -0.53
" Lantern Bearer": -0.62
" Aether Gust": -0.63
" Slip Out the Back": -0.69

Slip Out the Backはとんずらです。これはやや減少。ゴバカーンなので守るということでしょうか。これが減ったのは攻める側としては心理的負担がへるかもしれません。増えたのはWedding AnnouncementとSkyclave Apparition。前者はゴバカーンとの相性の良さなのでしょうか。後者はボロス召集対応のための増加かもしれません。

総括

今回からボロス召集がtierの中に加わり、少し採用枚数やトレンドに変化があったようです。特にラクドスサクリファイスの台頭は驚きでした。扱ったこともあるのですが、地上戦にはめっぽう強いと感じましたが、ロータスコンボなどはかなり厳しいと感じたからです。

時間がなくて雑な内容になっていますが、アゾリウスロータスといった形や独創力もワームをシュートする形からマグマ・オパスを悪用するタイプもでていると聞いているのでそのあたりを細分化できるようにスクリプトを修整する必要がありそうです。

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