ヤフー プロモーション広告 アカウント停止で泣いた実話

こんにちは。
PPCアフィリのクライアント様へのリスティング広告運用代行を生業としているコージです。

2018年6月現在。
簡易的なペラページのテンプレを使って10分程度で作成出来るようなアフィリサイトは、ヤフーのプロモーション広告から排除される方向で進んでいるようです。

2018年4月以前から広告掲載が続いているアフィリサイトは、不定期で行なわれている審査に『運悪く』当たれば止められますが、今のところ、ウチのクライアント様も7割は無事。

ですが1件、大きな痛手を受けました。
簡易的なペラページのみ(120件くらい)で構成していたスポンサードサーチのアカウントは、いきなりサービス停止となりました。
何度も問い合わせして、アカウント再開申請するも、返答は定型文の『アカウント再開不可』というメールのみ。
理由の確認も粘りましたが、「セキュリティと品質保持の観点から、総合的に判断」としか回答もらえず、詳細もわからないので、具体的にどのポイントでアカウント停止になったのかが不明でした。

同じビジネスIDで運用しているYDNアカウントも連動してアカウント停止。
YDNって、CPC(1クリック当たりの単価)が10円以下とスポンサードサーチに比べて破格の上、競合がまだ少ないので「利益率が高い！」と、クライアント様から広告費増額の約束を頂いた直後だったのに。。

月間の広告費50〜80万くらいをコンスタントに1年ほど継続頂いていたクライアント様なので、一時は契約打ち切りになりそうでしたが、この事件をキッカケに全体的に全体的な対策を打てるようになりました。
あと、サイト改修のコンサル料も頂けるようになったのは、余裕があったら別のエピソードで。

重要なポイント 〜 バックアップのタイミング
アカウント停止になると、広告文や設定のデータ、また実績データなどをダウンロード出来なくなります。
面倒ですが、広告の設定データはキャンペーンエディターを使ってCSV化。また実績データも定期的にダウンロードしてバックアップを取りましょう。
このバックアップがあれば、同じURLでサイトを作り変えるだけで、広告をイチから作り直す必要が無くなり、別アカウントで即復活できます。

今後、ヤフーもグーグルアドワーズのように、簡易的なペラページの広告が存在しなくなります。おそらく、あと１〜２年で。

でも生き残れる知識と技術を持ったアフィリエイターには逆に嬉しい話で、新規参入による競合も減るのでCPCは安くなるでしょう。
よくわからない素人から採算無視の入札価格で挑まれる心配もなくなるので、運用の手間も減ると助かります。

という訳で、ヤフーのプロモーション広告は、ルールが変わった直後の「これからが稼ぎどき」となります。

当社と同じようにアカウント停止や審査落ちループで困っている方は、下記の記事も参考にされてみて下さい。必ずお役に立てると思いますよ。