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5話 「秘書戦士のこころには祖父僧侶がいる話。」


こんにちは。Chisakoです。
今日は祖父の一周忌。すこし身内話ですがぜひお付き合いください。


昨年、寝たきりとなっていつ話せなくなるかという祖父に
孫たちが会いに行っていたなか、前職の最終出勤日が終わってからと
延ばしていた私。(出勤調整をしてもらいすぎて遠慮してました…)

父母・伯母・いとこが介護にあたっていて
一日でも早く会いに来なさいと言われていました。

そして仕事を終えたその日、
私はある夢を見ました。

祖父が我が家のリビングにいて、
「みて、こんなに歩けるようになったんよ」と笑っていました。
そして廊下に亡くなっている祖母が満面の笑顔で、でも足のない、
ゆうれい状態で笑いかけてくれていました。

おじいちゃんおばあちゃんが会いに来てくれた!と喜ぶ一方、
まだおじいちゃんを連れていかないで!と焦って目が覚め、
夢だとわかっていても不安で父にすぐ連絡を入れたほど。

それから4日後のクリスマスイブ、
雪降る中ようやく会えた祖父は、思ったよりも元気で。
よく来たねとも、お年玉そこにあるからねとも、話してくれました。

おじいちゃん、この間おばあちゃんと熊本に来てくれたね、
なんて返しながら、また来るねと明るく別れました。

あまりに元気で、まだまだ春に会いにこれそうだとも話してたんです。
だからまさか翌日に亡くなるとは思いもしませんでした。

熊本に帰り、寝ようと布団に入ったときの訃報でした。

まるで私を待ってくれていたように。
まるで最期の力をふりしぼって笑っていたかのように。
しずかに、穏やかに息をひきとりました。

思えば祖父はずっと
みんなに分け隔てなく愛情を注いでくれるひとでした。

孫の運動会、発表会、だれのどの場所でも
祖父だけはかならず見に来てくれていて。
私はよくおんぶしてもらっていたとか、
いつもハンカチをふたつ持っていてひとつは私に貸してくれていたとか、
そんな特別なエピソードも
孫それぞれがそれぞれに持っているような。
ひとりひとりに合わせた向き合い方をしてくれていた祖父でした。

それでいて愛情深くだれよりも紳士。忍耐強く学びを止めない勉強家。

祖母のことが大好きで、戦争中に想いを伝えて念願の結婚を叶えたことは
「おばあちゃんと結婚できて人生豊作だ」とのろけていたし、
祖母が要介護になってもひとりで支え、日々精進日々忍耐と言いながら
「そばにいれることが幸せだ」と笑っていました。

新聞や本も線を引きながら読み込むひとで、
干支や十干、那由他までの単位を教えてくれたのも祖父。
私が男の子ママになると知ったときは育児コラムを切り抜き集めて
共有してくれるようなひとでもありました。

最期の最期まで
私にとっては、待ってくれていたんだねと思わせてくれて
母にとっては、最期を看取らせてくれたと思わせてくれて。
父にも姉にも妹にも、それぞれの特別を遺してくれました。

(まるでドラクエのパーティでいう僧侶のような存在、
という思いでのタイトルです。むりやり感)


さてここで
ある事実に気づいた人はいないと思うのですが、
実は祖父の旅立ちでさみしさいっぱいなときに
P.Partner株式会社が設立しているんですね(12月26日)

唐突すぎたかな。笑

葬儀に向かう途中で代表 今井と条件面や稼働時間等を
あれこれやりとりしていたのです。笑

正直 細かなことを考える余裕は一ミクロもなく
でもなぜか冷静に考えられている自分もいて。

祖父が「思いっきりやっておいで」と背中を押してくれているように
感じながら、未来の話を進めていました。
ジョインしたときのことはこちらにも書いています。

あのタイミングだったから、前職を終えてゆっくり実家に帰って
祖父の介護まわりで少しでも動けたらと思っていたこともなくなり。

あのタイミングだったから、余計なことを考えず
ただ目の前の奇跡に思いきり飛びこめた気さえする。

以降、祖父を思い出すたび
祖父が一緒にがんばろうと声をかけてくれている、
そんな勇気をもらっています。

一周忌で振り返り
あらためて祖父のように
ひとりひとりに格別な愛情を注ぎ
自身も学び続けて相手に差し伸べられるようなひとでありたい。

忍耐強くはとうてい叶わないけど意識します←

そして最期 水分しかとれなかった状態から
私が持っていったでこぽんを力強く皮剥いて食べるほど
愛情を力にできるようになりたい。
(めっちゃ皮かたいんですよ!祖父すごすぎる)

ちなみに身内自慢になりますが
そんな祖父のことを歌にしてくれた妹。
妹サイドの祖父をぜひ見ていただけたら。←


今日、一周忌の法要は
次男がインフルになったことにより行けなくなり
これまた祖父の「年末に無理に移動しなさんな」という配慮かなと
感じております。

遠くから思いを伝えたく、したためました。
さらにがんばろう!


そんな私が飛び込んだ世界 P.Partner株式会社 では
ともに学び合い、クライアントサクセスに向けて動いてくださる
パートナーを絶賛募集しております。
ご興味いただけたら こちら にてメッセージお待ちしております!


P.Partner株式会社 https://ppartner.co.jp

代表 今井真子 X:https://twitter.com/maco_partner
Linkedin:https://www.linkedin.com/in/imaimasako/

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