三木埼灯台

画像1 尾鷲から熊野市のリアス式海岸の岬のひとつに立つ昭和3年設置の灯台。この辺りはかって陸路の難所で、岬の突端に行くには現在でも少々難儀する。手前の空地は官舎跡地。今は太陽光パネルが立っている。
画像2 この頃になると塔や付属舎はシンプルな作りに。もっとも土地に余裕が無く人里離れており、余分な装飾とかは考えなかったのもあるだろう。
画像3 地上高も149mあり東海〜紀伊半島では最高所だという。残っている写真も少ない様で、郵政博物館サイトに出ている写真は“灯台見回り船”羅州丸から遠望した物だけ。
画像4 外海の岬の突端にある灯台は戦時、戦闘機の格好の標的となった。ここは官舎跡地と灯台の立地面に高低差があり、ドームの機銃弾痕の補修跡を外側から間近に見ることが出来た(右側)。ちなみに現在灯器は更新されており、このレンズは使われていない。

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