宝島荒木埼灯台

画像1 「宝島」がある鹿児島県の吐噶喇(トカラ)列島、鹿児島郡十島村とは、屋久島と奄美大島の間を繋ぐ様に並ぶ島々で構成する村。有人島は七島、無人島が四島…その内一つの島は“無人島になった”島だったりする。イマキラ岳展望台から望む荒木崎…水平線上に奄美大島がうっすらと…
画像2 同地点から望遠で。トカラ列島の沿岸灯台はここ宝島と、中之島、悪石島、臥蛇島の四島に設置されている。中之島は昭和42年、宝島は50年、悪石島は平成になってからの設置。もう一つの“無人島になった”島、臥蛇島の灯台は昭和15年の設置。トカラの他の島とは西に外れた位置にあり、東シナ海航路の灯台として設置された。戦艦大和が沈没した海域から最も近い陸地であり、灯台も米軍の執拗な攻撃を受け壊滅した。
画像3 “宝島”という名前が正式名の島が実際に存在しているのである。ほぼ逆三角形の、隆起サンゴ礁のなだらかな島。この宝島荒木埼灯台は、奄美方向に向いた南端、逆三角形の下の尖りにある灯台。隆起サンゴ礁のギザギザした岩肌…その上に灯台が立つ。

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