キセキ~78憶7500万人分の3人~
今回は、GReeeeNの名曲「キセキ」をハーロック調でカバーしてみました。
前回の「真夏の夜の夢」と同日レコーディングです。
想うまま唄ったキセキ
「真夏の夜の夢」は細かく唄い方を考えました。逆に「キセキ」は、考えて唄うより、気持ちのまま感情のままに唄いたかったので「真夏の夜の夢」ほどの細かいことは決めませんでした。
自然に感情が入り込める歌詞ですよね。
自分が自然のままでいれる相手がいれば最高の幸せです。
コロナで色々と大変な方も多いと思います。今の状況を乗り越えるときに、一緒にいてくれて良かったと思える人がいることに改めて気づいた人も多いかもしれませんね。
一生のうちに自分が知り合える人の数ってごくごく限られた数ですからね。
世界の人口は78憶7500万人。
諸説ありますが、人生で何らかの接点を持つ人が3万人。
学校や職場などで知り合って近い関係になるのが3千人。
親しい会話ができる関係が3百人。友だちと呼べる関係が30人。 親友と呼べるのが3人。
だそうです。
人生で接点を持てる人が3万人。そのうちの1人でも一生大事に思える人と出会えたら「キセキ」的な出会いですよね。
妥協じゃなく、打算じゃなく、本気で一生一緒にいたい人。
普通にどこかのお店でご飯を食べているだけでも、「美味しい。」とか「イマイチ。」っていう気持ちを共有したり、ちょっとしたことでも爆笑できる人がいる人は幸せです。
実際にこういう相手がいてくれれば最高ですけど、「いつまでも、横で笑っていたい。」と思える人がいるだけでも幸せだと思います。そこまで思える人ってなかなか出会えないですもんね。
こういう人がいると、その人のことを思ってパワーが出ますからね。自分のエンジンですね。
そんなことを感じる「キセキ」。この曲のレコーディングはこんな感じ。
あちらを立てればコチラが立たず
「キセキ」は「真夏の夜の夢」と同日にレコーディングで最初に「キセキ」から始めました。レコーディングルームに入ってヘッドホンを付けて唄うと自分の声が全く聴こえませんでした。
いつもほとんど聞こえてないんですけど、今回は全く聞こえず・・・でも、こんなこともよくあるスタジオなので、段々そんなことにも慣れてきたから一度そのまま唄ってみたんです。
唄い終わってから、セントバーナードが気遣ってくれてスタジオの人に言いに行ってくれました。
スタジオの人にいじってもらって、少し聴こえるようになって再度レコーディングし直してもらって何とか終了。
で、後で音を確認すると、1回目に録った音が一番、唄っている感じがそのまま伝わってきてるし音もキレイだったんですよね。
スタジオの方に色々いじってもらって、何とかヘッドフォンから自分の声が聴こえるように設定はしてもらったけど、その代わりに録音される音質は悪く声も小さいです。
「あちらを立てれば、コチラが立たず」です。
今回は、1回目に録った音をベースに調整してもらいました。
せっかく時間をかけてカッコいいハードロック調の音源を作ってくれてるから音質は落としたくないです。この課題はスタジオを変えないと解決しないことなので、しばらくはヘッドフォンの調子が良いことを祈るばかり・・・
映像編集も大変だ~っ!
スタジオでのレコーディングが終わったら、そのまま次は歌動画の撮影です。これは基本的に1発撮りです。少々のことでは撮り直しはしません。
1回しか録らない方が、3人がグッと集中してできるから良いんです。でも、歌詞を間違えたり、各カメラに向くタイミングが上手く出来てない時もあります。
そんなときはチロルがめっちゃ苦労して編集してくれてます。普通に編集するだけでも細か~い手のかかる作業が更に余計に気をつけてうま~く編集しないといけないんです(;'∀')
今回も、一度歌詞(日本語・英語)まで入れて完成させたのに、映像をチェックすると、「歌詞を間違えてる箇所の映像が気になるから、もう一度編集し直す。」と言ってまた編集作業をしてくれてます。
映像を編集したら、せっかく入れた歌詞も消え・・・( ;∀;)また、長い英語の歌詞を入れ直してくれてます。
たいていのことは雑なんですけど、こういうことは、いつも異常に細かいんです。肝心なポイントを見極める才能と妥協をしない根性はスゴイです。
キセキの出逢い
3人それぞれが時間ギリギリまで妥協せず、「やれるだけのことはやる」というスタンスでいることが嬉しいです。
みんな忙しい仕事の中で、連絡も密にできていない状況でも、それぞれがお互いのことを考えて進んでいることに感謝です。
これも、キセキの出逢いだと。78憶7500万人分の3人ですから。
「キセキ」はこちらからご覧ください。↓
2020年53歳でミュージシャン活動を開始しました。もし、良かったら応援宜しくお願いします。