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教育・学習について(RPA導入記)

学習方法

もうこれはUiPathであればUiPathアカデミー一択でした。
しかし現在のとても素晴らしいアカデミーと違って、当時は英語音声の日本語字幕のみ。
終了後のテストは出てきてない内容のテストだったり。
しかもその難しいテストに合格しないと次に進めない。
なのでテストは全部キャプチャーとって、次の人が受かるようにしてました。
(今改めて見ると、一通り開発ができる人が見ればわかるけど、勉強中の人には難しい内容でした。)

さらにもう時効?だと思うので書きますが、導入サポートしてもらったとこに開発者全員のアカウント渡して、テストは全て合格済みにしてもらって、アカデミーが全部見られるようにしてもらいました。

そしてやはり学習には本が欲しかった。
初めてホテルニューオータニで開催されたUiPathForward Japan 2018でUiPathのブースに行って、日本語が流暢な金髪のかっこいい社員さんに本が欲しい。と訴えたが、
「Webサイトに全ての情報があがってるのになんで本が必要なんだ。HA HA HA。」とあしらわれたが、今はたくさんの本が出てて良い世の中だなと。

情報共有

情報共有については、Redmineのナレッジベースに各自記載してもらうことで、次の人がつまずいてもわかる様にした。
毎月末とか日付の取得方法とかプログラマー的には当たり前な情報かもしれないけど、こう言う考え方すればいいのかと当初はとても参考になった。
これ現在も続けてますが、導入当初はみんな書いてくれたのに今は全然追加されない。
何が問題なんだろう?
開発してたら、新しくわかったこと効率良く作れる様な方法や上手くできたこととか書くことはたくさんあると思うんですが。
代わりにUiPath公式のフォーラム使ってるのかと言えばそうでもなく、なんとかしたいところであります。

外部サイトの利用

UiPathはフォーラムがあるのでそこに質問するのが一番。
だがしかし、当時私が質問してもプログラムがわかるレベルの人が理解できる解答が多かったイメージ(自分の質問がたまたまそうだっただけの可能性も大きいですが)。
解答してくれてもよくわからず、何度も聞いて、具体的なやり方まで聞いてた記憶。
今はどうなんだろう?

コミュニティへの参加

UiPathの情報は常にネットで監視してて、Developer Communityやるとのことで参加した!けど第2回だった。
1回目に気が付かなかったのが悔しかった。
場所は大手町スペース1階。
こう言うのには初めて参加したけど、Lightnig Talkはこれで初めて知ったし、他社の取り組みや 方やちょっとしたテクニックの共有がとてもありがたがったし、さらにUiPathからの最新情報があったりと、とても参考になったし楽しかった。
ツイートもたくさんした。
そしてなによりピザとアルコール類が出てるのがよかった(オイ
しかし回を重ねるごとに参加者が増え、ついには抽選での参加になり毎回参加できなくなった。
人員増に対応するために大きな会場での開催となり全員参加可能に戻り何回か開催の後、Developer Communitymは、UiPath Friendsとなって継続していくことになった。(と記憶してる)
そう言えば一度長谷川CEOが参加して、ずっと参加してくれてる人にはパーカーあげます。って言ったのは忘れてません。(もらってない)

ちなみに現在のUiPath Friendsのボス渡辺さんと出会いは、週3で名古屋勤務してた時に参加した、RPA Community名古屋だった。
(生あー○ゃんを見にいったのは内緒)
私は東京だったし地方開催なので現地の人が参加すべきと見送ってたけど、キャンセルがたくさん出て当日見ると枠が空いてたので参加しました。

社内レビュー

社内レビューをやってるけど、いまいち役に立ってる気がしない。
これはPGの開発経験者が少なく、やる方も聞く方も何したらいいかわからないからうまく回ってないと思う。
私の理解不足も含めて。
現在も続けてるけど、忘れてたから次回にしてくれとか、レビューではなく連絡事項や質問だったり正直見直さないといけない感じです。
ちゃんとしたレビューをきちんと経験して理解しないと次に進めない。

初心者への対応

RPAは簡単。導入当時はよく言われてたしそう思ってたので、システム未経験な人も興味あればチャレンジしてもらった。
※今はそう思ってないし最低限論理的な思考ができて、プログラム経験がないならそれなりに勉強しないと無理だと思ってます。
しかし自分で時間作ってかなり頑張らないとやはり難しかったけど、簡単なはずなのでなんとかなるだろうと思ってた。
PG経験者なら感を掴むのも早かったけど、やっぱり未経験者は大変だった。
当時会社辞めるなら一度情シスやってみないかと、営業から20歳の女の子が入りRPAにチャレンジすることに。
教育係に元PGの女性をつけたが、これが曲者だったのは後で判明するんだけど、数ヶ月経ってもなかなか学習も進まず作れず会社に来なくなり辞めてしまった。
そもそも辞めたい人だったので仕方ないかと思ってたけど、教育係の問題が発覚するのはまだ後の話・・・
そしてまた、事務職のアルバイトさんが社員になりたいとのことでRPAにチャレンジするならと入ることに。
また教育係の女性をつけたが、なかなか進まない。
そしてある日その教育係に呼び出されてキレられた。
「なんで私が中学生の算数もわからない人に教えなきゃいけないんだ!」と。
全部お任せしてたので教育内容を知らなかったので確認したら、2進数の教育から始まって、どんなプログラマーを育てたいのかと言う様なプログラム書ける様になるんじゃね?って専門的な内容だった。
前職でPGの教育をしたことがあったらしく、それがベースになってたみたい。

知ってたら便利かもしれないけど、RPA作るのにいるのか?って内容だったので、全部やめさせてアカデミーから始めることに。
前に辞めてしまった子も教育内容が問題だったかもしれないと思うと、心が痛いです。
なぜ気がつけなかったのか・・・

アカデミーから初めて時間はかかったけど、一応作れる様に。
しかし論理的な考え方ができない。
プログラミング的なことは初めてなので作りもぐちゃぐちゃで泥臭く、たとえばループ処理が作れず同じ処理が10個並んでたりしたけど、私もRPAは簡単の魔法にかかってたので、いずれはできる様になるから今はいいよと、とにかくどんなに不恰好でも完成させてリリースすることを目標とした。
とにかく作って完成させて成果を出すことにより自信をつけさせたかった。
そんなでもがんばって、いくつかリリースした。
でもやっぱり向いてないのが自分でもわかったらしく、本人からギブアップ宣言。
異動することになった。

専任体制

全員兼任だったこともあり、やはりRPAの作成は後回しになって思う様に進まなかった。
今動いている業務をRPA化することが基本なので、急がなくても正直困らない。
そうなるとみんな他の業務が優先になる。
そうこうしているうちに、RPAはもう理解したから十分とか元の業務に専念させたいから戻せとかで人が減っていった。
1人自分からやりたいと声が上がり兼任で始めたけど、元の業務負荷が大き過ぎて本人的にもRPAメインでやりたいのに出来ず困っていると。
その子の元の業務の上長と話して選任にしたいので異動させたいと調整してOKとなったが、引き継ぎは最低半年以上はかかるとの回答。
が、さらにその上の上長から選任やりたいなら異動させろと命令が出て2週間で引き継ぎ完了(やればできるじゃん(笑))、初めてのRPA専任者が誕生することに。

社内リクルート制度

弊社は社内リクルート制度があり、社内に向けてうちの部署はこう言う人が欲しい。と言う情報をあげておくと、それに応募した社員は募集してる異動先部署との合意が取れれば、元の上司の意向は(いなくなる引き継ぎ以外)一切聞かずに異動できる制度がある。
ずっとそこで募集してたんだけど、本社間接部署から応募があった。
で、面接して早々に話を決め異動してくることに。
元の上司からは使えない子だよと言われながら・・・

もう問題のある教育係はいなくなってたので、とにかくアカデミー頑張るんだと(笑)
会社で給料もらいながら勉強できるんだから、とにかく頑張れと。
しかし全然畑違いなとこでPGとも無縁な仕事してたけど、彼女はとても向いてたし優秀だった。
2週間でアカデミーをきちんと理解し完了させ早々に開発することに。
性格もあるんだろうけど、フローも理論整然と並んでて論理的に考えられる子だったので、見事にハマった感じだった。
わからないことは調べられるし、どんどん開発もしてリリースしていったし、開発スピードもどんどん上がっていった。
この専任2名が入ったことによって、やっとRPAの開発が軌道に乗った気がする。

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