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【 適応障害とわたし 】

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適応障害体験記のようなものと、うつに関するお話。
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2020年10月の記事一覧

死んでもいいわたしが生きてる理由

わたしは昔から、いつ死んでもいいと思っている。 これは自殺願望とは異なるものでありながら、どうやら人を心配させる言葉らしいというのは、高校生くらいの時に誰かとの会話で知った。 たとえばこの瞬間、明日自分の目が覚めないと知ったとして、「そんなのは嫌だ」と思わない。むしろ、さくっと人生終わらせられていいなぁとすら思う。 「もう彼に会えなくなっちゃうから嫌だ」 「あのバンドのライブに行けなくなるのは困る」 「新作のゲームプレイしてからじゃないと死ねない」 何かしら思うことが

「それくらい」ができない

メンタルがこう不安定になってからというものの、週に何度か、ちょっとしたことがトリガーになって不安や焦り、そして涙で溺れることがある。 たった今も、引越ししてから1ヶ月以上放置された駐車場の契約書を書いている途中で、保証人の実印が必要ということに気づいてしまい、そこから体が固まってしまった。 親に連絡をし、この書類を実家に送り、実印を押してもらい、送り返してもらい、再度契約先に送る─ 実のところ、私は両親のことがあまり好きではないのです。不仲では全く無いし、愛されてい