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握って気絶してれば1日で助かったSPEEEで大損した件

タイトル通りです。
21日と22日の損切りを併せて67万円負けました。
自戒のための反省を垂れ流しています。
22日に下した判断は目次の3つ。
それぞれ振り返っていきます。
前提:20日にインして、21日に買い下がった後に36万円損切りしたのに、リバを見て買いなおし。21日引けの時点で平均3720円の玉を25枚(930万円)持ち越し


①GDで始まったから、3675円で一部損切り

これはリョービの反省(※)を生かした形で、ポジが大きすぎたので、0か100かの判断ではなく、ポジを小さくすることでその後の動きを取りやすくしました。
前日のPTSを見て決めてたことで、良い判断だったと思います。
思ってた値動きとは完全に違っていたので、ここからは撤退戦でありこの銘柄でのプラスは諦めて、損切額をどこまで減らせるかに目標を下方修正しました。
PTSほどは下げないだろうと踏んでいたところ、100円以上GDで始まって少し焦りましたが、プラ転まではいかずともそれなりにリバるはずという予想も当たり、ポジションの5分の3をほぼ同値で処理することに成功しました。
残りは10枚という多すぎも少なすぎもしない量になり、そのまま上げても下げても大丈夫な布陣で、気持ちはだいぶ楽になりました。

※先月リョービで、ナンピンで膨らんだポジションを全部握り続けて助かろうとして、結果的に耐えられずに底値付近で全部切り、230万円の大損失を計上しました。

②3475円で5枚追加

この判断はあまりよくありませんでした。
①の後、どんどん下に掘っていってポジを減らした効果が如実に出たのですが、昨日みたいに下ヒゲで戻したら利益が出るかもしれないと欲が出ました。
買い増しの判断自体は絶対にダメというわけではありませんが、3475円という指値は行き当たりばったりで何の考えもなく、ただ、朝の指値から200円引いた&昨日の安値から5円引いただけの数字でした。
もちろん、私の売った指値は市場には何の意味もなく、昨日の安値のちょっと下はサポート割れの数字でもあるので、約定後、一瞬で貫通していきました。
窓埋めまで明確なサポートはなさそうだったとしても、せめて昨日の終値から300円下げた3420円や3400円など、市場からも節目として意識されそうな位置に指値を設定しておけば、③の判断も少し違ったかもしれません。

③3475円付近で揉んでたから、3475円で全撤退

この判断は結果的に大間違いでした。
最後に5分足チャートも貼りますが、損切りをしたときのヨコヨコは下げ止まりの局面に見え、10時の上げはじめの直前にふるい落としのような下げが少しだけありましたが、中期線との乖離が大きく、どちらかと言えば買い増しのタイミングだったと思います。
では、なぜ全撤退の判断に至ったかというと、②の買いのタイミングが早く、一気に貫通したという事実もあって弱気になっていたからです。
買増しした3475円がヨコヨコのボックスの上限付近だったのも、損切り判断を後押ししました。
また、この時間帯はほかの保有もあまり芳しくなく、口座全体の損益が見るに堪えない状態だったことも一因です。
SPEEEはマイナス100万円までは耐えようと21日には考えていました。
しかし、実際にはそこまでは耐えられずに損切りしました。
自分のストレス耐性を見誤った結果です。
この後リバるわけですが、その最中の中期線と交わる3600円近辺で損切していれば、損失は20万円弱減ってました。
さらに言えば、引けまで握っていればほぼ損失はなくなっていました。
結果論ではありますが…

①②③は大体の時間帯

④結局、何が一番いけなかったのか

①~③まで、22日の判断を振り返って反省してきました。
結局、何が一番いけなかったのでしょうか。
これは、私の中では明確で、20日のポジの取り方がダメダメでした。
最近はしっかり下値を見極め、損切りラインを明確にしてから入るようにしていたのですが、今回に関しては、なぜか「4000円が短期の底、そこまでナンピンしてればすぐに上がるだろう」と考えて損切ラインをしっかり設定していませんでした。
8月後半以降は損切りラインを先に決め、最大損失額から逆算して枚数や買い指値を決めていたのに、直近のパフォーマンスが良かったので調子に乗ってたんだと思います。

一応、3700円(直近安値)で一度損切りしていますが、直前まで損切りを意識していなかったため、その時点で36万円の損失になり、取り返そうと底を確認して買いなおすという行動に出ています。
そして、今回のSPEEEの場合、直近急騰してたこともあり、21日に損切した直近安値の3700円を割ったら、サポートとして明確な次のラインは窓埋めまでなく、その金額は3155円です。
とてもじゃないですが、そこまでは付き合いきれません。
③で下を意識したときに、高所に登って降りられなくなる猫のように自分が非常に危険な状態にあることに気付いてしまい、耐えきれませんでした。

また、普段触ってる銘柄は3桁や1000円台のものが多いことで、ポジのサイズを見誤ってしまったのも遠因です。
リョービのときもそうでしたが、普段、1000株2000株で注文を出すことが多く、その感覚で注文を出しているとすぐにポジのサイズが大きくなってしまいます。
2500株は少ないという印象でしたが、実際は1000万円弱の大ポジションでした。
こんなことは暗算でもすぐに分かることですが、普段、値かさ株を触らないので、感覚が養われていなかったのだと思います。

以上、お焚き上げのような心境で綴った駄文でした。
8月のリョービの反省を生かして①の判断ができたので、これでも損失は30万円ほど減ってます。
勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし。
負けたときには、負けるべくして負けています。
負けたときにその理由を毎回振り返ることでしか、株式投資で勝てるようになる道はないと思い、今回の反省を綴っています。

基本的な反省ばかりですが、誰かの参考になれば…

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