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フォトシンスの本決算に向けて

フォトシンスは2月13日に本決算を発表予定。
本日は、それに先立って上方修正が出てました。
本決算を迎えるにあたり、自分の頭の中を整理しておきたいと思って書いてます。


上方修正について

今日の上昇修正の意味

正直出ると思ってたので、出たということ自体には、あんまり意味がないと思ってます。
本決算と同時かなと思ってたので、先に出たのが少し意外だっただけ。
3Qまでの進捗を見て、4Qで会社予想の営業損失になると考えてる人は、ほぼいなかったのではないでしょうか。

2月1日付上方修正IR

上方修正の数字の意味

数字を見ると、本決算直前で四季報予想を下回る営業利益を出してきたという点で、むしろマイナスに見る人もいるかもしれません。
11月に東京メトロ/都営地下鉄の主要駅の改札に広告を打って、その金額が四季報予想より高かったのかな?

逆に、売り上げが四季報よりも1億円伸びてる点は評価できます。
下の画像は3Qの決算説明資料です。

単純計算で4Qの売上予想は7億円

基本的に売り上げは右肩上がりで漸増しています。
今回の上方修正の数字から単純計算すると、4Qの売り上げは約7億円。
QonQで7000万円の伸びは、2021の2Qから3Qに次ぐ高い数字です。
広告やAPIでの付加価値の付与が効いてきてるのだと思います。
サブスクビジネスであり、解約されない限り売り上げが積みあがっていくと考えると、売り上げの伸びの重要性は一時の利益の下振れよりも重要かもしれません。

今のところ、PTSは上に反応してるみたいですが、明日のザラ場にならないと、どっちの見方が優勢かは分かりません。

本決算で見るべきポイント

単月黒字化は達成できたのか

フォトシンスは、2023年度中の単月黒字化を目標に掲げています。
11月はメトロに広告を打ってるので、現実的には12月に黒字化してるかどうか。
達成できたかは、決算発表時に出るものと思われます。
売上の伸びを見ると、12月は黒字化しててもおかしくないです。
ただ、昨年は一時賞与の支払いもしてたみたいなので、どっちに転ぶか正直分かりません。
達成できていれば間違いなく好材料。できてなかったら失望売りもあり得ます。

翌期の黒転は発表されるか

これはされると思います。
逆に黒転してなかったら、かなり厳しい状況になるでしょう。
意地でもプラスの数字を発表すると思います。
そこはあまり心配してないのですが、むしろ、どこまで数字を積み上げられるかが焦点になるでしょう。

ここからは完全に皮算用です。
前記のとおり、4Qの売り上げは単純計算で7億円と試算できます。
×4すれば28億円で、四季報の来期予想の数字はクリアー。
そして、売り上げは基本的に右肩上がりです。
11月の広告効果で伸びた可能性もあるので、それ以前のQonQ3000万円の伸びとしても、約3億円のプラス余地があるので、31億円くらい。
粗利率の高い会社なので、伸びた分は相応に利益に乗ってきます。
そうなると、四季報予想を大きく上回る営業利益2億円くらい、成長率が高まっていればそれ以上が見込めるのではないでしょうか。

最後にまた完全なるポジトークを放り込んでしまいました。
話半分で読んでもらえればと思います。

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