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コンセプトが生んだのは居心地のよさ|ショウガナイジン

ご無沙汰してます。
sioで働く料理人のオリタです。

今回は、住民でリレーするnoteマガジンのバトンが回ってきたので書いていきます。

北千住にある新陳代謝がコンセプトのシェアハウス、ショウガナイズ北千住。

オーナーの鶴の一声で始まった住民によるnoteマガジン「ショウガナイジン」。

このシェアハウスのコンセプトは、こちらのツイート通りです。

https://twitter.com/ryo0y/status/1174635598616784896?s=21

住む人が新陳代謝する家。
半年ごとに家賃が上がる。
次に進むため力を蓄える場所。

コンセプトは面白いし、家賃も驚くほど安い。
職場の丸の内、代々木上原までも一本。
即内見を決めました。

基本的には半年で離れるわけです。

半年で引っ越しなんて億劫だという方もいるかと思いますが、住むことでしかわからない街の顔の変化を知ることができますし、地元の名店食べ歩きもできます。

荷物を身軽にすることで短期間で住拠点を変えれます。魅力的な街がこれほどまでに詰まった東京を楽しむことができるのです。

できれば今後も定期的に引っ越したいです。
旅するように暮らすのが目標です。


また、コンセプトも気に入っています。別々の道を歩むそれぞれの門出。終わりがあるから、日々を大事にするのではないでしょうか。(同様の理由で終わりから始まりを感じることができる卒業式も好きです)

新陳代謝の中で、素敵な出会いが自然と生まれるんだろうなぁという思いもあり住み始めました。



2020年3月現在、ショウガナイズの住人は、男子4人女子3人の計7人。

スポットで住んでいた人もいますし、住民の友達も高頻度で泊まりに来ます。

風呂トイレは共通。古い建物なので冬場は超冷えたりと不便ももちろんありますが、金銭的なメリットだけではなく、それ以上に得られるものがあるので僕は大満足です。


理由は、2つあります。

一つ目は、情報面。
多様なキャラクターの住民との生活で、普段得られないニュースや知識をお互いに共有し合えます。

今のうちは、社会活動家、建築家、大学生、ワインの輸入会社、整体師、そして料理人と職業スクランブルです。

専門分野が違うからこそ、違う角度からの情報が提供し合えて、他者貢献感が得られます。

アルベルゴディフーゾという街全体をホテルの見なす取り組みがあるんですが、これなんて、住むまで全く知り得なかった。既にあるものに対して、視点を変えるだけで新しい価値を作ることが好きなので、この取り組みは刺さりました。建築家の石村さんありがとう。


さて、2点目。
それは、超個人的なメリットですが、食べてくれる人がいるということ。


料理人は、人に料理を振る舞うことで幸せを感じると思います。


そのため、一人暮らしだと自炊しません。少なくとも僕は自分のために作るのはかなり億劫です。


しかし、他者と暮らすことで、毎日振る舞う機会が得られます。プラス都内で一人暮らしではなかなか得られない広いキッチン環境が得られるのもシェアハウスの利点です。

まだまだ修行中の僕にとっては機会と環境が得られるシェアハウスは非常に居心地が良いのです。

先日も友人を招いたパーティーや深夜のラーメンテロなど、料理を振る舞うことができ、日々幸福であります。


これからも、節度あるおねだりをお願いします笑

さて、場づくり料理人の僕が感じているシェアハウスショウガナイズの居心地のよさですが、それを得られているのは起業、新陳代謝というコンセプトのおかげであり、名前から連想されるしょうがない・何とかなるさというおおらかなモットーのおかげかなとも思います。

料理人、料理好きはシェアハウスもぜひ検討してはいかがですか?
(実はこれからいろいろと仕掛ける予定ですぞ!お楽しみに)




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