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やるんか、やらないんか?

6月6日奈良で登壇イベントを終えて、中川さんの案内のもとラーメン屋さんに到着しました。

そこには緑色の髪をしたカマキリ好きの料理長とスタッフ4名待っていました。
ここに訪れた理由は、中川さんがやられているN.PARK PROJECTでサポートしているお店だったからです。

実は近畿大学の3年生集まり作っている学生起業の飲食店でした。

黒を基調としたスタイリッシュな店内、カウンターと奥のテーブル。
今回はたまたまリニューアルオープンのタイミングでした。すするか、すすらんか。は麻婆拉麺まぜそば専門店でした。ラーメンが準備されるまで、店内を見渡すとさまざまな工夫が凝らしてありました。
クーラーは黒く塗って、トンマナを揃えたり、あえて卓上調味料はあえて置かなかったり、など。

しかし、シェフの目から見ると荒削りな部分もあったようで、グラフのサイズ、キンキンに冷えたおしぼりなど、いろんな発見がありました。

革命と呼ばれる麻婆豆腐ラーメン

さっそく看板メニューの麻婆豆腐ラーメンと餃子を作っていただきました。物凄い辛そうな麻婆豆腐…。

出来上がった麻婆豆腐ラーメン 革命がこちらです。

餃子も作っていただきました。

今回は味のアドバイスにシェフはやって来ましたからしっかり確かめさせていただきました。

まずラーメンは全体の味のバランスが良くて、『普通においしい』。麺も考え抜かれた太麺で満足感のある本格的な味わいでした。

間違いなく及第点のラーメンをこれからもっと良くするにはどうしたらいいか?体験価値を深める方向性は何なのか?
みんなで議論させていただき、具体的な改善策を出していきました。

この麻婆豆腐ラーメンのままだと、味が一辺倒になってしまう中で、キレを出すためのどうしたら良いのか。味?食感?香り?温度?
さまざまな可能性がある中で、画期的なアイデアが見つかりました。

ここでも用いられるのが、サウナ理論。
#ととのうプリン  でお馴染みのものです。

ガンガン汗が噴き出る麻婆豆腐ラーメンに、味の面や温度の面で解放区を作ってあげることが多重要です。
そのギャップに人は感動や気持ちよさを感じるんだと思います。

どんな革命になったのか?
ぜひ確かめに行っていただきたいと思います。

すするか、すすらんか?に込めた想い

店名の由来は、代表の西さんが『やるのか、やらないのか?』と日頃から思っていることを伝えるために出来上がった名前でした。

学生たちが人生の選択肢を考えるきっかけになったらいい。

そう語る彼らは、あくまでラーメンは手段で、別にしっかりと伝えたいことがあるのでした。

それは、つまりラーメンの形をしたスタンスの表明でした。

そして、これを自分たちの世代で終わらせるのではなく、仕組みを作って後輩たちが続くようなプロジェクトにしたいとのことでした。

こんなに燃えている学生を見て僕らも負けてられないなぁと素直に思いました。

奈良にお越しの際はぜひ食べにいかれてください!

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