【S22最終2005/256位】タヅナ式コケコランド

【はじめに】

はじめまして、ぽぜすと申します。S22お疲れ様でした！
自身初のレート2000を達成したので、記事を残すことにしました。
初の投稿となるので、読みづらい点もあるとは思いますがご了承くださいm(_)m

【使用構築&結果】

TNリン　最高最終2005/256位
TNなしこ　最高199x  最終宇宙

【構築経緯】

竜王戦環境時の相棒である黒バドレックスを軸として組みはじめ、黒バドが苦手な悪タイプ（イベルタル、悪ウーラオス、ガラルファイヤー、バルジーナ、サザンドラ等）に強いカプ・コケコを採用。

次に、環境トップであるザシアンの引き先になれて、カプ・コケコのボルトチェンジと合わせてとんぼ返りでサイクルを回しやすい霊獣ランドロスを採用。

上記3体だと黒バド受けの高耐久ポケモン(バンギラス、ブラッキー、ボリゴン２等)を崩すのが難しいため、悪ウーラオスを採用。※悪である理由は後ほど解説

その後、環境に多いザシアン、ヒヒダルマ、ゴリランダー、マンムー等を上から縛れてサイクル性能も高いエースバーンを採用。

最後に、カイオーガや砂＋ウオノラゴンに強く、黒バドにも対面からなら役割が持てるウオノラゴンを採用して完成。

【個体紹介】

1.カプ・コケコ＠オボンの実

特性：エレキメイカー
性格：臆病（S↑A↓）
実数値：177(252)-x-109(28)-116(4)-110(116)-180(108)
技構成：ボルトチェンジ/自然の怒り/マジカルシャイン/挑発

H-B 意地っ張り鉢巻暗黒強打をオボン込み2耐え
H-D イベル意識でなるべく高く
S 最速111族抜き（大体の耐久型ムゲンダイナを抜けるライン）

僕が1番好きなポケモン。有利対面を作り相手の引き先に怒りを入れることで裏の黒バド、悪ウーラを通りやすくした。また、搦め手を使ってくる相手に対し挑発＋怒りで展開を阻害する動きも強かった。環境にいるコケコはスカーフが多かったので、読まれることが多くなかったのがとても助かった。
壁＋ゼルネ軸に対しても、壁展開を阻害（悪戯心相手だと光の壁だけ張られる）した後に後発のゼルネに上から挑発を打つことでジオコンを積ませず、裏のエースバーンで縛る動きが取れた。
不利な相手に対しても強引に半分削ることができる怒りが本当に偉く、選出して腐ることが少なかった。
ただCに振ってないため火力不足が否めず、Sを最速100族抜き(サンダー意識)まで落としてCに回すことも考えたが、稀にマッチングするルギアを完全にカモることができたのでそのままにした（最終日も1回当たったので正解だった）
本構築自慢の1体です。ありがとう。

2.ランドロス（霊獣）＠ゴツゴツメット

特性：威嚇
性格：呑気（B↑S↓）
実数値：196(252)-165-156(252)-x-101(4)-99
技構成：蜻蛉返り/地震/ストーンエッジ/ステルスロック

H-B ザシアン意識でぶっぱ

最強のクッション役。Sに下降補正をかけることでミラーで後攻蜻蛉返りができるのが偉かった。様々な物理アタッカーに役割を持つことができ、かなり多く選出した。
ただ環境が進むにつれザシアンの氷の牙採用が増えたことや、ゴツメダメージ×2+アストラルビットを普通に耐えるD方面に厚い型が散見されるようになったため終盤の方は動かしづらさを感じた。
岩技の枠はもともと岩石封じを採用していたが、主にホウオウ、サンダー、ミラー時のダメージを意識してストーンエッジに変更した。実際これが活きる場面が多く正解であったと思うが、竜舞羽カイリューがキツくなってしまった。結局この枠に関しては好みなのかなと思う。

3.バドレックス(黒馬上の姿）＠きあいのタスキ

特性：黒の嗎
性格：臆病（S↑A↓）
実数値：175-x-100-217(252)-121(4)-222(252)
技構成：アストラルビット/サイコキネシス/ドレインキッス/悪巧み

上手く一貫を作れば本当に止まらない、超火力エース。
襷を持たせることで圧倒的対面性能を誇り、ミラーやメタモン(襷は知らん）にも強い。
受けてくるポケモン対しても裏である程度削ってしまえば交代読み悪巧みで容易に崩せた。
エスパー技の枠はもともと受けループ意識で未来予知を採用していたが、ゴチルゼルやスイクンの流行もありその数を減らしていたので、よりスタンパのムゲンダイナに安定して勝てるようにサイコキネシスに変更した。
また終盤にかけてスカーフ悪ウーラが激増し、蜻蛉返りで襷を潰されてから次のサイクルで上から縛られることをより警戒しなければならなくなったため、襷が残ってるとはいえ容易に突っ張らないことを徹底した。

4.エースバーン@拘りスカーフ

特性：リベロ
性格：意地っ張り（A↑C↓）
実数値：155-184(252)-95-x-96(4)-171(252)
技構成：蜻蛉返り/火炎ボール/飛び膝蹴り/アイアンヘッド

技を当てれば最強のポケモン。上からの高火力蜻蛉返りでサイクルを回せて、スイーパーにもなれる。
火炎ボールを外すのがしょうもなさ過ぎるためフレドラ採用も考えたが、後投げしてくるサンダーに触れたくないことと、電光石火採用のザシアンを意識した際にHPをなるべく削りたくなかったので火炎ボールにした。
本当によく技を外したので、自然の怒りをほぼ全部当てたコケコを見習ってほしい。

5.ウーラオス（一撃の型）＠拘り鉢巻

特性：不可視の拳
性格：陽気（S↑C↓）
実数値：175-182(252)-120-x-81(4)-163(252)
技構成：暗黒強打/インファイト/毒突き/不意打ち(PP6)

本構築の破壊役として、MVP級の活躍をしてくれた。有利対面をとった際に相手にかける負荷は凄まじく、いかにこのポケモンで有利対面を作るかを考えていた。
技に関して、サブウェポンは毒突きで大正解だった。フェアリータイプで止めてくることが多かったので1回でも交代読みを決めてしまえばその時点で勝ちが確定することが少なくなかった。また、鉢巻不意打ちのPPを7で止める話が有名であるため敢えて6で止めた。これは良かったのか悪かったのかわからないが、まあ好みだと思う。
黒バド軸は水ウーラと組むことが多い印象だが、悪ウーラの方が黒バドと一貫を取られづらく、後投げが効きやすいため悪ウーラの方がいいと思う。(あくまで個人的意見)
具体例を示すと
・黒バド-ムゲンダイナ対面(主に初手)、相手の行動はスカーフシャドボor受けポケ引きなので悪ウーラ引きでアドが取れる
・黒バド-ポリ2対面、放電を押されすと水ウーラだった場合抜群を突かれてしまう
等である
水にすることによるメリットがあれば、自分の勉強にもなるのでぜひ教えてほしい。

6.ウオノラゴン＠突撃チョッキ

特性：頑丈顎
性格：意地っ張り（A↑C↓）
実数値：197(252)-139(132)-120-x-116(124)-95
技構成：エラガミ/ドラゴンダイブ/噛み砕く/岩石封じ

H-D 臆病黒バドの+2アストラルビットを最高乱数以外耐え

対カイオーガ、砂+ウオノラゴン用兵器。黒バドにも役割が持てる。
砂+ウオノラゴンの並びに対する立ち回りとして、砂撒き役(カバ、バンギ等)との対面を作ってエラガミを押して死に出しor受け出しでミラーになった後、殆どの相手はこちらの引きにアドが取れるエラガミを押してくるので、そこでドラゴンダイブを押す。
ただこの動きは安定せず、相手が素直に龍技を押す人だとこちらが崩壊する。これに関してはもともと構築単位で砂+ウオノラゴンがキツいためある程度割り切っていた。
汎用性を落とさずにこの並びを対策する方法はこれしか思いつかなかったので、もっといい案があればぜひ教えてほしい。

【使用感】

自分で組んどいてこんなこと言うのはどうかと思いますが、相手に合わせた柔軟な選出や立ち回りをする必要があり、どうしても択が多く発生してしまう構築だったので使うのはかなり難しかったです、、（笑）

ただ、適切に読みを通せれば勝てる構築であるということは結果で示すことができたと思うので良かったです。

【感想】

自分の好きなポケモンでレート2000という目標を達成できてとても嬉しいです。序盤から最終日までシーズンを通して真剣に、楽しく対戦できました。
これから忙しくなるので時間が取れる月がいつになるか分かりませんが、次は最終2桁を目指して頑張りたいと思います！

【Special Thanks】

一緒に構築を考えてくれたうっちゃ君
不意打ち択の神・アッキ君
2000祝いしてくれたわたる
応援してくれた皆さん
ここまで読んでくださった皆さん
赤甲羅を投げて僕のマリオカートのモチベを削いでくれた皆さん
書いて欲しそうだったのでみやこ

ありがとうございました！！

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