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雑誌:「熱風(GHIBLI)7月号」


安野モヨコ先生の美しい表紙絵

スタジオジブリに定期刊行誌があることをご存じでしょうか。

「熱風」という雑誌なのですが、結構中身が盛りだくさんなのに、なんと無
料。
表紙は安野モヨコさんの美人画の描き下ろしで、毎号ほれぼれしてしまいます。美しい。

大きな本屋さんのジブリ関連書籍の棚に置いてあるそうなのですが、毎月貰いに行くのもめんどくさいし、忘れてしまうので、年間購読しています。
年間購読の方法もHPからのネット決済とか最近主流の方法ではなく、巻末についてる郵便振替用紙での申し込みです。アナログ!

7月の熱風の好きな記事、特集をつらつら書いていきます。

①ジブリパークの特集

7月号は11月にオープンする「ジブリパーク」の特集が見どころでした。
パークの監督を務める宮崎吾朗監督の10ページ以上にもなるインタビューや、第1期整備エリアのマップと主な展示物の解説、計画段階のパークの平面図など、ファンにはたまらない内容が盛りだくさんです。

第1期整備エリアは「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」の3つのエリアから構成されています。

「ジブリの大倉庫」はその名前の通り、ジブリの秘密や不思議がいっぱいつまった大倉庫で、作品や映像の展示、子どもが遊べる部屋、カフェ、ショップなどができるそうです。

「青春の丘」には、耳をすませばに登場する「地球屋」があり、ベランダからはジブリパークの園内が一望できる、眺望スポットです。

「どんどこ森」にはトトロに出てくる「サツキとメイの家」や、地域の素材や木材がふんだんに使われた子ども用の遊具「どんどこ堂」などが作られるようです。

園内マップやインタビューを見ているだけで、早く行きたくなります。
早く11月になって。お願い。

アクセス方法も手書きイラストの地図で載っていたのですが、これがまたジブリ!っていう感じでとても可愛くて。このイラストたちでグッズを作って欲しいくらい、本当に1つ1つのが丁寧で可愛いです。

イラストが可愛すぎてスルーしそうになったのですが、名古屋駅からのアクセス、結構悪いですよね。
関東民なので実際のところは分からないのですが、新幹線の名古屋駅から地下鉄東山線に約30分、リニモに乗り換えて約15分。
乗り換えのラグなどを考えると、名古屋から1時間くらいでしょうか。小さい子どもを連れて行くとなると、もっとかかりますね。

めちゃくそに悪いって訳でもないけど、成り立ち的に仕方ないけど、東京駅からディズニー、新大阪からユニバと比べてしまうと、ねえ。名古屋駅からのシャトルバスとか、あったらいいなあ。無くても行くけど。絶対行くけど。
なんだかんだ、超楽しみにオープンの日を待っています。

②第11回「シャーロック・ホームズ全事件 名前のない事件~CASE WITH NO NAME~」いしいひさいち

実家で新聞をいくつかとっていたのですが、その中でも朝日新聞のテレビ欄裏に乗っていた「ののちゃん」が大好きでした。
大笑いするような感じではないけど、穏やかに面白くて、たまに学びもある。

「ののちゃん」と同じように大笑いするような作品ではないけど、絵と手書きの文字に味があって、たまにフフッて笑える。
おばあちゃんちの置き菓子のような安心感。ずっと読んでたいです。

さいごに。。
ジブリの雑誌~!さぞジブリ作品の情報がてんこ盛りなんだろうな!と思って読むと、痛い目にあいます。
ジブリ作品の情報は全体の半分にも満たなくて、昔の映画とか、特撮とか、政治的なことについての連載がほとんどを占めます。

でもでも、安野モヨコ先生の描き下ろしイラストとか、ジブリ作品の情報とか、制作秘話とか、無料でこんだけ中身の濃い雑誌を提供してもらえて、ファンとしてはうれしい限りです。
なんで無料なのか、本当に無料でいいのか、不思議なくらいですよ。

8月も楽しみです。



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