テケテケ
※怖い話、不気味な話です。苦手な方はお控えください。開いていただいたのにすみません💦
皆さんが小学生の頃に聞いた怖い話…
まだ覚えている話はありますか?
僕が小学生の頃は、口裂け女、ムラサキカガミ、トイレの花子さん…
そして、テケテケです。
地域によって呼び名が違うかもしれませんね。
テケテケは下半身のない女性で、
腕を組み、両肘を足のように使い、
ものすごい速さで追いかけてくる…。
そんな噂が広がりました。
当時の帰り道、一緒に下校していた友達と
「テケテケが出たら、どうする?」
と話したことを覚えてます。
それから10年以上がたち、
何かの本で「テケテケ」が生まれた話を読みました。
今日は、その内容を紹介したいと思います。
ちなみに、この記事を読んでいただいてる皆さん。
すでにフロまたはシャワーは済まされましたか?
まだの方は、先に済ませてから読んでいただくことをオススメします。
では…
今から50年以上も前の話。
場所は、雪が深い地域。
客が誰も乗っていない列車が走っていました。
列車の中は、運転手と車掌さんのみ。
雪で視界の悪い中、列車は走ります。
夜遅くなり、さらに視界が悪くなった頃…
前方の線路に、人が立っているのを運転手が気づきます。
急ブレーキをかけるものの間に合わず、
列車に衝撃が…。
携帯電話もない時代。
運転手か車掌さんのどちらかが、最寄りの駅まで人身事故を知らせに行かなければなりませんでした。
2人で話し合い、運転手が知らせに行き、車掌さんが列車に残ることになりました。
列車の座席に座り、ただ運転手の帰りを待つ車掌さん。
どれくらい時間がたったでしょうか…
外から、
ズズッ…ズズッ
という音が聞こえてきました。
しかも、だんだん近づいてきます…
ズズッ…ズズッ…
音はさらに大きくなり…
ズズッ…ズズッ…
列車のドアの目の前で止まりました。
車掌さんが確認しようと、ドアを開けると…
数時間後、運転手が警察関係者とともに、列車に戻りました。
ただ、待っているはずの車掌さんがいません。
警察関係者は、線路から少し離れた場所にあった轢断された下半身のところへ行き、
運転手は、車掌さんを探しました。
雪の中、列車周辺を探しましたが、車掌さんは見つかりません。
車掌さんはどこへ…?
運転手が天を仰ぐと…
高い電柱の上に、車掌さんが…
そして、彼の背中には
上半身だけの女性がしがみついていたという…
眠れない夜に、少し背中がヒヤッと…
なりましたでしょうか?😏
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。