【マネしたい】カッコいいパワポの「ディバイダー」11選
みなさんこんにちは。
資料デザインのリサーチや分析に取り組むパワーポイントのスペシャリスト、パワポ研です。
今回は、パワポの「ディバイダー」に焦点を当て、上場企業のIR資料から参考になるものを抜粋して紹介していきます。(パワポ研の方で難易度を三段階に設定しておりますので、各自のパワポレベルに応じてご参照ください)
以前、好評だった、「表グラフ」の解説記事はこちら。
対象企業のパワポそのものが気になった場合は、Deck全体が参照できるよう、引用元のURLも記載しております。是非ご活用ください。それでは早速見ていきましょう。
UUUM(難易度:★☆☆)
ディバイダーは、全体の内容を区切る役割をします。そのため、他のメッセージスライドで使われている背景色とは違う色をメインに使うことが重要です。メッセージスライドにおいては、白やグレーが背景とされることが多いため、ディバイダーにおいては、必然と派手な色あるいは、濃い色が選択されることになります。UUUM社もコーポレートカラーである青色を前面にだした背景となっています。
URL:https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS71102/868e0d80/e555/45db/b492/85cf71c348e6/140120200713461906.pdf
ユーザーベース(難易度:★☆☆)
ユーザベース社も、メッセージスライドの背景は白色です。そのため、ディバイダーの背景を黒色にすることで、内容の区切れを明確に示しています。左上に目次と対応した番号、中心に項目の内容、下部に社名等を記載したシンプルなものです。これでも内容としては、多すぎるほどのイメージで作成しても問題ないと思います。
URL:https://ssl4.eir-parts.net/doc/3966/ir_material_for_fiscal_ym2/95342/00.pdf
マネーフォワード(難易度:★★☆)
MF社は、ポップな画像を背景として、真ん中左寄りに四角枠で、項目内容を記載しています。(悪い意味ではなく)派手な印象を与えるディバイダーを使用することで、全体の内容を区切る役割を果たしていることは言うまでも無く、ディバイダーを経ることで、次の内容を読みたくなるようなリズミカルな印象を与える点が良いポイントです。
URL:https://ssl4.eir-parts.net/doc/3994/ir_material_for_fiscal_ym/93576/00.pdf
feedforce(難易度:★★☆)
feedforce社のディバイダーは、非常にシンプルかつ参考にすべきスライドだと思います。華美には感じない程度の背景色を選択しながらも、ディバイダーとして内容を区切る役割を果たしています。文字の大きさを小さくすることで、デザイン的にも優れた印象を与えていると思います。
URL:https://ssl4.eir-parts.net/doc/7068/tdnet/1855668/00.pdf
QDレーザ(難易度:★★☆)
端的にクールなディバイダーだと思います。QDレーザ社は、他のスライドにおいても最先端の技術を提供する会社としてのイメージを具現化するようなスライドがあり、このディバイダーも同様の役割を果たしています。
URL:https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS81911/5396439e/8f70/44bd/93d6/96877da143fa/140120210218466267.pdf
ジャパン・インフラファンド(難易度:★★☆)
ファンド系のスライドとしては、ポップな印象を持つ点が特徴的です。大きな矢羽根で内容を示しつつ、背景はイラストになっています。矢羽根のような、インパクトのある図形でディバイダーとしての特徴をだすことも一つのテクニックだと思います。
URL:https://ji-fund.com/file/ir_library_term-6deb88d2837cf69ccd0e9c8faa3d676d7c8a6b29.pdf
RPA Holdings(難易度:★★☆)
背景を白黒画像にして、スライド下部に帯で項目内容を配置しています。帯の背景色がコーポレートカラーになっており、読み手に強い印象を与えます。作成するのにそれほど時間はかからないレイアウトだと思いますが、手の込んだ印象を与えており、ディバイダーとして優れたスライドだと思います。
URL:https://ssl4.eir-parts.net/doc/6572/ir_material_for_fiscal_ym/94384/00.pdf
ジモティー(難易度:★★☆)
様々なディバイダーがあると思いますが、詰まるところ、ジモティー社のディバイダーが、ディバイダーの基礎かつ十分なスライドだと思います。①背景色を他のメッセージスライドと大きく区別する。②次の内容が簡潔かつ明確に理解できる。③作成に時間をかけない。この3つの約束を守ることが重要です。
URL:https://jmty.co.jp/wp-content/uploads/2021/02/20210215_002.pdf
Speee(難易度:★★☆)
Speee社もジモティー社に劣らず、シンプルなディバイダーです。シンプルでありながら(あるからこそ)クールな印象を与えています。内容を明確に理解できるので、こちらも参考にすべきスライドであると言えます。
URL:https://ssl4.eir-parts.net/doc/4499/ir_material_for_fiscal_ym/89570/00.pdf
星野リゾートREIT(難易度:★★★)
このスライドは、背景画像が印象的です。項目内容を右上に持ってきている点は、読み手が通常は左上からスライドを「読む」ことを考慮すると、気になる点ではありますが、他のメッセージスライドとの差分は非常にわかりやすく、ディバイダーとして一つの参考になると思います。
URL:https://ssl4.eir-parts.net/doc/3287/ir_material_for_fiscal_ym/92381/00.pdf
DRAFT(難易度:★★★)
DRAFT社はオフィスを背景としたおしゃれなディバイダーになっています。背景色とテキスト色が少し被ってしまってはいますが、ディバイダーとしての役割は、十分に果たしており、全体として非常に魅力的なディバイダーだと思います。
URL:https://ssl4.eir-parts.net/doc/5070/ir_material_for_fiscal_ym/95891/00.pdf
まとめ
・画像を使うor単色で背景を覆うことで、メッセージスライドとの違いをだすことが何よりも優先事項
・ディバイダーは作成に時間をかけすぎない。
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