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【マネしたい】カッコいいパワポの「表紙」スライド11選

みなさんこんにちは。
資料デザインのリサーチや分析に取り組むパワーポイントのスペシャリスト、パワポ研です。

今回は、パワポの「表紙」スライドに焦点を当て、上場企業のIR資料から参考になりそうなものを抜粋して紹介していきます。(パワポ研の方で難易度を三段階に設定しておりますので、各自のパワポレベルに応じてご参照ください)

以前、好評だった、「表グラフ」の解説記事はこちら。

「表紙」スライドの作成時間が長くなりすぎる必要はありませんが、読み手が資料を開いた際に最初に見るものとなりますので、表紙でがっかりするのは避ける程度に作成することが望ましいです。

対象企業のパワポそのものが気になった場合は、Deck全体が参照できるよう、引用元のURLも記載しております。是非ご活用ください。それでは早速見ていきましょう。

M&Aキャピタルパートナーズ(難易度:★☆☆)

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同社は、企業キャラクターを前面に押し出しつつ、シンプルにまとめています。誰もが印象に残るキャラクターの採用は、今後の企業にとって必要な戦略かもしれません。

URL:https://www.ma-cp.com/pdf_files/202010301502051490727195.pdf

Orchestra Holdings(難易度:★☆☆)

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社名から連想されるオーケストラの画像をネガ調にしています。事業内容は
「グループ戦略の立案、実行および子会社経営管理」となっていますが、表紙としてのインパクトには十分と言えるでしょう。

URL:https://ssl4.eir-parts.net/doc/6533/tdnet/1938394/00.pdf

ユーザーベース(難易度:★☆☆)

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同社の表紙は、非常にシンプルかつインパクトのある表紙だと思います。難易度を1に設定しているように、できるだけ工数がかからずにクールな表紙を作るには、このようなスライドを参考にしてみると良いと思います。

URL:https://ssl4.eir-parts.net/doc/3966/ir_material_for_fiscal_ym2/95342/00.pdf

Hamee(難易度:★★☆)

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同社の表紙は、黄色×黒色で仕上がっています。組み合わせの良い色なので、読み手の目を引く印象を与えてくれます。最低限、必要な情報は上記のスライドに詰め込まれていますので、参考にしてください。

URL:https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS71035/4f92b9e3/0f2c/46de/b8b5/238c97def841/140120200612443475.pdf

エイチーム(難易度:★★☆)

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同社の表紙も最低限のコストで、しっかりした企業イメージを共有してくれます。画像にこだわりすぎるあまり読み手が異なる解釈をしてしまう場合もあり、画像を決め切れない場合には、無理に画像を挿入せずに、背景色と文字色の組み合わせを考えて、上記のような表紙にしておくことが無難でしょう。

URL:https://ssl4.eir-parts.net/doc/3662/tdnet/1944006/00.pdf

HENNGE(難易度:★★☆)

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企業ロゴも会社のイメージを形作るのに、重要なファクターと言えるでしょう。HENNGE社のロゴは、誰もが見たことのある記号の組み合わせであるものの、企業ロゴとして採用されると、非常にインパクトが強く、印象に残りやすいです。

URL:https://hennge.com/jp/ir/images/202011161500.pdf

シェアリングテクノロジー(難易度:★★☆)

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シェアリングテクノロジー社は、白色と黒色(一部、灰色)で表紙を作成しております。繰り返しになりますが、表紙においては(他のスライドでも)、多くの色を組み合わせることは、ネガティブな結果を生むことが多いので、できるだけシンプルに作成することを心がけることが大切です。

URL:https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS03964/863cab47/f7ff/4936/9065/bb5f2a867883/20201113150714641s.pdf

LITALICO(難易度:★★☆)

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LITALICO社は、スライド下部のロゴが特徴的です。IR資料内でも、売上高の内訳を上記の配色を利用して、区別したりと上手くロゴの配色を利用したシーンが確認できます。是非、下記のリンクより他のスライドも確認してみてください。

URL:https://ssl4.eir-parts.net/doc/7366/ir_material_for_fiscal_ym2/98400/00.pdf

ジャパン・インフラファンド(難易度:★★☆)

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不動産投資ファンドを運用しているファンド系の企業のIR資料は、上記のように都市を俯瞰した画像を利用していることが多いです。左右の区切り方が特徴的で、曲線を利用することで、柔らかい印象を与えています。

URL:https://ji-fund.com/file/ir_library_term-6deb88d2837cf69ccd0e9c8faa3d676d7c8a6b29.pdf

Goodpatch(難易度:★★★)

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Goodpatch社の表紙スライドは、パワポ研のtweetや、他のnote記事でおなじみかもしれません。色の組み合わせ、画像の選定、重要な情報のみを大きなサイズで記載するなど、こだわりが細部まで感じられる表紙だと思います。

URL:https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS04618/eb9a74b0/cb3b/4c34/a75a/34323bdeb0ce/20201022132748540s.pdf

ZUU(難易度:★★★)

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「点」をつないで「線」を作るというワードは、スティーブジョブズ氏の演説で有名になり、良く聞くようになりましたが、それを画像で表現している表紙スライドです。使用している色は多いですが、特に、お互いを消しあってる印象はなく、自然な形で組み合わされていると思います。

URL:https://zuu.co.jp/files/topics/2630_ext_01_0.pdf

まとめ

いかがでしたでしょうか。「表紙」スライド作成のコツは、①企業のイメージを活用した画像の挿入、②情報は詰め込みすぎない、③他のスライドとトーンを合わせるor大きく外す。です。特に画像の枠線やサイズ感などで印象が大きく変わってしまうので、細かなところに注意する必要があります。今回の資料が、「表紙」を作成する際の参考になれば幸いです。

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