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【マネしたい】カッコいいパワポの「オレンジ色」スライド4選

みなさんこんにちは。
資料デザインのリサーチや分析に取り組むパワーポイントのスペシャリスト、パワポ研です。

今回は、オレンジ系のパワポに焦点を当て、上場企業のIR資料から参考になりそうな抜粋して紹介していきます。カラーコードについても記載していきますので、IR資料に使われている、かつ、見栄えの良い「色」について、パワポ作成の参考になれば幸いです。

「色」については、下記のようにTwitterアカウントにおいても発信していますので、こちらもチェックしてみて下さい。


クックパッド(難易度:★★☆)

クックパッド社は、彩度が高く、ビビッドな印象のオレンジ色をメインカラーに据えています。グレー色とのバランスが抜群に良く、2枚目の棒グラフはとても効果的で見やすい配色となっています。一方で、主となるフォントはビジネスで良く使われるものだと思いますが、メインカラーのオレンジ色と白抜き文字との相性はイマイチで、少し眩しい印象を受けてしまいます。個人差もある点だと思いますが、白抜き文字を多用するのは控え、2枚目のタイトルのような文字色を利用した方が良いでしょう。

◆メインカラー:FF9900
 
棒グラフ(2枚目「2021年4Q」)
◆サブカラー :A6A6A6
 
棒グラフ(2枚目「2020年1Q~2021年3Q」)

ボードルア(難易度:★★☆)

https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS82646/a7025f08/e22d/4b1c/af6f/c913f0437c7f/140120220111566065.pdf

ボードルア社のIR資料は3段階のオレンジ色を活用しています。順に明度を落としています。1枚のスライドで、色を多用することは控えるべきですが、灰色も含めて、4色をバランスよく利用できている例だと思います。また、白抜き文字の見栄えが非常に良く、1枚目、2枚目ともに見やすい印象を受けます。ちなみに、スライド2枚目の「1Q」の文字色はメインカラーと同じ色を利用しており、文字色に悩まなくても良いという点も着目すべきポイントです。

◆メインカラー:F8931D
 表紙背景(1枚目)、棒グラフ(2枚目「3Q」)
◆サブカラー①:FBBE77
 棒グラフ(2枚目「2Q」)
◆サブカラー②:FEE9D2
 棒グラフ(2枚目「1Q」)

マネーフォワード(難易度:★★☆)

https://ssl4.eir-parts.net/doc/3994/ir_material_for_fiscal_ym/111507/00.pdf

MF社は、B向けを青色、C向けをメインカラーであるオレンジ色と定義しています。青色とオレンジ色のバランスが良く、1枚目の配色はとても参考になります。青色のカラーコードは、サブカラー②として下記に記載しているので、確認してみて下さい。また、メインカラーのオレンジ色は彩度が高く、はっきりした印象の色を使用しており、非常に読み手のイメージに残りやすいです。他社であまり使われていないカラーコードだと思いますので、合わせてチェックしてみて下さい。

◆メインカラー:E06A00
 棒グラフ(2枚目)
◆サブカラー①:FAE7D6
 背景(2枚目)
◆サブカラー②:0054AC
 青色(1枚目「法人向け」背景色)

Welby(難易度:★★☆)

https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS03741/75610152/92bb/4a3f/87a4/06e1bd0ccb87/140120220228597008.pdf

Welby社がメインカラーに据えているオレンジ色は、黒色との相性が非常に良いです。文字色では、黒色が使われることが多いので、テキストの内容を明確に伝えるために、有効な色だと思います。また、オレンジ色の濃淡についても効果的に活用しており、バランスの取れたスライドが多いです。スライド内容として、かなり難易度が高いというわけではないと思いますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

◆メインカラー:FF9900
 棒グラフ(2枚目)
◆サブカラー :FFDC99
 両矢印(2枚目グラフ下「2017年」など)

まとめ

・黒色、グレー色、青色との相性が良い。
・濃淡も活用しやすく、作成者にとって優しい色である。
・白抜き文字との組み合わせにおいては、注意が必要。

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