見出し画像

【マネしたい】カッコいいパワポの「タイムライン」4選

みなさんこんにちは。
資料デザインのリサーチや分析に取り組むパワーポイントのスペシャリスト、パワポ研です。

今回は、パワポの「タイムライン」に焦点を当て、上場企業のIR資料から参考になりそうな抜粋して紹介していきます。(パワポ研の方で難易度を三段階に設定しておりますので、各自のパワポレベルに応じてご参照ください)

以前、好評だった、「表グラフ」の解説記事はこちら。

対象企業のパワポそのものが気になった場合は、Deck全体が参照できるよう、引用元のURLも記載しております。是非ご活用ください。それでは早速見ていきましょう。

GMOペパボ(難易度:★☆☆)

画像2

とてもシンプルなタイムラインの表現です。「○○年✕月」だけでなく、縦線と丸を挿入することで、単調な印象を抑制して、いつ何が起こったのかをはっきりと伝える効果があります。沿革のような情報量の多い、過去の履歴を示すためには、画像を挿入すると、重たくなってしまうので、テキストのみに絞って、スライドに載せることも1つの手段だと思います。 

URL:https://pdf.pepabo.com/presentation/20210203p.pdf

ビジョナル(難易度:★★☆)

画像3

ビズリーチを展開するビジョナル社は、過去のサービス名(内容)をロゴで整理した上で、今後の成長領域についても図で言及しています。どのようなサービスをどの順番で、行ってきたかの軌跡が一目瞭然になっており、スライド全体のバランスとしても非常に整っています。縦軸に厳密な意味はないと思いますが、成長過程を時間軸に沿って確認できるという意味では、わかりやすいスライドであると思います。

URL:https://www.nikkei.com/nkd/disclosure/tdnr/cv9be0/

CINRA(難易度:★★☆)

画像4

CINRA社は、サービス名とオフィス情報を時系列に沿って、説明しています。オフィス情報を紐づけることで、サービスを作ることによる会社の成長と働く環境の変化を知ることができるので、採用資料や営業資料においても、使える手法だと思います。白丸と黒丸を使い分けて、時間軸が均等に整理されている点も、細かいですが重要な工夫です。

URL:https://speakerdeck.com/cinra_hr/cinra-inc-greetings-ver-dot-1-2-cai-yong-pitutizi-liao

Goodpatch(難易度:★★★)

画像5

Goodpatch社からは、グローバル企業によるデザイン会社の買収事例を示したスライドです。ここで強調されているのは、時間軸というよりも、近年において継続的にデザイン会社が買収されていて、企業活動において、デザインの重要性が重視されているということですが、面積を大きく取らなくても、時間軸は表現できることが、このスライドからの学びです。配色とテキストを絞り切ることで、伝える情報の質は下げずに、情報量を減らすことが実現されています。どの情報は削れるのか、同じ情報でも量を減らして伝える方法はないのか、という観点でスライドを作成することも重要だと思います。

URL:https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS04618/eb9a74b0/cb3b/4c34/a75a/34323bdeb0ce/20201022132748540s.pdf

まとめ

・沿革のような時間軸のスライドは情報量が多くなる傾向がある。
・他のスライド以上に、どの情報を削るべきか?という観点を持つ。
・配色、テキスト、ロゴの内容を吟味し、シンプルな形で情報を整理する。

パワポ研オリジナルテンプレート

パワポ研では「ビジネスシーンで使える」パワーポイントテンプレートを公開しております。デザインを整えるのみならず、ロジックやストーリーを整理するのにも役立つパッケージになっておりますので、関心のある方は下記ページも併せてご覧ください!

パワポ研_ビジネステンプレート

パワポ研からのお知らせ

上記の記事のように、noteではフォローしているだけでビジネスにおける「資料作成のコツ」と「デザインのセンス」が身に付くアカウントを目指して情報配信を行っています。

今後もコンスタントに記事を配信していく予定なので、関心のある方は是非アカウントのフォローをお願いします!

Template販売
https://powerpointjp.stores.jp/
note(マガジン)
https://note.com/powerpoint_jp/m/mc291407396da
Twitter
https://twitter.com/powerpoint_jp
お問い合わせはこちら
https://power-point.jp/contact

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?