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シティ佐世保S2準優勝~勝つためのデッキ選択と今年の総括~<全文無料>

この記事は全文無料です。
まずは、この記事を開いてくださりありがとうございます。はじめまして。D(@D98888464)と申します。今回、シティリーグで準優勝したのと今年の振り返りしたいということで2回目のnoteを書きました。
これからシティリーグとか自主大会とかがあってデッキ迷っている方は、デッキ選択についてのとこだけも見てほしいです。(長崎のプレイヤーからどうやったら勝てますかってたまに聞かれるので)
誰かの参考になればいいな程度に書きました。

自分のポケカに対する考え方みたいなのも書いたのでコラム的な感覚で読んでいただけると嬉しいです。

目次つくってあるので必要箇所だけ見たい方はどうぞ。


自己紹介


noteって誰でも書けて誰でも見れるから、誰が書いてるかは重要だと思います。情報の取捨選択能力が問われる時代だし。読むに値する記事かどうかはこの項をを見て判断してほしいです。

改めましてどうもこんにちは。普段は長崎で活動しているD(@D98888464)です。ポケカ歴4.5年。たまに福岡の大会に行くと、「長崎のDさんですか?」とか聞かれるけど、はい。それです。福岡にもDさんというプレーヤーがいるので区別のために、大会での表記名が「D(長崎)」にされるとまぁ印象にも残るわな。Dというプレイヤー名は本名の「大介」からきてるのもあるけど、元は、「デデデ大王」という自分の好きなキャラクターからとったんですよね。もうちょっとオリジナリィのある名前にしとけばよかったと後悔してます。
折角だから今年の大会結果をまとめながら振り返ろうと思います。

今年の大会の振り返り

今年出た公式大会の戦績

シティリーグ
2021シーズン
シーズン5 2-2 予選落ち アルセウスダダリン
シーズン6 優勝 ミュウ
2022シーズン
シーズン1 ベスト8 ミュウ
シーズン2 準優勝 アルジュラ
シールド戦
ルカリオSR獲得

 今年出た全てのシティリーグの予選、本戦あわせた戦績は18勝6敗 勝率75%。個人的には結構満足。中でもやっぱりシティリーグの優勝は個人的に大きかった気がします。それから福岡の自主大会にも参加するようになり、人の輪も広がり、活動の幅も広がった。多分だけど、決勝の相手が天むすさん(福岡で自主大会を開催している方)だったからかも。
 シーズン1のトナメ1回戦の相手が元Tier4チャンネルのりょうさんだったのも印象深かったなぁ。昔から動画で見てて個人的に好きなプレイヤーだったから負けたけど楽しかったなぁ。

シールド戦はパックから出たサポート1枚(ふりそで)でルカリオSR取ったので実質優勝だろと思ってます(違います)。ポケモンの引き自体は強かったので実はそんなに凄くないのかも知れない。対戦相手が「ここでセレナ打たれたらやばい」とか言ってたけど、内心「そんないいカード入ってねぇよ」とか思ってました。

シールド戦の構築


今年出た自主大会での主な戦績

長崎 YCS年間チャンピオン決定戦 優勝
西九州最強決定戦 優勝
福岡 第6回黒いまなざし杯(67人) 準優勝
BO3長崎最強決定戦 優勝
かがすげ杯 準優勝
福岡 第9回くろいまなざし杯(78人) ベスト4
福岡 くろいまなざし杯championships ベスト8
第3回西九州最強決定戦 準優勝

今年からちょいちょい福岡の大会に遠征してました。体感ですけどトナメ進出率が長崎で70%福岡で40%ぐらいかな。福岡の大会ほんと勝つの難しい。とにかくレベル高い。一回はホウエンリーグで結果残したかったけど、実力及ばず、、、。勝ちたい!
あと結果は残せなかったけど、北九州で行われたウーラン杯という大会に出て、これ何がすごいって会場がホテルなんですよ。凄い豪華な大会でほんと貴重な経験だったなぁ。サーニーゴさんにも会えたし!
活動範囲を広げたことで新しい人ともたくさん話せて凄い充実してたな。
ほんと関わってくれたすべての方に感謝。

サーニーゴさんとの写真

 体感だけど、遠征するようになってポケカの「勝ち」に対するこだわりが少し強くなった気がします。だって往復約5000円、片道2時間弱かけて福岡に行って簡単に負けるわけにいかない。
 何より時間とお金というリスク負ってポケカの大会にでるその刺激がたまらなかった。勝った時の達成感が嬉しいのはもちろん、負けた時の絶望感もなんだかんだ楽しい。カードゲームである以上、勝敗に運が絡むのもまた良い。子供のころってすべてが刺激的だったけど、年取るにつれてそういう感情が薄れちゃってる気がします。自分は刺激的な方が生きてて楽しい。
 たまに「勝てないからおもんない」とかいう人いるけど、自分からしたら「だったらやめたらいいのに」って思っちゃいます(言いませんけどね)。ポケカの楽しみ方って人それぞれだもん。まぁ言うも言わないも人の自由。下手に干渉すべきではないか。でも「勝ち」に執着しすぎるとしんどくなる時があるから、時には初心に戻って単純にポケカを楽しむのも大事かと。


自分のポケカのスタイルとしては特定のチームに所属してないので、特定の調整メンバーもいません。主に自分の経験と感覚(主にPTCGO)と論理を頼りにデッキ選択、調整してます。とはいってもいつも一人でやってるわけではなく、その時近くにいる人とたまにする程度かな。何かの集団に属するとまわりを気にしたくなくても気になっちゃう。自分のペースでポケカをしたい。誰かに縛られたくない。これがチーム所属しない理由(ぶっちゃけ志望する勇気も無いし、勧誘されないだけです)。
 ポケカに対するこだわりが強すぎて、同じ熱量やレベルでできる人じゃないときっとずれが生じる気がする。気づけばポケカのことばっかり考えてるし、最近はポケカに取りつかれてる気がします。だから今の自由なやり方が性に合ってるんかな。この記事もそんな野良プレーヤーのボヤキ程度だと思ってください。
 今年は、ほとんどポケカ1本で生きてきたから多分ポケカに費やした時間は日本の中でもかなり多いと思います。平均1日4時間ぐらいかな。何も予定がない日は1日15時間ぐらいしてました。今年は本気でポケカを楽しんでましたね。ポケカが楽しすぎる。そりゃ周りから「パワフル無職エネルギー」と呼ばれちゃいますよね、、、(最低限生きれる程度の労働はしてたけど)。

長崎での活動終了について

 他県(ホウエン地方外)の大学院に来年度から進学する予定なので、今年度で長崎を離れます。長崎で出るシティリーグも多分今回が最後だと思います(ワンチャン時期的にS3も出るかもしれないけど)。長崎で関わってくれた方には感謝しかないです。本当にお世話になりました(ここで個人的なこと書いてたらキリがないから直に挨拶させていただきます)。
 また、今年から福岡にもちょいちょい顔出してたので、その際関わってくださった方にも感謝しかないです。本当にありがとうございました。
 まだもう少しの間はいると思うのでその際はよろしくお願いします!
 九州でしたポケカ本当に楽しかったなぁ。

僕が長崎に来た理由(ポケカはじめたきっかけ)

 そもそも北海道にいた自分が長崎にきたのはただの偶然だったんですよね。大学受験で2年連続北海道大学を受験して不合格。もうやる気なんてない。完全に自暴自棄でした。後期受験はセンター試験の結果と面接で行けるとこでかつ遠くまで逃げよう。候補は、秋田、弘前、信州、徳島、鹿児島、長崎。ちょうど6個もうどこでもいいからサイコロで決めよ。出目は確か6。結果、長崎に来ました。大学の面接試験も服装の指定がないから普通にパーカーで行ったら周り全員スーツだし。それでもなんとか入学し、大学の友人にポケカを勧められ、勧めた本人よりハマってしまい現在に至る。面白いもんですよね。人生何が起こるかほんとわからないものです。長崎に来てなかったらきっとポケカとは無縁の人生だったと思います。おかげでかなり人生狂わされたわ。

シティのデッキ選択について


今回のシティリーグはデッキ選択がほんと難しかった。最近のポケカのカードパワー本当高すぎるんよ。プレイングで不利対面を抑えきれない。あと環境終盤なのもあってデッキの種類が多すぎる。個人的にデッキ選択ゲーだったかなと思ってます(いつものシティと比較して程度。プレイングスキルはもちろん大事)

環境予想

京都CLが終わっていろんなデッキタイプがバランス良く増えた印象。

ルギア20~30%
ミュウ15~20%
アルセウス系統 20%
ロスト系統 25%
その他(ドガス、レジバレット等々)5~10%

ざっくりこんな感じと予想。
これあくまでも個人的予想なので信ぴょう性はない。あくまで感覚。
まあ、どのデッキとマッチングしても文句言えねえよなぁって感じ。
前週は雷軸のアルセウスの入賞報告が多かった気がする。
シティリーグの環境って週によってコロコロ変わるから難しいんよね。

少し話それるけど、シティリーグってみんな勝ちには来ると思うんだけど、中には「好きなポケモン、思い入れのあるデッキで勝ちたい」っていうプレイヤーもいるから予選ではそういうプレイヤーと当たることも視野に入れといた方がいいと思います(今回だったら裏工作軸のデッキとかかな)。


各デッキに対する個人的見解


環境デッキに対する見解と使用しなかった理由を書きます。一応各デッキはptcgoで全部100戦以上使用した経験に基づいての見解です。デッキ相性って実際対戦してみないと結構予想と違うこと多いから、これからシティがある人の参考になるかはわかんないけど、デッキのカタログぐらいに思ってください。

・ルギア


 ぶん回ったら最強デッキ。本当に強い。でも、デッキの再現性に難がある。構築で再現性のカバーはある程度できるかもしれないけど、それでも限界はありそう。予選5回あったら1~2回は事故るイメージ。あと「ルギアを殺すためだけに来ました!」みたいなデッキとも当たりかねなかったので没。
 正直、デッキの入賞報告でルギアが多いのとか見てルギア使おうと思ってる人ちょっと待ってほしい。勝ってるルギアの裏には大量のルギアの屍があることを忘れてはいけない。多少の手札事故には目をつむるぐらいの覚悟が必要。やることはわかりやすいんだけど、そこに至るまでに気づいたらプレミしてることが多いから結構プレイング出る印象。チムアチャルギアとかあるけど、あれすごいよね。

・ミュウ

最近はダブルターボ型とフージョンエネ型の2つがあって性質が絶妙が違うデッキ。どっちが優れてるかは何とも言えない。妨害に特化するか、速い攻撃でテンポを取るか、プレイヤーのプレイスタイルに合わせて選ぶべきだと思う。相手にするときは雪道は最低1枚あるかなぁとかいう感覚。
自分がプレイングにおいて一番自信があったデッキ。でもロスト系統がきつい。なんだかんだドラピオンもきつい。ツツジ、マリィ、雪道入れて抗うこともできるけど。ロスト方面に厚い構築にするとルギアとかが重くなりがち。全部のデッキにいえることだけど、なんでもできる構築にすると事故りやすくなっちゃう。迷いが生じたときは使うべきではないと判断し没。プレイ難易度高いデッキだと思います。

・ロストバレット


練度に自信がないため没。ptcgoでザマゼンタが実装されてないから下手なこと書けないのでなんとなくでまとめます。ざっくり言うといろんな型があります。相手にするとポケモンに何が入ってるかわかんないから一番やりづらい。それがある意味で強みの一つだと思います。
あと、ロスト軸のデッキ使う人はプレイ速度を早くする練習をした方がいいと思います。このデッキタイプ明らかにプレイに時間がかかるんですよ。時間切れ両負けは絶対避けたい。あと相手への最低限の配慮って意味でも。特に相手が非ルール軸のデッキだった場合、気持ち急いでプレイした方がいいと思います。

・ロストヌメルゴン


環境的な立ち位置は良い印象のデッキ。これ直前まで使おうと思ってたんだけど、シティ前日の大会で使って久々に時間切れで引き分け。こっちもロスト軸でプレイング時間かかるし、ヌメルゴンの性質上相手の思考を難しくしかねない。シティでの時間切れは避けたい。よって没。でもこのデッキアルセウス系統に強いし、ミュウ以外あんまり不利対面が少ない(ドラピオン入っててもやや不利)、ルギアにも5割ぐらい取れてそう(シンオウ神殿の暴力による)。あとロスト軸の中では比較的使いやすいデッキだと思う。おすすめ。

・ロストギラティナ


今の環境で何にでも勝つことできる数少ないデッキの一つ。ここだけ聞くと聞こえがいいけど、裏を返すと何に対しても大して有利ではない印象。プレイング難易度激高。アルセウス系統には強そうなイメージだけど、実際戦ってみるとアルセウス側がマリィを頻繁にうってくるから結構大変。最近パラソル多いからツールジャマー然り、ロストスーパーは絶対入れた方がいい。
プレイングで勝負するならこれだと思う。修羅の道。自分はそこまでのやる気がなかった。

・エレキガノン


ロスト処理用デッキ。でもアルセウス系統、ダイナが増えたことで、ロスト側にガラルサンダーV入ってたらほぼ無理。てか増えてきたアルセウス系統がきつい。あと、このデッキ雷のくせにルギアにも対して有利でもないし(ノコッチあったら普通に不利)。今は使い時ではないと判断し没。でも意外とミュウとはいい勝負はできるデッキ。不利対面とマッチしてもグッズロック強いから押し切れる時もあるっちゃある。シティの環境の変化次第では、使い時が来るかもしれない。

・アルセウスコケコ


最近のトレンド枠。別名スタジアムの暴力デッキ。役割対象にはかなり強いが、役割外がやや重い印象。あとミュウがきつい(雪道の暴力次第でなんとか)。雪道+マリィって割とどのデッキにも刺さるからそこが強み。アルセウス系統は手札でできる選択肢が少ない&盤面の到達目標がわかりやすいから、良く言えばプレミしにくい、悪く言えばプレイングがそんなに出ないって感じかな。再現性が高いのも強み。あと、プレイに時間がかからないから気持ち楽。使いやすくて結構強いから初心者におすすめだと思います。ただ、暴走したルギアとかミュウは止められないのでそれは諦めるしかないです。これ使うぐらいならアルジュラ使うかなと思い没。

・アルセウスジュラルドン


昔からある古のデッキ。ルギアには微有利(5回戦えば3回勝てる程度)、ロスト系統のもまあまあ有利?(相手の型、練度次第)、ミラー以外のアルセウス系統のデッキにもやや有利(すごいきずぐすりがある分って感じ)。でもミュウがきつい(序盤で相手が止まってたら勝てる程度、最近のミュウ雪道あるのもきつい要因)。ルギア側に雪道とかやまびこホーンとか入ってたら結構大変だったりするし、見えない札に苦しめられることが多い。あとマリガン多くなりがちなのも怖いところ。
今の環境で、相手にサイドを6枚取らせるのに必要なHP総量が一番多いデッキっていうのが多分強みなのかな。
個人的にキョダイフンサイとかミュウVmaxのダイミラクルとかの相手にかかってる効果を計算しない。こういう技好き。不意のミルタンクとかで積まないで済むから。

・レジバレット

個人的地雷枠。このデッキ相手に対して有利不利が比較的はっきりしてる印象(不利対面を超えて無理対面レベルの時も多々ある)。プレイング難しいというか深いデッキだと思う。このデッキの強みの半分は雪道。このデッキ使うなら一つ一つのレジの技をよく理解するのが大事だと思います。レジアイスの使い方が結構大事かなと。あと計算式を感覚で脳内に入れとくといいと思います。100(アイス)+180(ベルトギガス)=280、とか40(レジエレキのベンチ狙撃)+180=220とか書いたらきりがないぐらいあるので感覚的に理解しておくと便利かも。ベルトどこに貼っていいかわからないときは雑にギガスと貼っておくと体感生かしやすいかなと。ptcgoで1000以上使ってたけどなんか、持っていく気分にならなかったため没。

・ドガスダイナ


いろんな意味で評価が難しいデッキ。使う側の実力もそうだけど、相手のドガスの対処の上手さにもかなり依存する印象。ゲームの組み立てが大変。ドガスとダイナの切り替えタイミングが難しい。ドガスのロック性能は環境に刺さってるけど、サイドが進みにくいから時間内にプレイするのが大変。シティってたまに初心者の人もいるから自分は時間切れを恐れて使えなかった。あと悪タイプだからといってミュウに楽に勝てるわけではないのも注意。油断してると普通に轢き殺されます。


・ディアルガ(+ザシアンVstar)


環境外最強デッキ。実は使う予定だったデッキの一つ。アルセウス系統に結構強いし、対戦相手が戦い慣れてない印象(初見殺し性能高め)。カードパワーも申し分なくプレイングも生かしやすいデッキかな。没になった要因はただ一つ。かがやくリザードンがあまりにも重すぎる。

ざっとこんな環境デッキ対する個人的見解でした。

こう考えた上で、結局自分はアルジュラを選択しました。理由は、今回はこれで行けるやろと感じたから。選択段階では試行を繰り返して分析して考えるけど、決定方法はいつもなんとなくの直感。ポケカを4.5年もやってく中で勝手に養われた能力かもしれない。まぁ最後は気持ちってことよ。
でもあまり精神論だけ言ってても参考にならないし、有益なことを書くなら次の項みたいな感じになるのかも。

デッキ選択のポイント

デッキ選択方法なんて人それぞれだと思いますけど、気になる人は参考までにぐらいの感覚で書きます。
自分が一番大事にしてる点は主に3つ。デッキの再現性。使うデッキがどの程度環境に刺さっているのか使うデッキ、構築が自分の肌に合っているか。この3つだと思います。この3つをうまく天秤にかけるのが大事だと思います。

デッキの再現性

ぶっちゃけた話、これが一番大事だと思います。再現性が低いとゲームのスタートラインに立てない。「パワー落としてでも、安定して回るデッキ」こういう考え方が大事だと思います。でも、勝ちたいときほど、パワーあげたくなっちゃうから、その欲をグッと抑えるのがある意味で一番難しいかも。

使うデッキがどの程度環境に刺さっているのか

環境がわかりやすいときはこっちを重要しした方がいいと思います。でも今回のシティみたいに混沌としてる環境だったらある程度意識するぐらいでいいのかなと。

使うデッキ、構築が自分の肌に合っているか
どんなに強いデッキ、強い構築を使ってもその良さを生かせなかったら意味がない。きっとプレイヤーのプレイングの性格によってデッキ相性の向き不向きがあると思います(何でも使いこなせるプレイヤーもたまにいるけどね)。そこを自己分析してうまくデッキ選択するのが大事。自分の場合は裏工作は何回も使ったけど肌に合わなかった。逆にミュウは肌に合ってた気がします。環境終盤なのもあってたくさんのデッキタイプがあるから、誰にでも何かしら肌に合うデッキが存在してると思いますよ。肌に合ってるデッキは練度上がりやすいから結果として勝ちやすくなるって感じなのかな。

実力以上の結果が欲しい人向けの話
 個人的に、「ルギア一強環境!」じゃなくて複数のデッキタイプがまばらに存在してる環境下は、特定のデッキを割り切った構築を持っていくのが良いと思ってます。何にでも勝とうとするなって話。
 ここでよく言われるのが「構築次第では不利対面結構いけるでしょ」とかいう意見。まぁ確かにミュウに勝ちたければドラピオンVを入れる程度ならわかりますが、そういう対策札を多くしすぎるとシンプルに事故率をあげて自爆しかねない。必要のない対面ではただの邪魔札ですから。複数のデッキタイプがまばらに存在してる環境下では、そういう札の選択肢が多くなりがちだから、わからないのであれば潔く割り切った方がいいというのが自分の意見。「ここまで対策するけど、それ以上はいいかな」とかが現実的なラインかも。ぶっちゃけた話、本当に上手なプレイヤーはそういう邪魔な札が入ってても、それを感じさせずプレイしてきます。
 でも、自分はそういうプレイングができるほどのプレイヤーではないから、自分の戦い方のスタイルが「構築の割り切りの良さでデッキ本来の出力を上げることでプレイング力の無さを補っている」っていう考え方なのかもしれないです。もちろんリスクを負ってるからマッチ運が悪いと普通にタコ負けます。でも、うまくいくと実力以上の結果が得られる。まあそういう戦い方もあるって話。
 今回のシティだったら、アルセウス系統、ミュウ、ロストの3つのうちどれか切った方がよいかなと。(流石にルギアは切れないかな)
 あと、ほんとに初心者だけど勝ちたいって人は有利不利はっきりしてるデッキを持ってくのも手だと思います。有利対面でしっかり勝てるデッキはマッチ運次第でいいところまで行けそう。
 でも、あまりこういうずる賢い選択ばかりしてるとポケカのプレイング力が身につかないかな。ほんとに長い目で見たときに良いかは何とも言えないかもしれないな。難しい。あくまで瞬間的に結果を得たい人向けだな。

シティ当日

使用デッキ


まあ、どこにでもある普通のアルジュラです。個人的に組むときに意識した点だけまとめます。

あくの塔4枚→今週は雪道張られる週と予想してたからスタジアム4枚入れたくて、ロストシティ2枚結晶の洞窟2枚、ロストシティ4枚で悩んでたけど、このデッキの1枚ドローの価値が他のデッキと比較して大きいと思いあくの塔4枚。マリィとかジャッジマン打つ時も気持ち安心できるしね。デッキのパワー落としても安定をとるのが自分のスタイルだし、ここは変えないかな。

ビッグパラソル2枚→元々おまもりとパラソル1枚ずつ入れてたけど、ミュウは割り切り&コケコが増えたので麻痺対策もあって結局パラソル2枚にした。ていうのは言い訳で、ぶっちゃけたこと言うとデッキリスト間違えて提出したから2枚でいくしかなかった。主な用途はもちろんルギアのイベルタル対策札。2枚あると雑に1枚張れるし、ロスト対面も2枚盤面にあるとあなぬけされてもロストマイン防げるし何かと便利だった。スターバースでパラソル持ってくるのもだるいし、2枚あると博士の研究で結構手札に来る気する。
あとこのカード思いのほか結構用途あるなと感じた。バットポイズン防げるし、レジアイスの技の効果も防げるし、スターレクイエムも防げるし何かと便利。

鋼エネ7枚→世にあるアルジュラのレシピの9割は6枚。このデッキ1ターン目に手張りするのなまら大事だし、2体ジュラルドン作るときに意外とエネがギリギリなのもあって7枚。あとルギアデッキから学んだ「エネって15枚ぐらい入ってると初手でこれだけくるのね、、、」と。

しんかのおこう2枚→世にあるレシピは1か0だけどここは2枚。相手のマリィの返しにこちらが欲しいのはアルセウスの上。上さえ引ければなんとかなる。だから2枚。あと、あくの塔型なのもあってジュラルドンVmax持ってきて2枚引く動きもできるし。
シンプルにおこうの効果が
・進化ポケモンを持ってくる
・山札を2枚引く
の2つになるのは強い。
それもあって普通の釣り竿はジュラルドンVmaxだけ戻すことも結構ある(やまびこホーンケアしきれないときとか開き直ってジュラルドンの上戻してる。相手のデッキのスタジアム事情にもよるけど)

ジャッジマン→もともとマリィ3枚目の枠。最近のルギアはヤレユータン入ってること結構あるからそこを崩すためにいれた。

★マリィとジャッジマン


 ここから完全に自分の持論だけど、妨害目的でマリィを脳死で打つぐらいならジャッジマンの方がいいと思ってる。例えばロスト軸のデッキは基本縦引きだからアクロマが相手にないときはマリィは打ってはいけない。また、事故ってるミュウに対しても同様。ここら辺は感覚の問題かもしれない。マリィは使う側の技量が問われるサポートだと思っている。下手に使うと相手を助けかねない。その分うまく使えたときのメリットも大きい。
 その点ジャッジマンは非常にフラットな妨害サポート。山札の引き方関係なく、とりあえず全部戻してシャッフルして4枚。相手の手札の良し悪い関係なく負荷を与えられる。まあ手札にマリィしかなければ相手がよっぽど止まってない限りは打つけど。ここら辺はポケカプレイヤーのいろんな見解がありそう。

当日のマッチアップ

予選
ルギア 後 6-0 ○
ルギア 先 6-5 ○
アルセウスブースター 後 6-0 ○
ロストバレット 先 6-2 ○
レジギガス 後 6-0 ○
予選5-0 1位通過
本戦
ルギア 先 6-4 ○
ロストバレット 再戦 先 6-2
ミュウ 後 1-6
準優勝

予選全勝は想定よりうまく行き過ぎた感あるけど、構築の安定感もあってか大事故起こすこともなく難なく勝ち切れたって感じでした。決勝までミュウと当たらなかったのは完全にラッキーだった。サイド差から見てもわかるけど相手がマリィ、ジャッジマンでかなり止まってくれたって感じだった気がする。きっと環境的な刺さりがいいのかな。
2回戦目のルギアは急にネオラント→カイ→キャンセルコロンでジュラルドン吹き飛んで泡吹いて倒れかけました。あれいい構築だったなぁ。
4回戦目のロストバレットにガラルサンダーⅤ入ってるのが予選の段階で見れたのも本戦で戦う上でよかった。

大会後にジャッジの人から聞いたけど、予選ではミュウがかなり多かったらしい。そう思うと今回のデッキ選択間違いだった。でも予選で当たらなかったから結果オーライというとで。

優勝したミュウの構築見たけど、やまびこホーン3枚とかその他も色々すごかった。構築に相手の強い意志を感じたわ。多分だけど完全にロストを切ってる感じだったし、潔すぎるだろ。完全に参りました。構築ってプレイヤーの色出るし、人の性格表すみたいでほんと面白い。改めて優勝おめでとうございます。

優勝者の構築

アルジュラのプレイングについて


 アルジュラとかいうデッキびっくりするぐらいやることがシンプルだから特に書くことない。こういうプレイングに関すること書いてて思うけど読み手にとって何が当たり前で、何が当たり前じゃないかがわからん。あと、正解かどうかもぶっっちゃけわかってない。だからあくまでも参考までに。
 大雑把に言うと、2ターン目にトリニティノヴァ打って、パラソルついたジュラルドン作ることを目標にしたらいいと思います。そこに到達するまでに気にすべき細かいことはたくさんあるけど書いてたらきりがないし。強いて言うなら

・相手がロスト軸のデッキの場合、あなぬけ結構な確率でとんでくるからベンチにポケモン置かなくていい。(スターバースの1枚が入れ替え札になる可能性上がる)あと、ロスト軸のデッキは基本序盤にマリィが飛んでこないから、手札悪いときは相手のマリィを期待するな。ツツジ圏内になる時までに山札整理。

・不意に雪道張られたら困るから、スタジアムは必要な時以外貼らない。

・やまびこホーンのケアをできる範囲で頑張る(博士の研究の都合上無理なら開き直ってあきらめ→下手にいらない札を戻さない)

・ルギア対面はボスでアーケオスから倒す?(雪道下フルパワーベルトルギアのこと考慮したらこのプレイングほんまかいなと思ってるけど、一般的に言われてる)

・あくの塔で絶対に引きたいものがあるときは最大限の圧縮の努力をする。

せいぜいこれぐらい。当たり前のことを全力でやるしかない。それでも引けないときは引けないし。どのデッキにも言えるけど今ある手札で最善手を尽くす。これしかないと思ってる。これが難しいんだよね。自分も最善手尽くしたつもりで実際間違ってること多いし。

最後に

 まずは、読んでいただきありがとうございました。なんだかんだポケカのことについて書いてるとだんだん熱くなってしまってました。
 こうやって今年をいろいろ振り返ると結局、自分がこうやって何不自由なくポケカできたのは本当に人とのつながりあってこそなんだと感じました。改めてかかわってくれたすべての人にありがとうございます!

 現在パワフル無職エネルギー状態のため金銭的余裕がないのでもしよろしければ投げ銭してもらえると泣いて喜びます。良い記事だと思ってくれたら「いいね」してくださるだけでも本当にありがたいです。

それでは良いお年を!
 

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