ファイレクシア:完全なる統一とスピリット(2023年2月時点)

§1 はじめに

どうもこんにちわ。私です。(誰だよ)
暇と気が乗らないとnoteはあんまり書かないんですが。
興が乗ったので筆を取った次第です。
例によって、下書きとか構成とか何も考えていないので、お見苦しい点がありましたらご容赦くださいませ。

尚、いつもの事ですが、ここで書いているのはあくまでも私見です。
各々に意見があるとは思いますが、それは個人のスペースでご自由にどうぞ。

という事で、宜しくお願いします。

§2 デッキ紹介

はい。
去年の5月~8月くらいに、魂剥ぎパルへリオンという禍々しいデッキを使っていた後から、永遠とバントスピリットを使用しています。
今回は、ファイレクシア:完全なる統一の発売という事で、バントスピリットの変化を考察していきたいと思います。

2月5日時点のデッキはこちら。

相変わらず変な構成にしていますw

構成上の問題点としては、サイドボードがかなり散っている事ですね。
ある程度色んなデッキに対応できるようにしている反面、深くは刺さらない(そもそも引けない)という問題点を抱えているので、この辺は追々修整していく予定です。
地域メタ的なものがありますので、そちらに合わせていくような感じかな?

まずは、通常のバントスピリットであまり見かける事がない2枚のカードの採用理由から。

墓所の照光者

最初はメイン1枚の採用を行っていたんですけど、アリーナでも結構役に立つ事が多かったのでメイン2枚目の採用へ。
バントスピリットの弱点として、集合した中隊を引く事が前提という点があり、マナフラを受ける意味合いで入れています。
霊廟の放浪者や、幽体の船乗りをチャンプさせてからコレでゲームから除外して、ライブラリートップからのキャストを想定しています。
鎖鳴らしとの相性は抜群。ゲームが長引くほど有利を取っていけるカードではありますが、強い動きをするのには時間がかかる為、例えばロータスコンボやラクドスがメタにいる場合は、大人しくアウトします。
これらのデッキが相手の場合には、カティルダの方が強く働く事が多いです。

スレイベンの守護者、サリア

何故かスピリットデッキに入るサリア。という事で、調整を行った結果見事にメインボードの座を射止めたサリアさんです。
採用の一番の理由として、スピリットは人間に相性的に強い事が挙げられますが、理由の一つとして、人間デッキが2T目に置いてくるサリアが殆ど刺さらない構成になっているという点が大きいと思っています。

実際にサリアの対象になるスペルは集合した中隊だけなので、デッキ内のほとんどのカードがサリアの対象外となります。

では、サリアを置いた場合、どれくらいの相手に効くのか。
例えば、キルターンの関係で相性が悪いロータスコンボや、青白コン、ラクドス、イゼフェニ辺りに強く刺さります。
特にロータスには致命的とも言えるレベルで効果があり、結果としてサイドに対ロータス用のサイドを取らなくて良くなります。
青白コンについても、2T目にサリアが置ければ、至高の評決が1ターンズレる事になり、呪文捕らえが間に合うという特典が付きます。
勿論、相手も必死に除去を使ってきますし、鎖鳴らしで守ってあげる事はできませんが、その為に相手の除去を使わせられる&1テンポ遅らせられるというのが最大の強みになります。

パイオニアは割りと高速環境であるため、この1Tを稼げるというだけでも、非常に大きなメリットがありますので、暫くは採用を続けていく予定です。
勿論、緑単信心、人間、天使などには全くと言っていいほど効果がないので、これらのデッキがメタゲーム上多くいると予測した時にはサクッとメインから抜けていきます。

もう一つサリアが非常に強い局面としては、集合した中隊から出てくるパターン。
こちらはサリア+スピリットが出てくる中、相手は1マナ負荷がかかる事によって、選択肢が狭まります。後半ではあまり効果はありませんが、こちらのスピリットが並んでいる状態から、サリアで蓋をする事によって、全体除去を含めて1Tでも時間をずらせるというメリットが一方的に享受出来る分、十分な仕事なのではないかと考えています。

§3 ファイレクシアからの参入カード


ここからは実際にこれから試す分も含めて、ファイレクシアからの新カードで使えそうなものをピックアップしていきます。
ちなみに、★3段階くらいで考えています。

★★★→採用レベル
★★→メインないしサイドに採用を考慮できるレベル
★→要検討

白は今回優秀な除去を引っ提げてきてくれました。今まで不利であった大型生き物や置物に対して有効に働くカードがいくつか参入してきたので、今まで大きく不利であったミッド系のデッキに対して、多少なりともプラスに働くのではないでしょうか。

★★

万能除去?にもなりうるカード。しかし、これではシェオルドレッドは対処できないので注意。環境にエンチャントがいないと考えた場合には、邪悪を打ち砕くの代わりに入ってくるかもしれません。
特に、仇敵であるスカイソブリンを止められるという意味では非常に良いカード。

私の場合、メインボードにサリアを入れている分、このダニを入れる余裕はないのですが、サイドの救出専門家の代わり等には検討しても良いレベルかと思います。
ブロック不可は、大型のフライヤーが出てくるデッキに対して。
呪禁はラクドスなどの単発除去が多いデッキに対して有効に働く可能性があります。
但し、パワーが1しかないので、基本的にはずっと立たせている事が前提になってきます。
また、コイツでは全体ダメージによる除去は無効であるため、わざわざスクレルヴを入れるというのも難しいかもしれません。

コイツは、パルへリオンでしっかり居場所を作るでしょう。
というか、コイツを手に入れたパルへリオン。対処できる気がしなくなるんですが、その辺はどうなんでしょうね?


めっちゃ強いんだけど、そもそも基本土地がないので選考外


次元の攪乱かコレになるかと思いますが、問題は生物の除去には膨大なマナが必要であるという点ですね。
但し、書いてある事は無茶苦茶強いので、万が一パイオニアが低速環境になった場合には選択肢に入ってくるかもしれません。

なし

なし

青と緑は残念ながら有望株はなさそうです。緑は元々タッチ色なので、そこまでカードは無いと思いますが、青についても、新しいスピリットが生まれた訳でもないので、非常に残念ですが新しい戦力はなさそうです。

土地

★★★

ファストランドが帰ってきました。
勿論ですが、デッキには入ります。ただ、問題は何枚入るかという点です。
私のデッキには、持っていないという理由で入っていませんが、一般的なリストでは植物の聖域が4枚デッキ内に入っています。

では、植物の聖域と合わせて8枚体制になるのかと聞かれると、答えはNoになるんじゃなかろうかと考えています。

バントスピリットの場合、4T目に集合した中隊を打ちたい関係上、初動から4Tの間アンタップインで土地を置いていきたいという気持ちがあります。
その中、例えば初手に土地が3枚ある状態でその中にファストランドが含まれていないと、4枚目の土地がファストになる可能性が高くなります。
これは結果として4T目に集合した中隊が打てないという事であり、ちょっと弱いムーブになります。

という点を考慮すると、合わせて5枚程度が落としどころではないかなと今のところは考えています。
植物の聖域については、緑マナは1マナあれば構わないので、2枚程度まで枚数が減り、神聖なる泉などの青白土地が金属岸に変わっていくのではないかと考えています。

私のリストでは、アダーカー荒原が入っていますが、こちらもより安定して4枚目の土地を引いた時にアンタップインして欲しいという気持ちから採用していますが、例えば連門の小道等がある場合には、そちらでもいいかもしれません。
但し、サイドにカイラの再誕を取っている関係上、連門の小道だと白マナが供給できない為、私のデッキでは採用していません。

§4 最後に

という事で、ここまで約3,000文字くらい取り留めのない内容で書きなぐってきましたが。
今回のファイレクシアでも期待の新戦力は得られていません。
但し、今まで不安定であった初動の土地問題が大きく進展し、マナの合流点が外れたり、ショックランドの枚数が見直されたりと、今まで自傷していた部分が解消されることによって、1Tの差がうまれてくるかもしれませんね。また、サイド要員として除去が増えた事により、大型物体への対策を手に入れる事ができた為、今後のバントスピリットは前環境後半よりは前に出てくるのかなと予測しています。
(それ以上にパルへリオンが暴れそうですが、、、、、)

但し、そこまで含めてもラクドスに対しての相性の悪さは解消できていないので、大会やイベントでこのデッキを使う際には、ラクドスと当たらない事を祈りましょう。

それでは。

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