暮れのちゃきちゃき

二〇一六年十二月二十九日木曜日

晴れ

ねんまつの築地、銀座、東京駅、どこもひとがぎゅうっといた。この時期に実は来たことがない場所ばかり （築地の市場ははじめて訪れた）。ああ、いまはねんまつなんだ、師走だな、そういう空気に包まれていて、ねんまつなきもちにようやくなれた。混んでいるだろうとか
賑わっているだろうとか
忙しないだろうとか
いろんな予測はできる。そのちからは時々厄介で、妨げる諦めるを応援したりしてしまう。せっかくだからと飛びこむたのしさよ。それをふやしてゆきたいな、なんて思う。立ち食い鮨屋さんはとっても高くてうまかった。

夜ごはんは、まぐろのお刺身、たこのお刺身、水炊き鍋 （牡蠣、白菜、豆腐、葱、うどん、とり肉、蒟蒻、えのき茸）、厚揚げと蕪の炒めもの（昆布だしつゆ、みりん、ごま油の味つけおいしかったなー）、スモークチーズ、おむすび（家のあまりごはんをむすんできたもの）。

帽さん母のごはんはおいしい。牡蠣の出汁が出ているお鍋はかおりからおいしかった。炒めものは、とろみがかっていて見るからに帽さんの好み。おいしいの素がここにある。のんさんもうどんをじぶんでよくたべた。