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メリークリクリクリクリー

二〇一六年十二月二十五日日曜日

晴れ

畳の部屋の入り口、襖に赤い包み紙につつまれたこれは本かしらというものが立てかかっていた。わお!のんさんにサンタ!知らなかった、わお!

のんさんが目を覚まし、包みをがさごそしている。じっと見ていると、帽さんがやって来て(あら、見つけたの。でもこれはぽさんにサンタ来たみたいなのよ。)と。わお!(さっき、換気扇からずごごごごって入ってきて置いていったのよ、サンタクロース。)わが家はサンタさん、換気扇から入ってくるのだって。草間彌生さんの個展の図録であった。目が覚めて、プレゼントが置いてあるわくわく。包み紙をあける、どきどき。いいもんだなあ。うれしいうれしい、ぴちぴちっとする。

のんさんは包み紙でたのしそうにしている。(のんさんにもあったらよかったね。)というのでいっしょにもらったねと話す。松本市美術館でみた作品がたくさん載っていて、のんさんもじっとみる。(毎年、画集というのはいいかもしれないね。来年は、岡本太郎とかね。)(クレーとか、横尾忠則さんとかね、いいね、いい。)なんて話す。

いやはや。わが家のサンタクロースは、はやおきをして、キッチンの大掃除をはじめていた。ぐーすかぴーなのんとぽのために、お味噌汁まで作ってくれてまったくメリークリスマスなのだ。


のんさんへは、がちゃんこいす(テーブルチェアと言うみたい)。なかなかとってもよくて、テーブルでもいっしょにごはんをたべられるようになるのと、のんさんはあたらしい視界のせかいがみえてよいのではないかな。初回からとろろでべっとべとですが、長くつかっておくれおくれ。

夜ごはんは、いくら、野沢菜と昆布のお漬物、ほうれん草のサラダ(ハム、大蒜)、青梗菜のクリーム煮(大蒜、椎茸、蕪、大根の葉、とりひき肉)、ミートスパゲッティーandうどん(ひき肉、大蒜、玉ねぎ)。

スパゲッティーの麺があると思ったら一人前のみ。うどんをいれてみようと合わせてみたらそんなに違和感なくてよいよいでした。

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