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がんこちゃんのハナシ

ドンドンズズン♪

がんこちゃん♪

あたまにキイロいリボンをつけて♪

子どものころNHK教育のワタシの中の定番視聴番組のひとつ。がんこちゃん。

何年経っても何回思い出してもぷふっと笑ってしまうほど忘れられない回がある。

どおゆうオハナシかというと。

言葉をオブラートに包まずお話しすると、

がんこちゃんのトモダチで、物静かで繊細で恥ずかしがりやのカタツムリの「ツムちゃん」という女の子がいました。

ある日の授業中ツムちゃんは、急にうんこをしたくなってしまったの。どうしても我慢できないので教室を飛び出し、校庭の奥の茂みのほうでうんこを済ませスッキリした表情でまた机に向かい勉強に励みました。

待ちに待った休み時間。がんこちゃん筆頭にツムちゃんたちはみんなで校庭で思い思いに遊具ではしゃいでいました。

ブランコに乗っていたがんこちゃんは、    漕ぐ勢いが強すぎて、ブランコの勢いに任せて飛んでいってしまうんです。

着地したのは校庭から少し離れた茂みの中。

ドスンと落ちた割にはクッションがあるなあと思ったがんこちゃんがふと目をやると、

うんこやないか。

うんこがクッションになってるやないか。

がんこちゃんは、誰や犯人は!と疑う事もできなかった。

それは、

うんこのカタチが、

どこからどう見ても「カタツムリ」のカタチをしているから。

トモダチでカタツムリの子は「ツムちゃん」しかおらん。

どこをどう考えても、ツムちゃんのうんこでしかない。

飛んでいったがんこちゃんを心配し追いかけて駆けつけてきてくれたトモダチの中にツムちゃん。

校庭の奥の茂みでひっそりとうんこをして何食わぬ顔で戻ったのに、こんなカタチでみんなにうんこがバレてしまうとは。

ツムちゃんの顔に似合わずものすごい大きさの渦を巻いたカタツムリうんこをみんなに見られてしまったツムちゃんの顔は、容易に想像できるでしょう。


あぁ、心が温まる。


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