コロコロナ よし子さんの話 その

発病から5日目(発病した日をゼロ日とするので、発病4日目)

朝起きたら、のどは痛いままでした。しかし、ほんとうに薄皮一枚、マシになってきていました。熱をはかると、はじめて36.9度と出たのです。すぐに37.8度になりましたが。
なんだか、痰がからみます。もう、ずっと外に出ていません。座っていられるようになりましたが、長く座ると、からだがだるくなります。そして熱も上がってくるのでした。
よし子さんは、解熱薬をつかわず、症状観察しています。もし、薬を飲んでいたら、もっと活動したかもしれません。解熱薬は、コロナを殺す薬ではありません。体の症状をとるだけの働きなのです。解熱薬をつかって、体の声を消してしまっているのです。 体は、休みたがっています。
それでも、熱はほぼ37度台となりました。
暖かいシャワーをあびると、のどが楽でした。湯気は本当にのどにいいと思いました。水分をたくさんとること、保温。とても大切だと実感したよし子さんです。あとは、できたら、体の声をきいて、ねたり起きたり、すること。
昔、よし子さんが若い頃は、風邪くらいで、仕事を休むな、といわれたものです。それは、間違いだった、と今おもっています。万病のもと、です。
とし子さんの友達、は60歳代近い人が多いですが、コロナになったあと、帯状疱疹といって、皮膚に帯状にぶつぶつが出来て、痛みに苦しんでいる人が多いです。熱が下がってきても、油断は大敵なのです。よし子さんは久しぶりに絵本を読んだり、音楽をきいたりして、うだうだしました。

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