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雑記という名のnote

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2020年5月の記事一覧

はたして「不自由を常と思えば不足なし」と達観できるだろうか。

緊急事態宣言が解除された。だが、僕的には何も状況は変わらない。会社は、どうなるのかまだ分からない。このまま在宅勤務をしたいと要望は出している(主治医の診断書を添えて)が、はたしてどういう判断になるか。 世間やネット、テレビのニュースでも僕らみたいな基礎疾患を持って生活している人間の存在を忘れているんじゃないかと軽い被害妄想すらある。全然、話題に上がらないんだよなぁ。僕ら、どう生活していったら良いんだろね。 もちろん「自粛明けたから出歩くぞー!」なんて手放しで喜べない。どう

席についてもひとり

夜中、寝ていた猫が「にゃ!」と鳴く。スヤスヤと気持ちよさそうだったのだが、どうやら寝言だったようだ。猫も自分の声に驚いたようで、キョトンとしていた。 猫も夢を見るというのは読んだことがある。夢の中で母猫に甘えていたり、時に獲物を追いかけて威嚇している夢だったりを見るらしい。 ところで 寝ていた猫が「にゃ!」と鳴く なんとなく自由律俳句っぽい。 前から自由律俳句が詠みたいと思っていて、とりあえず尾崎放哉、種田山頭火らへんの句集を読んだり、プレバトで俳句の回を見てみたり

『檸檬』とキウイ

いま、お笑い芸人で一番好きなのはオードリーだ。オールナイトニッポン(以下、ANN)もradikoで欠かさず聴いているリトルトゥースである。 若林(「正恭」と呼んでいるので、この先は「正恭」と記す)の著書も全て読んでいる。当然、春日(「春日」は「春日」だ。それ以上でもそれ以下でもない)も好きだ。僕は二人の微妙な関係性が好きだ。 春日がモニタリングの企画でプロポーズを成功させ、号泣する正恭の映像と共に好感度爆上がりした翌週に浮気現場をフライデーに撮られて失墜し、ANNで公開説

抜け毛の季節とエアコン

毎年、家におられる長毛種の猫さまはこの時期に夏毛への生え変わりが始まる。夏にむかう知らせのようなもので、それを目安にエアコンの掃除をしたりする。 今年は、でも普段と違う感覚だった。 おとといくらいから僕の顔じゅうが毛まみれになっていた。ふと気づくと体じゅうが猫さまの抜け毛で大変なことになっていた。家を見渡すと、そこらじゅうに猫さまの毛がゴソリとある。 最近ブラッシングを疎かにしてしまっていたか。 そう思ってコームで体をとぐと次から次へ毛が抜けていく。まるで永久機関のよ

「#私を構成する5つのマンガ」で自分語りをしてみる。

「私を構成する」という括りでの5冊なので、僕の血肉になっているマンガを選んでみた。この5冊を骨格である『80年代の週刊少年ジャンプ』の上にまとって僕という人間が出来ている。 ■僕の進む道を決めた『まんが道(藤子不二雄A)』中学二年の時、学級文庫に『まんが道』の愛蔵版があった。もともとA先生のことは好きだったから手に取って読んでみて、その波乱万丈なマンガ人生と「トキワ荘の青春群像」に一瞬でやられてしまった。 『まんが道』が切っ掛けで映像クリエイトな仕事に就きたいと思うように