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ざっくり5か月、ムッチリ赤子と装いと
赤子の起床とともに朝は4時起き。
母乳のために食事は粗食、もちろん禁酒。
すぐに汚れるため服は地味なものを着回し
頭には産後ハゲ。
わたしはいつの間に出家したのでしょうか…?
あ、おやつはハムスターのようにゴボウの種をボリボリ噛んでいます。
乳腺炎の予防にいいらしいですよ。
産後5ヶ月に入りました。
いやぁ…
娯楽が!ない!!
あいかわらず家にこもって鬱々と暮らしています。
仕事をつづけ、出社などしている夫が妬ましく感じてしまうほどに。
かつてあれほど「働きたくねぇ」を連呼していた自分にこんな日が来るとは思いませんでした。
WHOの健康の定義は「身体的健康」「精神的健康」「社会的健康」でありますが、社会的健康がこれほどまでに重要だったとは。
となれば…
このうっぷん、こども服にぶつけるしかないでしょう。
(社会的健康ぜんぜん関係ない)
赤ちゃんも5か月となると、首、腰ともに座りはじめ
ちょっと難易度高めの「あたまからかぶる服」「上下わかれた服」へチャレンジできるようになってきました。おにいちゃんになったねぇ。
こども服は単価が2000~4000円とおてごろで、色やデザインも大人には真似できない攻めたキュートさがあります。
「いましか着られない」
という強力な言葉も手伝い、この秋満足の大散財をいたしました。
いやあー買った買った。
自分のものなんか一切なし。
この感じ…この懐かしい感じ…これは
そう、推しのいる生活が返ってきた、という確実な手ごたえです。
愛する犬と猫を失い、課金先をなくしてさまよっていたわが魂…
ついによりどころを見つけよみがえってゆくのを感じました。
オタクはこうでなくてはなりませんね。
しかし、です。
勢い余って買いまくった結果、構成をあやまり迷いの森に入ってしまっているということに気が付くのに時間はかかりませんでした。
そう、ちんどんや状態になってしまうのです。
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さらに追い打ちをかけるのはサイズ問題。
息子氏、身長的には70がジャストなのですがいかんせんムッチムチ赤ちゃんのため、腹回りはぽんぽこりん。おなかがにズボンのゴムが食い込むのです。
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やはりロンパースしかないか。赤ちゃんといえばやっぱりロンパースだよ。と、つなぎものにシフトすると季節は長そで長ズボン。
ボタンの!数が!多い!
無限に続くんじゃないか思うスナップを止めあげればかけちがい、直そうとすれば寝返り盛りの息子の容赦ないローリング…
おしゃれってこんなに闘いだったっけ?
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朝晩の気温差もはげしい季節柄の上、漏らす汚すでおなじみの赤ちゃん。当然お着換えイベントも多発してきます。
タイミングによっては「なにを言ってるのかわからねぇと思うが、着替えをさせていたら1日が終わっていた」なんて日もあるほどに…めんどい…着せるのめんどい…
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そんなわけで最近はスウェットにブルマ、ニーハイという楽チンどころに落ち着いておりますが、服が上下別れただけでぐっと大人っぽくなります。
そしてじっさい、息子の方も赤ちゃんだけどほんのすこし、大人になっているのを感じるのです。
生後5か月。生まれたばかりの頃のはかなげな愛らしさは薄らぎ、ぎゅっと詰まったエネルギーに満ち溢れたかわいらしさに変わってきました。
新生児室では話題になるほど、1分も置いておけない甘えんぼのおこりんぼだった息子氏でしたが、いまは満たされ、ひとりで遊ぶこともできるようになってきました。
手を自由に伸ばし、あらゆるものを触って確かめるようになりました。
意思が目覚めこれは嫌、これは楽しいと主張します。
人生の楽しさを見つけはじめています。
これからもっともっといろんな体験をしていくのでしょう。
母ちゃん高齢だから大変だけど、お手伝いしていくからね。
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さて、さんざん赤子のおしゃれ道について語りたおしましたが、わたし自身は依然としてマタニティ時代のパンツを履いています。快適すぎてもう普通の下着に戻れる気がしません。
ははぁ。これがおっかぁというものだな、なんてニヤつきながら、ころがり落ちるように女として駄目になっているのを痛感する次第です。
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…でなーい!
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