産みました。
びっっっくりするほど忙しく、2か月ほどツイッターでうんともすんとも言わず、奇妙な沈黙をすみません。
といいますのも、あの、その。
先日、赤子を生みました。
犬くん猫さまが去りまして、あたらしいワンコかにゃんこお迎えしたいな~なんて思ってましたら、ええ、まさかの人の子です。
実家で犬や猫と暮らしてゲームしてマンガ読んで40年近く。
永遠に子供部屋おばさんとして楽しく生きてくつもりだったのが唐突に結婚、そして子まで産むとは。
いやはや人生何が起こるかわからんもんです。
いまわの際にみる走馬灯というものがあるのなら、中2あたりで止まってたのがアラフォーにさしかかり急に高速回転。
走馬灯の中の人も大焦りで巻いて巻いてるのが目に浮かびます。
そんなこんなで今、ガタガタになった下半身を骨盤ベルトで締め上げながらこの文章を打っていますが、はたして次赤子が泣き出すまでに何分あるか。
何行書けるだろうかと戦々恐々です。
話には聞いてましたが確かでした。
産後の忙しさ、やべぇ。
「在宅ワークだし、連載も月8ページ。赤子産んでも楽勝っしょ」
なんて思っていた自分を殴りたいです。助走をつけてぶん殴りたいです。
毎日乳をやっては時間が過ぎ、合間にアマゾンで新生児用品を買い足して一日が終わる…
月産8ページの壁がエベレストのように高く感じられます。
描きたいことがいっぱいあるのに寝不足で全然手が付けられない。
これはいったいいつまで続くのだ…
赤子は基本寝て暮らしてますが、2時間おきに
「腹へった!」と大騒ぎして起き、下の世話からげっぷの世話まで要求してきます。
こまめに作業を中断され、わたわたとお世話をしてデスクに戻ると
「はて?何をしてたんだっけ」
などとなります。
記憶が2時間しかもたない。
こんなに大変なんて聞いてないよ!いや聞いてたよ!
親子学級とかで聞いてた。
新生児の生活タイムスケジュールとか配られた。
けど適当に流してましたよね。家具とかマニュアル読まずに組み立てるタイプなので、そういうところが如実に禍しました。
息子も(あ、男の子です)
かわいいっちゃかわいいですが、まだ人間としての佇まいもない新生児ですので「赤ちゃんの顔を見れば疲れが吹き飛ぶ!」みたいなんもなく
疲労だけが容赦なく蓄積していくのを感じます。
あと絶え間なく腹が減る。乳か。乳出してるせいか。
こんな状況下で家事をこなし第二子、第三子と産み育てるお母さん方はバケモノか…!
そんなわけで漫画も描けずドタバタと暮らしておりますが、
あたらしい命が訪れた我が家はとても明るいです。
去年、今年と大切な家族を失いすぎた我が家に
まるで光が差し込んできたようです。
大変なのはまあ、じきに慣れるでしょう。
どうかこの小さな命がしあわせにありますようにと願いながら
日々暮らしております。
そんなご報告でした。
はやくマンガ描きてえよ~!!
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