ざっくり11か月とよむチカラと。
先日、IQ130お孫さんを持つご婦人とお茶をする機会がありました。
天才…ギフテッド…輝かしい言葉です。
たった11カ月で、うまれたての赤ちゃんは動物から人になりました。
ものすごいスピードで知恵をつける様子を目のあたりにし、
あわよくばわが子も天才なんじゃ?
などとと思ってしまうのが愚かな親心です。
IQ130ちゃんの赤ちゃん時代はどうだったのか聞いてみました。
まあいい。元気にすくすく育ってくれればそれでいい!
……といいつつ、チョットはかしこくあってほしい。
そんないやらしい思いから、絵本のサブスクに登録しました。
本を読めば賢くなるわけではありませんが、本を読まずに賢くなった人間はいません。
私自身も本の世界に想像の羽を伸ばしたり、生きるヒントを教えてもらったりして生きてきました。
スマホが悪いとは言いませんが、スキあればスマホをいじって脳を溶かすように過ごすよりは、読書のもつ可能性を知ってほしい…
数ある絵本サブスクの中からひとつ、歴史のあるものを選びました。
毎月二冊、プロが選んだ絵本が届きます。
楽しんでもらえるかな。ご本が大好きになってほしいな。
そのうち寝る前にベッドで読み聞かせしてみよう。
本を楽しむ息子と私、穏やかな時間…
そんな夢がむくむくと膨らみます。
が、
読まん。
息子も11か月。
ようやく自由自在に動かせるようになった体を操縦する喜びが爆発しております。
早い話が
じっとしてる時間がありません。
つかまり立ちで移動しながら力の限り絶叫し、ものを投げ、目を離せばハイハイで彼方まで。
絵本を開いて、2.3ページも読めば膝をついて走り出す。
追いかけて読む。
逃げる。
つかまえて読む。
逃げる…
こんなのは読書じゃねえ。
きんぎょがにげたかのような華麗な逃げっぷりに高齢かあちゃんはヘトヘトです。おや、またにげた。
数ターンの追いかけっこ終え、風呂。寝かしつけ。
すべてが終わり、いざ自分の時間…!となっても
もはや脳が解けたようにスマホをいじるくらいしかできません。
母の読書力もにげたよね。
うん
「…すくすく育ってくれればそれでいい!」
もうその言葉の一点で押し通します。母は。
さて、そんな息子もあと1か月で1歳です。
夜泣きもなくなり、夜8時から朝までしっかり寝るようになりました。(5時起きだけどね)
「哺乳瓶 消毒 いつまで」
「ベビーバス いつまで」
みたいな検索をしていたのが遠い昔のよう。
なんとなく自然に「もういらんな」と思えてくるものですね。
すっかり自我がつよくなりました。
気に入らないことがあると怒るようにもなりましたが、濡れてきらきら輝く瞳により一層表情がでるようになりました。
朝起きて、目が合うと「ふふーっ」と言って笑いかけてくれます。
ばふーっと抱きつくふりして噛みついてきては、いたずらな顔をしてみせます。こちらが噛み返すと、笑ってころころ逃げまどいます。
今まではそんな彼を見るたび
「どうか幸せでありますように」と思ってきたものだったのですが、
どうにも最近少し変わってきました。
ものにつかまりながらも自分の足でしっかと立つ彼の姿を見て
大切なのは彼を幸せにすることじゃなく、
彼が自分で幸せになる力をつけさせることなんだなぁ
と、思えてきたのです。
今はたくさん泣いていい。
お金とか学歴とかあればいいけれど、いい友達がいるほうがいい。
感謝ができて、ごはんがおいしければなおいい。
人の幸せをよろこべたりしたらもっといい。
そういう力をなんと呼べばいいのでしょう。
私の入会した絵本のサブスクには会報誌がついてくるのですが、こちらの内容を一部ご紹介させてください。
彼自身が自分を信じて、幸せになる力を持てるように励ましていきたいな、なんて思えてくる。そんな11か月でした。
なんて書いている今ですが
もうとっくに1歳になってます。
いやぁ~連休と子供の風邪のコンボで2週間ワーママのワーの部分が機能停止していました。
いやママの部分も停止していたよね。
子供の風邪えぐい。
一歳さんが今はまってるのはボールを投げですよ。
とっても上手に投げれるようになってきました。
うんそれボールじゃないね。iPadだよね、すんごい音したね今。お母さん電源入れるのこわいな~
次回は1歳のバースデイスマッシュケーキ地獄のお話をお届けしたいのですが、この様子だといつになることやらです。
絵日記、インスタの方でほぼ毎日更新してます。よかったら見てみてください。
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