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【宣伝効果】紙媒体とWEB媒体の使い分け方/メリットデメリットについて

デジタル時代の今、WEB媒体の広告が急成長しています。株式会社電通の調べによると、2021年のWEB広告費は2兆7,052億円と、新聞・雑誌・ラジオ・テレビメディア広告費の合算を初めて上回ったそうです。

その一方で、従来型のアナログ広告である紙媒体の広告も、十分に効果を発揮していると考えられています。たとえばポスティング広告は1,283億円と前年比111.0%で市場成長しています。


紙媒体の広告の種類

みなさんは紙媒体の広告と言われるとなにを思い浮かべますか?

普段、目にする機会が多いのは街中のポスターや雑誌の広告、家のポストに入っているポスティングチラシなどでしょうか。
他にも新聞広告やDM(ダイレクトメール)、折込チラシなども紙媒体の広告の一種です。

WEB型の広告と違い、電車を待っているときや家に帰って郵便物を整理している時など、ふとした時に目に入り自分が見たいタイミングで見れる広告とも言えるかもしれません。

また街中で時々見かける無料の雑誌、フリーペーパーも紙媒体の広告のひとつです。ポスティングされていることもありますね。


WEB媒体の広告の種類

それでは、WEB媒体の広告はどんなものがあるのでしょうか?

今この記事を読んでくださっている方なら、今日このページを開くまでだけでもたくさんのWEB広告に出会ったかもしれませんね。
メルマガやバーナー広告のようにわかりやすい広告から、プロモーションを含むSNS投稿や検索サイトのリスティング広告のように一見広告に見えないものまで、さまざまな広告がWEBには溢れています。

テキストやイラストなど紙媒体と同じ手法の広告もあれば、映像や音楽のあるテレビCMのような動画広告まで自由な表現・手法が使えるのも特徴のひとつです。


紙媒体の広告のメリット・デメリット

デジタル時代の今、WEB広告が主流になってきたかといえば、そうでもありません。
紙媒体の広告には紙媒体でしかできないアプローチがあります。

メリット:『紙』として存在する広告の強み

まず、紙媒体の広告とWEB広告の大きな違いは物理的に存在するかしないかにあるといえます。
単純な違いですが、この違いこそが紙広告の大きなメリットと言えるのです。

まず紙媒体の広告は『紙』ですので、チラシにしてもフリーペーパーにしても広告を見る時には、必ず触って見ることになるので、紙の質感や匂いなどが無意識のうちに五感を刺激し記憶に残りやすいという利点があります。
WEB広告は音声や視覚効果で五感を刺激することができますが、紙広告は高級感のある紙を使用したり、特殊加工をしたりすることで、印象的で記憶に残りやすい広告を作ることができます。

また、広告を捨ててしまうまでは、手元に残るというのも紙媒体の大きな利点のひとつです。

みなさんもピザの宅配広告や通販サイトの割引クーポンがついたチラシやDMなど、少し興味がある広告を見た時に、捨てられずにとっておくことはありませんか?
WEB広告はページを離脱したら、戻っても再度見るのが難しいという性質がありますが、紙媒体の広告ならいつでも思い出した時に見ることができます。その点を考慮すると、紙媒体の広告は時間が経っても宣伝効果が得られると言い換えることも可能ですね。

その他、スマホやパソコンをあまりつかわない中高年の方にアピールできたり、信頼度が高いといったメリットがあげられます。

デメリット:リアルタイムでコントロールできない

当然ですが、紙媒体の広告は印刷して配ってしまえば、こちらからはなにも手出しできません。

あとから間違えを見つけてもWEB広告と違い、あとから修正したり加筆したりすることができません。
修正のしにくさが信頼性につながっているものの、万が一重要なデータや情報を間違えて印刷してしまった場合、損失につながる可能性もあります。

また、紙媒体の広告は「紙面」という区切りがあります。
WEBは画像や動画、テキストのみでも無限に広げていくことができますが、紙媒体の広告は上限があるので、掲載する内容を吟味する必要があります。

つまり、WEB広告はリアルタイムに内容を変化させられるのに対し、紙媒体はリアルタイムで内容をコントロールすることは不可能といえます。ですので、紙媒体は広告を発信する時点で最適な情報を選び、正確性や宣伝効果を精査し、タイミングを見計らって発信する必要があります。


WEB媒体の広告のメリット・デメリット

紙媒体の広告とWEB媒体の広告を比較してのメリット・デメリットを見てきましたが、WEB媒体の広告にはWEBならではの特色があります。

ここからはWEB広告ならではのメリットとデメリットについて考えていきましょう。

メリット:宣伝と情報収集を同時に行える

WEB媒体の広告の一番のメリットは、ターゲットに広告をみせることで様々なデータを得られるところです。
興味を持った人の年代や場所、時間帯など多くのデータを測定し、宣伝効果を確認することができます。データを得られれば、広告を改善し、より訴求力が高く効果的な広告を発信することが可能です。

紙媒体と違い、簡単に修正や変更できるのもメリットのひとつですね。

WEB媒体の広告は多数の種類があり、これからも新しい形の広告が生まれてくると考えられます。手の込んだ広告は高価ですが、簡単な広告なら数百円〜と、かなりリーズナブルな費用で出稿できるので、気軽に広告を出して効果を確認することもできます。

デメリット:便利なデータも使いこなせないと意味がない

「WEB媒体の広告はターゲティングも細かく設定でき、データ収集もできる」と思って運用し始めたものの、ターゲティングの設定が良くなかったり、得たデータを分析できなければ、宣伝効果や費用対効果が下がってしまいます。

また、WEB媒体の広告は刻一刻と進化しています。ついこの間まで最先端のトレンドだった手法が時代遅れになってしまう…なんていうことが日常茶飯事の世界です。

最先端の手法を取り入れたからといって、効果が出るとは限らないのです。


いまだからこそ紙媒体の広告でアピール

デジタル化が進んだ今、紙媒体の広告の効果が見直されつつあります。

メールで送られてくる広告やネットサーフィンをしているときに不意に出てくる広告よりも、家に届いたチラシの方がしっかり読むという方も多いのではないでしょうか?実際にポスティング広告は信頼度も高い事から、官公庁の配布物や不動産関連の広告などに使用されています。

地域密着型企業はポスティングが効果大

先述した不動産関連の広告のように、ある地域全域をターゲットに設定した場合、ポスティング広告は非常に効果的です。コロナ渦で在宅勤務の人が増えたのも大きな要因の一つと言われています。

その地域ならではの情報や内容を盛り込んだ広告は、顧客の目にとまりやすく、反応率も上がります。

WEB広告では難しい地域全域の老若男女、すべての人に訴求する宣伝方法こそが紙媒体によるポスティング広告なのです!


メディア型広告で幅広い層をターゲットに。

POT NEWS PAPERは地域密着型のパチンコ情報掲載タブロイド紙です。

従来型のチラシではなく、メディア型の広告媒体をポスティングする事で、近隣住民に店舗のことをよく知ってもらい、ファン作りをするお手伝いを致します。また、パチンコのプレイ経験が少ない若年層にも興味を持ってもらえるよう、タイアップコンテンツの訴求力を生かしてアプローチした紙面はポスティングでさらに効果を発揮します。

効果的な店舗の宣伝方法を模索している方は、ぜひ一度当社にご相談ください。


POT株式会社ウェブサイトはこちら


参考サイト
(電通)2021年 日本の広告費https://www.dentsu.co.jp/news/release/2022/0224-010496.html (データ参照)
(InstaLab)WEB広告とは?特徴やメリットデメリットをわかりやすく解説
https://find-model.jp/insta-lab/online-ad/
(MOLTS)Web広告のすべて|14種類の特徴と施策を選ぶポイントを解説
https://moltsinc.co.jp/display-advertising/11053/#disupurei_guang_gao
(キャククル) 紙媒体とWeb(ネット)媒体の違いを費用対効果・広告効果の観点で振り返る
https://www.shopowner-support.net/glossary/framework/paper-web-advertising/
 (HONANDO)紙媒体だからこそできること。メリット・デメリット、今後の展望とは?
https://ccg-honando.jp/journal/journal-23/

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