20210317 血を吐きながらウマ娘と戯れていただけでーす！

すいようび。

本来ならば出勤するはずだったけれど、前日の夜からスーパーサイヤ人みたいな歯の痛みが襲ってきたので電話で有給取得の申請をする。有給を申し出て渋い顔をされるような職場ではないけれど、今の僕の仕事のなさも手伝ってか、いつも以上にスムーズにすんなり休みを取れたような気がした。もっとも、電話で話している間も歯の痛みに意識が4割くらい割かれていたので気のせいかもしれない。

幸い、家から徒歩1分かかるかどうかくらいのところに歯医者さんがあったのでそこへ駆け込むことにした。予約とかしていないけど、多少待たされるのは覚悟していくしかない。そもそも急に痛くなったんだから予約とかしようがなくない？なんでもいいからこの痛みを消してください！おなしゃす！なんでもしますから！！

‥‥なんていう気持ちで向かったら、存外あっさり受けて入れてくれた。そういうものなのか？歯医者さん初めてだからわからない。

歯を見せたら、“うわー完全に穴あいちゃってるよ！これは痛いわ！抜きます！○○持ってきて！！”とものすごいスピード感で歯が抜かれることになった。それで痛みが治まるなら抜くでもなんでもいいんだけれど、歯医者さんってそんなにスピード感ある感じなの？

勝手なイメージでは何回も通院していくなかで好感度ゲージを上げていって、正しい選択肢を選べていたら5回目か6回目の通院でやっと好感度ゲージが基準を満たして歯を抜いてもらうイベントが発生する‥みたいに思っていたんだけど、それはただの僕の幻想だったのかな。

なんかいろいろやられたけど正直よくわからない。ただ、とりあえず歯を2回抜かれたということはわかった。歯を抜くのは痛いとは聞いていたけれど、全然耐えられる痛みだった。やっぱり外傷系の痛みはそれなりに大丈夫っぽい。虫歯とか臓器損傷みたいな内部破壊系の痛みはたぶん耐えられない。臓器損傷したことは幸いにもないから想像の話だけれど。

歯を抜いたら痛みがウソのように治まった。まぁ歯を抜いたこと自体の痛みはあるんだけれど、痛みの性質が変わったというか。性格の悪い痛みは去ってくれた。

代わりにというわけでもないけれど、血がドバドバ出てきた。苦手な人ごめんね。20分くらい脱脂綿を噛まされる。脱脂綿を噛みながら、いろいろな説明をされる。この薬をこのときに飲んでねとか、痛くなったらこれを飲んでね、痛み引かなかったら追加で2錠まではいいよ、とかそういうやつ。

口内が血の味だろうが、昨日の痛みに比べたら全然不快じゃない。歯医者さんってすげー。明後日の夜に消毒？に行かなければならないらしいので、また再度通院することに。

今日はあまり血行が良くなるようなこと(運動とかお風呂とか)はするなということだったので、引っ越し準備も少しおやすみして、ひたすら家で横になりながらウマ娘をやっていた。

スペシャルウィークさん‥‥はぁ‥‥‥。幸せになってほしいし、幸せにしてあげたかったよ‥‥。URAファイナルズというレースで優勝することを目指してウマ娘たちを育成していくんだけど、このレースに勝つのが普通に難しい。この画像のスペシャルウィークさんで初めての育成をしたんだけど、URAファイナルズどころか、そのまえの有馬記念で負けてしまった。初育成ということもあって、あんまり攻略見たりとかせずに感覚でやっていたんだけど、感覚だけだとどうにもならない部分があるのかな。サポートカードのレベル上げとかも一切しないままで育成はじめちゃったからそれもあんまり良くなかったのかもしれない。

食いしん坊な元気系まっすぐキャラでかわいい。

パクリだなんだというつもりは全くないけど、育成システムはアイドルマスターシャイニーカラーズに似ている部分が結構多いからそれなりにとっつきやすかったかも。

スペシャルウィークさんを育成してからも少し時間があったので、次はシンボリルドルフさんでチャレンジ。結局はURAファイナルズの予選で負けてしまったんだけれど‥‥いやーいい娘だなルドルフさん‥‥。いや、みんないい娘なんだけどね。ここからちょっとネタバレっぽいことを書くかもしれないので、見たくない人はお気をつけください。

ここまでスクロールしたってことは大丈夫だよね？

シンボリルドルフさんは“皇帝”の異名を持ち、トレセン学園でも生徒会長を務めて生徒の中心に立って活躍している。とにかく自分に厳しく、他人に優しい人(ウマ？)で、生徒会の業務を中心に骨身を惜しまずにまわりの人(ウマ？)のために尽力する。

ただ、まわりへの優しさと自分への厳しさが過剰なきらいもあって、見ていてなんか危ういんだよね。生徒会で問題が起きたりすると、問題に関係する当事者を庇い、管理者である自分の力のなさを憂う‥‥みたいな展開がとにかく多い。あれだけ誰に対しても優しくいられるのに、自分に対してだけはそれができないという不器用さ、みたいなものをずっと感じさせられるストーリー。

またシャニマスの例えで申し訳ないんだけれど、シンボリルドルフさんに感じる危うさってなんとなく白瀬 咲耶さんに感じるそれとかなり近い気がしているんだよね。シャニマスとウマ娘を両方やっている人がいたら、そう思うんじゃないだろうか。いや僕がおかしいだけかもしれないけど。

そうして自分をどんどんと追い込んでいってしまうシンボリルドルフさんがまわりの生徒会メンバー(エアグルーヴさん、ナリタブライアンさん)とどう関わっていき、どう変化していくのか‥‥っていうあたりが描かれているのでぜひやって見てください！そのためにはまずシンボリルドルフさんをガチャでひかなければならないんですが‥‥

口の中に血の味をさせながらウマ娘を育成して1日が終わった。今日僕が出勤しなかったこと、きっとまわりは新生活準備のためだと思っているに違いない。けど残念でした！血を吐きながらウマ娘と戯れていただけでーす！